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謹賀新年2015年

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★新年 明けまして おめでとう ございます★


★A Happy New Year ★


★本年も 宜しくお願いいたします。


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TransitionTown・Koganei・News 1月号

トランジションタウン小金井・ニュース(2015.1.1)

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TTKニュース

1、2014年トピック(2014年の振返り)

2、リ・エコノミー・シンポジウム in 浜松 報告

3、TTK ドコカフェ第3弾、報告

4、つながりの杜 En ワーキング・グループ報告

5、ハケのぼちぼちハウス準備会Vol.13報告 (合同忘年会)

6、NPO法人認証記念イベント 報告

7、TT Bar

8、内なるトランジション/その八:「 除外 から オープン、包括 へ」

9、何気に「俳句」登場

10、シリーズ『言霊の巣』

11、編集後記

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1、2014年トピック(2014年の振返り)


2014TTK活動トピック(重要かつエポック的出来事)


◯1月「いのちの種を未来に」野口勲氏講演会(野口種苗研究所代表)

かつて日本の農家は、各地の風土に合った多種多様な種を自家採取した「固定種」が野菜作りの中心だった。しかし最近は、「F1種」が野菜作りの主流になってきたために種取りがされなくなり「固定種」が途絶えてしまうような状況になっている。

このことは私たちの暮らしや生活にどのような影響をもたらしていくことなのかを考える。

●「いのちの種を未来に」講演ダイジェスト動画(制作:TTK、約48分)

http://youtu.be/lYf29p2HvS0


野口種苗研究所

357-0067 埼玉県飯能市小瀬戸192-1 tel.042-972-2478 fax.042-972-7701

<mailto: tanet@noguchiseed.com> TANET/野口のタネ

<http://noguchiseed.com> ホームページ担当者/野口 勲


◯2月 多摩地域情報誌「たまら・び小金井特集号」完成

たましんが提供している地域情報誌「たまら・び」にTTKメンバーが市民ライターとして参加し、完成記念イベントで、たまら・びの出来上がるまでを、写真でつづった映像作品「メイキング・たまら・び」(梶間制作)を披露しました。この集いで集まった市民グループのコミュニティがMLで残りました。

メイキングたまら・び(3分36秒)

http://youtu.be/zYSjxzI-iM4


◯3月 TT鎌倉の映像作品がNPO映像祭で最優秀賞受賞

TT鎌倉のトコさんが制作した「鎌倉あるもの探し」が、「かながわNPO映像祭」で最優秀作品に選ばれました。トコさんは、TVK(TV神奈川)のディレクターとしても活躍しています。またDVD「日本のトランジションタウン事例集2012」のTT鎌倉やTT葉山の部分も担当しています。TT鎌倉の楽しい雰囲気がよく表現されている素晴らしい作品です。ぜひご覧ください。

●トランジション・タウン鎌倉紹介映像(3分00秒)

https://www.facebook.com/photo.php?v=658907820835309&set=vb.330547577004670&type=2&theater


◯4月 小金井市環境フォーラム2014展示終了

環境フォーラムの展示、及びシンポジウム「見つめよう!みず・みどり・いきもの・ひと」が終了しました。市内外の環境活動団体約30団体が活動内容の展示をしました。TTKでは、べるさんが描いた2030年の小金井市「みんながつながる街」のイラストを展示しました。これは大好評でしたので動画を制作しましたので、ご覧ください。

2030TTKビジョン「みんながつながる街」(2分46秒)

http://youtu.be/QPk8JUo5DgA


◯5月 TT藤野のWグッドニュース、

その一、GreenTV Japanが、西武信金の助成で、TT藤野のPV映像を制作しました。トランジションの活動についてわかりやすく説明されています。

●世界中で広まる市民運動 トランジションタウン~トランジション藤野(5’20"

http://www.japangreen.tv/ch09community/12237.html


その二、ダイアモンド社のビジネス情報サイトで、TT藤野の記事が掲載されました。藤野の歴史やPCCJ、シュタイナー学校の設立など詳細な成り立ちがわかります。TT藤野は、葉山、小金井と日本で最初に同時期に始まったTTの中でも、より発展していますが、その根拠や理由がよくわかります。

http://diamond.jp/articles/-/51614


◯トランジションタウンの仲間たち

3月に行われたオール・トランジションタウン・ミーティング・イン・大阪でのスライドショー上映用に各地のTTから送ってもらったTT活動の記録写真を、TT南阿蘇の成田千穂さんの歌うトランジション・ミュージック(敬意を込めてこう呼んでます)に合わせて、編集しました。

●トランジションタウンの仲間たち/♪ここは天国(5分33秒)

http://youtu.be/y_53G7MMrms


◯5月のポット・ラック・シアターは、こがねい市民発電と共催で

映画「シェーナウの想い」の上映会を行いました。

https://www.facebook.com/tsunagarinomorien?ref=ts&fref=ts

映画「シェーナウの想い〜自然エネルギー社会を子どもたちに〜」

この映画は、ドイツ南西部、黒い森の中にある小さな町シェーナウ市の住民グループがチェルノブイリ原発事故をきっかけに「自然エネルギー社会を子どもたちに」という想いから、ドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるまでの軌跡を綴った素晴らしいドキュメンタリーです。

