トランジションタウン小金井・ニュース(第9号2013.09.01)

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Transition・Town・Koganei・News 9月号
トランジションタウン小金井・ニュース(第9号 2013.09.01)
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TTKつながりのみなさま 残暑お見舞い申し上げます。

TTK共同代表の梶間 陽一です。

今年9回めのメールニュースをお送りします。

このTTKニュースは毎月、月初めにお送りする予定です。

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TTKニュース 目 次
1、トランジション夏まつり2013@遠州TT、報告
2、たまら・び、未来のまちセッション、報告
3、トランジション・ハンドブックからのメッセージ
4、TT Bar と ポット・ラック・シアター
5、編集後記
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1、トランジション夏まつり2013@遠州TT、報告

8月10日、11日と浜松(遠州)で行われたトランジション夏まつり2013@遠州TTは、延べ600人のTT仲間が集い、暑〜い熱波の中(39.4C)、それに負けない熱さのお祭りが展開されました。
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静岡県浜松市さくま浦川キャンプ村への入口の吊り橋
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TTつだぬまのポールさんとも久しぶりに再会した!
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川遊びの出来る美しい川は、冷たくて透明度バツグン!

遠州TTのみなさんの献身的なサポートがありがたかったです。
動画記録をまとめたので、ご覧ください。

a、夏フェスに向けて、ロブ・ホプキンス氏(TT創設者)からのメッセージ(必見!)

b、トランジション夏まつり2013@遠州TT(お祭り全体のダイジェスト版)

c、米国、ポートランド「City Repair」プロジェクトWS(ソーヤー海くん/TT杉並)

d、英国、トットネス最新情報WS(榎本ヒデさん/TJ創設者/TT藤野)

e、藤村靖之さん(非電化工房主宰)TTな人たちへのメッセージ

f、吉田俊郎さん(TJ共同代表/TT南阿蘇)エンディング・メッセージ



2、たまら・び、未来のまちセッション報告

たましん(多摩信用金庫)の発行する地域情報誌「たまら・び」の開催する「まちの未来セッション」(8/25)に参加した。
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東京学芸大の教室で行われた「まちの未来セッション」

いきなり車座のランダム自己紹介に始まり、ワールドカフェで「どんな小金井をつくりたい?」と来て、次のワークでは、オープン・スペース・テクノロジーを使って、「どんな未来に向かいたいか」とのお題で、これはまるでトランジションのイベントではないか、と錯覚するくらいの高濃度の白熱したディスカッションが展開された。
参加者も、学芸大の教授やJRの方、J-comの方、様々なNPOや市民の方々と多彩で、みなさん、個性的で積極的な方が多く、みのり多い会合でした。今後の展開が楽しみです。
たまら・び小金井特集号は、2014年1月に発売される予定です。
http://www.keyaki-s.co.jp/lavie/


3、トランジション・ハンドブックからのメッセージ

2011年の震災直前に翻訳されたが、紆余曲折あって、今年5月に出版されたトランジション・ハンドブックは、トランジション活動のバイブルとして、理念から実践までの幅広い知識と知恵のリソースとして、私たちの活動を支える今の所、唯一の書物である。
この書から、有益なテキストを抽出して、私たちの思考と実践の礎(いしずえ)としたい。
http://transition-japan.net/wp/archives/503

あなたの町がまだトランジション・タウンでないなら、ここに案内書があります。私たちに時間はほとんど残っていませんが、やらなければならない事はたくさんあります。
リチャード・ハインバーグ(教育者、資源問題の専門家)
http://integraljapan.net/wordpress/suzuki/?p=176

トランジション運動の立案者本人によって書かれたこの本は、すべての人にとっての緊急必読書である。ピーク・オイルに顕微鏡の照準を合わせ、多くの人たちが確信していることがある。
それは最後のエネルギー危機到来以前に、私たちがコミュニティにレジリエンス(復元力)を回復させるには時間はほとんど残っていないということだ。子供を大事に思うすべての人、そして将来、石油がなくなった後にも人類の文明の実現を願うすべての人にとって、これは重大で、非常に急を要する事態なのだ。
ジェレミー・レゲット(ソラーセンチュリー社、ソラーエイド創設者)

※ピークオイル情報
http://post-peakoil.com/

トランジションという捉え方は、私たちの時代の重要な思想のひとつだ。ピーク・オイルと気候変動を考えると気が重くなり、何もやる気がしなくなってしまいがちなのだが、トランジションの取り組みでは、人の心を奮い立たせ、罪悪感ではなく希望の力、不安ではなく楽観的な気持ちの力を使って前に進んでいる。そこが私は好きだ。『トランジション・ハンドブック』は、石油時代の末期に登場し、時代を動かした本の一冊として、また、やさしい手を差し伸べて私たちを助けてくれた本、地域に密着し、人間味にあふれ、最終的には滋養の高い未来へと私たちを移動させてくれた本として、記憶されることになるだろう。
パトリック・ホールデン(英国土壌協会会長)

ロブ・ホプキンスは、私たちがどうしたら、地球と人間を死に追いやる混沌とした現在の都市や町を、生態学的に持続可能な新しいシステムをもつ都市と地域に変えられるかを非常に丁寧に示してくれた。本書はただの理論的マニュアル本ではない。コミュニティ全体で進路を変更するという重要な課題を担って活動する彼のチームの画期的な体験を基に書かれている。本書は、自然に限界があることを尊びながら、コミュニティが安らぎと喜びを共通の目的として暮らす未来世界への生き方を示すガイドブックだ。生態学的な持続可能性を目指して変革をすすめるコミュニティには、本書以上に重要な書物はない。
ジェリー・マンダー(インターナショナル・フォーラム・オン・グローバリゼーション創設者)

