トランジションタウン小金井・ニュース(2014.3.2)

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Transition・Town・Koganei・News 3月号
トランジションタウン小金井・ニュース(2014.3.2)
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TTKニュース
1、TT鎌倉の映像作品がNPO映像祭最優秀賞受賞
2、3月のTT BAR
3、セヴァン・スズキのLOVE IS THE MOVEMENT
4、ポット・ラック・シアター
5、ハケのぼちぼちハウス
6、NPO現台座「約束の水」公演の報告、& 関連番組
7、シリーズ『言霊の巣』
8、編集後記
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1、TT鎌倉の映像作品がNPO映像祭で最優秀賞受賞

TT鎌倉のトコさんが制作した「鎌倉あるもの探し」が、「かながわNPO映像祭」で最優秀作品に選ばれました。トコさんは、TVK(TV神奈川)のディレクターとしても活躍しています。
DVD「日本のトランジションタウン事例集2012」のTT鎌倉やTT葉山の部分も担当しています。
TT鎌倉の楽しい雰囲気がよく表現されている素晴らしい作品です。ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/photo.php?v=658907820835309&set=vb.330547577004670&type=2&theater


2、TT BAR

3月のTT BARは、3月6日(木)、19:00から新小金井駅前喫茶WESTで行います。
●TT BARの様子
http://ttkoganei.exblog.jp/20176577/

内容は、環境フォーラム展示について、ポット・ラック・シアター、「ハケのぼちぼちハウス準備会」報告、「トランジション・ハンドブック」読書会、ATM大阪報告、TTK春の遠足などです。
初めての方も大歓迎です。奮ってご参加ください。
お問い合せは、irukarma★gmail.com 梶間まで。(★を@に換えてお送りください)
喫茶WEST
http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm


3、セヴァン・スズキのLOVE IS THE MOVEMENT(2月15日)

セヴァン・スズキは、1992年のリオ・デ・ジャネイロで開催された地球サミットに12歳の時、自費で参加して、伝説のスピーチを行った環境活動家です。
今では二児の母となり、素敵な女性となり、深い味わいのあるスピーチをしてくれました。
あれから20年後の地球サミットも参加してきて、こう語りました。
「すべての政治家は巨大企業の手のひらの上にいて、もう市民のために有益な政治を行う力も志も失っています。これからは私たち市民が自らの力でローカルに変化をもたらすのです」と。
そしてトランジションタウン運動の紹介をしてくれました。
https://readyfor.jp/projects/sev2014

第二部のワークショップで出会った宮武さんは、東久留米で自然食のコミュニティ・レストランを始めた方で、私はここに参加していろいろ話を聞いて、興味を持ち、2月22日に行ってきました。
その日はライブをやっていて、満員でしたが、とてもアットホームな暖かい雰囲気のお客さんで賑わっていました。ハケのぼちぼちハウスの参考に一度、見学会をしたいと考えています。
「YOUR BIG FAMILY」
http://www.yourbigfamily.org/


4、ポット・ラック・シアター

◯3月のポット・ラック・シアターは、3月23日(日)18:30から公民館本館4階、家事実習室で行います。今回のホストは、佐野ちゃんでTT世田谷のイベント、世田谷エネルギーシフト みんなの未来の教室 「エネルギーは電気だけじゃない。探してみよう!身近なエネルギー」に参加して、講演部分を撮影して約2時間のDVDにしてくれました。
講演は、保坂展人・世田谷区長で、デンマークを視察して来て、エネルギーシフトの取り組みを紹介してくれます。
もう一人はあの「雨デモ風デモハウス」(現:環境楽習館)の設計者・黒岩哲彦さんです。

日時:3月23日(日)18時30分~21時30分(22時には完全撤収) 
映像を観ながら食事、終わったあと感想などをシェア
場所:小金井市福祉会館4F 家事実習室 
http://members.jcom.home.ne.jp/koganeishi-syakyo/building/map.html

持参するもの:食べ物や飲み物など、一人一品以上、(今回は食器はあります)
参加費:カンパ制(ポット・ラック・シアターのDVDアーカイブに使用します)


5、ハケのぼちぼちハウス準備会Vol.3報告

ハケのぼちぼちハウス準備会は、三田の家の活動に触発されて、小金井にも作りたい有志が集まって始めました。
たまら・びのまちの未来セッションでお会いしたご縁から生まれた「ハケのぼちぼちハウス」準備会ですが3回目は、まだ残雪の残る学芸大の素敵な薪ストーブのある若草研究室に15名が集いました。
環境フォーラムの展示についてなどが話し合われました。
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次回は、3月28日(金)19:00からの予定です。


6、NPO現台座「約束の水」公演のご報告、& 関連番組

NPO現代座の「約束の水」公演を見て来ました。素晴らしかったです。感動して何度も涙が流れました。
まるでトランジションの世界を体現しているようなストーリーでした。無人となったかつての故郷の里山に一人で訪れては、昔の記憶を辿って、表札を立てている老人の姿に心を打たれました。日系2世の訪問者のために彼は劇的に記憶を蘇らせます。そして反対していた家族までもが協力して、約束の水を見つけ出すのです。演劇は映画の100万倍のパワーがあると思いました。こういう表現方法もあるという一つの提案です。
もう一つ、最近、TTK仲間たちが話題にしているNHKの里山資本主義が、この演劇ともリンクしているのでシェアーします。NHKエコチャンネル「里山資本主義」
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html


7、シリーズ『言霊の巣』

以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年間かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。


コトダマノス

ココハ愚者ノアソブトコロ

賢者モキタリテ アソブベシ



大和の国は 言霊の助くる国ぞ

磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ 

= わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。

万葉集(巻十三)  柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ)