2008年制作 上映時間60分

監督:フランク・ディーチェ/ヴェルナー・キーファー

日本語翻訳:及川斉志

http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/eiganaiyou.html

上映後、ミニ解説があり、解説はドイツのエネルギー政策に詳しい、小金井市内在住の弁護士、千葉恒久さんでした。


◯ハケのぼちぼちハウス準備会Vol.6報告

ハケのぼちぼちハウス準備会は、三田の家の活動に触発されて、小金井にも作りたい有志が集まって始めました。今回は、藤野育ちのミュージシャン&アーティストannasekaiちゃんをゲストに呼んで、投げ銭ライブをやってもらいました。ほんわかとしてみんなに元気をもたらす素敵なライブでした。

●♪ハケぼちLIVE(annasekai)※ハケぼち初のライブです!

http://youtu.be/853DNcmEPa8



◯6月 TTK春の遠足「大山千枚田の田植え」

TTKのべるさんが3年前まで働いていた「大山千枚田保存会」の田んぼに行って田植えをしました。美しい棚田の景観の中での田植えは、楽しく、また原点に回帰するようで癒されました。鎌倉時代から営々と営まれてきた里山の自然の芸術です。

http://www.kamonavi.jp/ja/shisetsu/SPNG0001.html

●TTK春の遠足/大山千枚田の田植え(3分13秒)

http://youtu.be/ox3bsqjUVbQ


◯つながりの杜 E n の農作業開始

東京学芸大学のご協力で、学芸大の農地を貸していただけることになりました。TTK有志と他の市民で、田んぼの代掻きや畑のうね作り、種まきなどを行いました。ICU(国際基督教大学)の学生さんたちも参加して、コラボも始まりました。詳しくはフェイスブックをご覧下さい。

https://www.facebook.com/tsunagarinomorien?ref=ts&fref=ts


◯7月 ドコカフェ(TTKワーキング・グループ)誕生!

ICUのえりかさんがTTKに参加して、彼女の気になるコミュニティ・カフェをみんなで見て廻るドコカフェ部が誕生しました。第一回は三鷹のサイレント・カフェへ見学ランチに行ってきました。店内は白を基調としたガーリーな内装で、ベジ丼やオリジナルのヨーグルトのデザートなどをとても美味しくいただいて来ました! 経営者の女性は営業の合間に我々の質問に快く答えてくれ、日本社会で聴覚障害を持つ方々が置かれている就労状況や商品開発の苦労などについてお話ししてくださいました。聴覚障害のある方がバックヤードではなく接客というお店の前線に姿を表すことで、私たちと同じ地域で生活しているのにこれまで不可視化されてきた人々と出会い直す場にもなっている気がします。(えりか)

詳しくは、Facebookで。TTKドコカフェ

https://www.facebook.com/groups/1428321327440425/?ref=ts&fref=ts

◯北海道での出会い。6月の終りに、Enowaの仲間と共に北海道に行って来ました。

北海道に移住して、持続可能な自由な生き方を模索して、実践して、楽しんでいる蝦夷地の現代の聖地を訪れてきた。どこに行っても、地に足のついた堅実で、まじめで、創造力を駆使して、楽しんでいる仲間たちと沢山出会った実り多い旅でした。

●札幌Cafetone(コミュニティ・カフェ)で出会った素敵な歌うコミュニティ

Cafe Tone Live美しの星(5分05秒)

http://youtu.be/5fm9DVFYYU0


◯8月 ♪オールトランジションミーティング&夏まつり♪in 信州上田

各地でトランジション・タウン(持続可能な暮らしやまちづくり)を進めている仲間たちが集い、お互いの活動紹介やワークショップ、トーク、パフォーマンスなどを通して交流し自分たちの足元から、あたらしい地域づくりや仲間づくりが一層楽しくしなやかに進むことを目指すお祭りです。

●トランジション夏まつり2014 in 信州上田(30分17秒)

http://youtu.be/5Du80ChazqY


◯9月 TTKドコカフェWG報告。

8月に我々が訪ねたのは谷保駅から徒歩5分の「やまもりカフェ」さん。「やまもりカフェ」さんは国立市にある地域交流スペース「やぼろじ」に併設された、心に美味しく体に優しいお食事を出してくれる素敵なお食事処です。加えて「やぼろじ」は、もともと空き家化していた古民家と日本庭園をリノベーションによってよみがえらせ、地域の異世代間交流の拠点として活用している空間です。広々としたお庭には小さな水辺や石橋まであり、なつかしくて心地良い空間でした。