低炭素社会とは、地球が宇宙で唯ひとつの私たちへの贈りものなのかもしれないと思える社会であり、私たちがそこに生まれたことを言葉に表せないほど誇りに思えるような社会です。
それはあの六度の悪夢のシナリオーーそこから人類が目覚め、手遅れになる前に避けることのできたあの悪夢のシナリオを、ゆっくりと振り返ってみることのできる社会でしょう。何よりも、そこは生き残りを果たして繁栄した社会であり、氷床や熱帯雨林、そして豊かな文明などの壮大な地球の遺産を継承し、それを数え切れない世代と未来の遥か彼方に伝えることのできる社会のように思えます。
マーク・リナス(作家、ジャーナリスト、環境保護活動家)

+WEBからの抜粋
もうひとつ大事なことがレジリエンス。回復力、復元力ですが、私は何があっても立ち直れるしなやかな強さと訳しています。日本では知られていませんが、世界的にはサスティナビリティの次にレジリエンスとなっています。で、大震災の後には停電になったら何も動かない。何が問題なのだろうと、3.11から見ていくと、まず、他から来るものに依存していた。
二つ目が一つのことだけに効率がよいので頼っていた。そして、外とのつながりがなかったのです。この三つがあると思いました。レジリアンスの鍵はある程度の自立です。二つ目は、一つではなく多様なものに頼る。三つ目が外とのつながりをゆるやかに作っておく。
これが、家庭にも地域にも重要だと思っています。
それぞれの地域性とか集まる人々の個性や文化や歴史を織り込んで、世界中に広がりつつあるトランジションタウンは「希望の灯し火」です。
枝廣淳子(環境ジャーナリスト)



4、TT Bar と ポット・ラック・シアター

今月のTT Barは、9月5日(木)19:00から新小金井駅前のWESTで行います。
http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm
内容は、「第25回武蔵野はらっぱ祭り」への出店内容、15日に開催する初のポット・ラック・シアター、各ワーキング・グループの進行報告、春さん主導の第二回、トランジション・ハンドブック読書会、などです。みなさん、奮って、御参加くださいね。

ポット・ラック・シアターは9月15日(日)、15:00から公民館本館4階、視聴覚室で行う一品持寄りの仲間内上映会です。手づくりの一品や買ったものでもお酒でもなんでも可。
マイ食器、マイ・カップ、マイ箸、持参でお願いします。ゴミは全て持ち帰りましょう。

上映内容は、
『ジ・エンド・オブ・サバービア~郊外生活の終焉・石油枯渇とアメリカンドリームの崩壊~』
グレゴリー・グリーン監督作品(2004年/44分/アメリカ/デジタル上映/ドキュメンタリー)
石油の発見は、産業革命を加速し、アメリカを起点とするモータリゼーションを生み出し、人々は郊外に新居を構える郊外生活にあこがれ、都市から流出していった。
しかし21世紀に入り石油の枯渇が明確になって、もはやこれまでの郊外生活が、続けられるという幻想は完全に打ち砕かれた…。(上映協力:足温ネット)

『パワー・オブ・コミュニティ~コミュニティの力・キューバに学ぶ思いやりと分ち合いの世界~』
フェイス・モーガン監督作品(2006年/53分/アメリカ/デジタル上映/ドキュメンタリー)
1991年に起こったソヴィエト連邦の崩壊は、キューバに石油の枯渇という壊滅的な危機をもたらした。停電や飢餓、輸送の崩壊の危機に対して、人々は買い占め禁止や平等な食料配給、都市農業やパーマカルチャー、独自の移動手段を編み出し、奪い合うこと無く、助け合って生き延びたのだった。

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5、編集後記

遠州のさくま浦川キャンプ村で行われたトランジション夏まつり2013には、国内外から延べ600人のTT実践者が参加した。
TTつだぬま、TTアルバニー(米国)、TT鎌倉、TT茅ヶ崎、TT小金井、いるかヴィレッジ(TT豊橋)、TT大阪、TT森町、TTおきなわ、TT藤野、TT渋谷、TT葉山、イイから号、TT桐生、TTたま、TTよこはま、TT南阿蘇、英ケンブリッジ大学、TT杉並、遠州TTらの人々が一同に顔を合わせた。

また先月、訪れた先進のコミュニティである『アズワン・コミュニティ鈴鹿』の方が参加してTT鈴鹿の立ち上げを宣言してくれた。心強い仲間が一気に増えた。その他にも、初参加で立ち上げ宣言してくれたのが、TT町田(仮称)、TT函南(仮称)、TT太田(仮称)であった。

こうして一同に集まり、それぞれの活動を認め合い、讃え合うことが何よりも大切だ。私たちの活動はまだまだマイノリティであり、ともすれば社会のメインストリームに押しつぶされそうになることもあるからだ。多くの人々の意識を変化させるには、持続した活動とより多くの賛同者が必要なのだ。こうした機会はその体験と確信を強めてくれ私たち自身をエンパワーメントしてくれる。祭りで上映されたロブ・ホプキンス氏からのメッセージは感動的だった。(必見!)


編集責任者 梶間 陽一
トランジションタウン小金井 共同代表
http://ttkoganei.exblog.jp/
http://www.tt-koganei.com

NPO法人トランジション・ジャパン理事/映像ワーキング・グループ
http://www.transition-japan.net/
http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html

映像作家
TheResisTV(YouTube)
http://www.youtube.com/my_videos
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by ttkoganei | 2013-09-01 10:56 | TTNews
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