『言霊の巣』テキスト−10 「杖」

私は実験によって、少なくとも次のことを学んだ。もしひとが、みずからの夢の方向に自信をもって進み、頭に思い描いたとおりの人生を生きようとつとめるならば、ふだんは予想もしなかったほどの成功を収めることができる、ということだ。
そのひとは、あるものは捨ててかえりみなくなり、風に見えない境界線を乗り越えるようになるだろう。
新しい、普遍的でより自由な法則が、自分のまわりと内部とにしっかりとうち立てられるだろう。
あるいは古い法則が拡大され、もっと自由な意味で自分にとって有利に解釈されるようになり、いわばより高次の存在からの認可を得て生きることができるだろう。
生活を単純化するにつれて、宇宙の法則は以前ほど複雑には思われなくなり、孤独は孤独でなく、貧乏は貧乏でなく、弱点は弱点でなくなるであろう。
たとえ空中楼閣を築いてしまったとしても、その仕事が無駄になるわけではない。
もともと楼閣は空中に築くものなのだ。今度はその下に基礎をかためる番である。

むかし、クールーの町に、完璧を志して精進するひとりの芸術家がいた。
ある日、彼は一本の杖をつくることを思いついた。不完全な作品は時間に左右されるが、完全な作品は時間とは無関係であると考えた彼は、「よし、おれの一生でほかになにひとつ達成できなくてもかまわないから、あらゆる点で非の打ちどころのない杖をつくることにしよう」と、ひそかにつぶやいた。
彼は、この目的にふさわしくない材料は断じて使うまいと心にきめて、さっそく木を探しに森へ出かけた。
枝木を一本一本調べては捨てているうちに、友人たちはつぎつぎと彼のもとを去っていった。
彼らは仕事をしているあいだに年を取り、死んでしまったのに、彼のほうはわずかなりとも老いることはなかったからである。その目的と決意の一徹さ、および信仰心の高揚が、本人も気づかぬあいだに、永遠の青春を彼に与えていたのであった。「時間」と妥協しなかったおかげで、「時間」のほうが彼を避けたのだ。彼をうち負かすことができなかったので、「時間」は遠くからため息をついているほかはなかった。

どこから見ても杖にふさわしい木の幹を、男がやっと探しあてたころには、クールーの町はすでに蒼然たる廃墟と化していた。彼はある塚の上に腰をおろして樹皮をはがしにかかった。杖のかたちをまだうまくととのえないうちに、カンダハル王朝は終わりを告げた。彼は棒の先でその一族の最後の者の名を砂に記し、それからふたたび仕事にとりかかった。杖をなめらかにし、磨きをかけ終えるころには、カルパなどはもう時間の指標ではなくなっていた。彼が杖に石突と、宝石で飾った頭をとりつける前に、ブラフマンはいくたびも目を覚まし、眠りについた。それにしても、私はなぜこんな話を長々とつづけているのだろう?
彼が作品に最後の仕上げを施したとき、杖は突然みるみる大きくなり、仰天しているこの芸術家の目の前で、ブラフマンのあらゆる創造物のなかにあって、ひときわ美しい作品となったのである。彼は杖をつくることによって、ひとつの新しい宇宙を、完全な美しい均整をもった、ひとつの世界を生み出していたのであった。
古い都市や王朝はつぎつぎと滅び去っていったが、それよりもはるかに美しく輝かしい都市と王朝が取って代わったのだ。こうして彼はいま、足もとに堆く積まれた、まだ新しい削り屑を見て、自分と自分の作品にとっては、それまでの時間の経過が単なる幻想にすぎなかったこと、ブラフマンの脳からとび散ったひとかけらの火花が、人間の脳の火口の上に落ちて発火するのに必要な時間しか経過していなかったことを悟ったのである。材料は純粋であり、彼の技術も純粋であった。結果がめざましいものであったのは当然ではないか?
ものごとの表面をいくらとりつくろってみたところで、結局、真理ほどにはわれわれの役に立ちはしない。真理だけがよく持ちこたえるのである。

われわれの目をくらます光は、われわれにとっては暗闇である。われわれが目覚める日だけが夜明けを迎えるのだ。新たな夜明けが訪れようとしている。太陽は明けの明星にすぎない。

森の生活〜ウォールデン〜 より/ヘンリー・デイヴィッド・ソロー/岩波文庫

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8、編集後記
昨年11月から参加していた「まちエネ大学」が終了した。最終会は、事業プランのプレゼン大会でTT世田谷のAさんは、エネシフト×街づくり、TT遠州のOさんは、里山でオフグリッド住宅づくり、のコンセプトで力強いプレゼンをやっていた。私はチーム半農半電に参加して、チームリーダーのNさんのプレゼンを見守っていた。結果的に反響が大きかったのは、里山オフグリッドと半農半電だった。
TT世田谷のAさんもTT遠州のOさんもトランジションという言葉は一言も発しなかった。しかしながら意図していることはまるでトランジション的な試みだ。社会に浸透して行く、融合して行くというのはこういうことなのかもしれない。つまりもう言葉を使わずとも方法論として実践されてゆくということ。
トランジション的な事業や生活や生き方が当たり前になった時、トランジションという言葉は必要なくなるのかもしれない。しかし道のりはまだ遠くて、明日のことさえ予測出来ない。(笑


以上、長文お読みいただきありがとうございます。

編集責任者 梶間 陽一
トランジションタウン小金井 共同代表
http://ttkoganei.exblog.jp/
http://www.tt-koganei.com

NPO法人トランジション・ジャパン理事/映像ワーキング・グループ
http://www.transition-japan.net/
http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html

映像作家
TheResisTV(YouTube)
http://www.youtube.com/my_videos
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by ttkoganei | 2014-04-06 12:59 | TTNews
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