訪問当日は親子向けのイベントデー「こども縁日」いうこともあり、ちびっ子やお母さん方が大勢集まって大賑わい。無添加ソースのやきそばや甘い焼きもろこし、オーガニックの焼きソーセージなどを頬張りつつ、木陰で楽隊の演奏に耳を澄ませたりシャボン玉を飛ばす子供たちを目で追ったりしていると、あっという間に時間が過ぎました。

私自身が熱中症でダウンしかけるほどの猛暑日でしたが、催しにはちびっ子とお母さんが大勢集まってかなり賑やかでした。ちびっ子店員さんもかわいかったですし、ご飯も美味しかったですよ〜

(えりか)

facebook page

https://www.facebook.com/groups/1428321327440425/?ref=ts&fref=ts


◯10月 10/19日の土と平和の祭典は、快晴のもと、お台場、潮風公園、太陽の広場で開催されました。トランジション・ジャパンのブースを出しました。TTKからは3人が参加しました。詳しくは次のレポートに掲載されています。

http://www.blog-headline.jp/agriability/2014/10/post_246.html

◯11月 11月1日(土)、2日(日)第26回武蔵野はらっぱ祭り(都立武蔵野公園はらっぱ)

TT小金井として4回目のブース出店をしました。初日はあいにくの雨でしたが、ロケットストーブの威力で人が集まりました。2日目は快晴で、シチューとワインが飛ぶ様に売れ、どちらも完売でした。生ゴミ・コンポスト(バクテリア・デ・キエーロ)、そしてTT府中がコラボして手作りの太陽熱温水器の展示やロケットストーブでの豚汁販売が出来ました。ポータブル太陽光発電システムづくりワークショップも成功しました!TTKの新パンフレットも好評でした。またTTKの創設メンバーのポールさんが千葉から来てくれて、TTKの活発な活動に感動してくれました。(涙!


はらっぱ祭り2014(動画3’00”

http://youtu.be/oWyVTKgKBTQ



◯11月16日、トランジション・シンポジウム2014@明治学院大学 報告

トランジション・シンポジム2014が終わりました。このイベントにエネルギーを注いで約1ヶ月半。大阪のUさんにチラシを作っもらって、都内のカフェや自然食品店を回ったり、懇親会の会場を探して白金台を歩いたり。持続可能な地域作りに関心が団体にメールしたり。当日手伝ってくれるスタッフを探したり。ていねいに作り上げようと決めていた今年のシンポジム、たくさんの人手を経て実現しました。さいごの海くんのワークで持ち帰った未来への種。参加したみなさんの地域で、芽を出し、花が咲き、実が成るのを想像できます。バリ(TTたま/TJ


写真&記事は以下のサイトでご覧ください。

*サステナ・ライフ: トランジション・シンポジウム 2014

http://www.blog-headline.jp/sustena/2014/11/post_111.html


週刊ダイヤモンドWEB版記事

相川俊英の地方自治腰砕け通信記:

地方創生の雄叫び空しく疲弊の一途を辿る地域社会

トランジション運動に託すリエコノミーの明日

http://diamond.jp/articles/-/62303


◯11月28日、次世代経済コンセプト「リ・エコノミー」講演会報告

トランジション活動の発祥地、イギリス・トットネスからリ・エコノミー運動の中心人物、ジェイ・トンプトさんをお招きして、リ・エコノミー活動の実例を聞きました。

大変ポジティブな取り組みで、小金井でも大いに参考になりそうでした。

ジェイさんも気さくで優しい方で、TTKメンバーと小金井市内を見学して楽しそうでした。

この講演会で得た気付きやアイデアが、今年、花開きますように!


◯つながりの杜 En ワーキング・グループ報告

113日(月・祝日)、学芸大学に残る貴重な足踏み式脱穀機を使って、稲の脱穀を行いました。

種もみが11kg収穫できました。これが、玄米8.5kgとぬか50gともみがら200gとに分かれます。最終的に、玄米のままで、2kg、白米(もち米)にして、6.5kgになりました。

玄米は、おにぎり、もち米は、お餅にしようと思います。


12月28日(日)にお餅つき大会を実施しました。

お天気も良く40人を超える方々に参加していただき、最高に幸せな時間を過ごしました。

今年3月からの小森研究室でのミーティングから始まり、このワーキンググループのコンセプトづくりから、【つながりの杜En】というネーミング、Facebookグループの作成、一年間の計画、種探し、全国各地の方々への協力のお願い、そして、田おこし、代かき、あぜぬり、田植え、稲刈り、脱穀、精米とひとつひとつのプロセスを楽しみ、無事に収穫し、今回のお餅という成果に結びつきました。この1年間の活動を通して、みなさまとのつながりが深まったことが何よりの成果だと思っています。今回も臼、杵、蒸し器、愛など、みなさまのご協力無しでは実現できませんでした。

本当にありがとうございました。

写真はフェイスブックでご覧下さい。 てる

https://www.facebook.com/tsunagarinomorien?ref=ts&fref=ts



2、リ・エコノミー・シンポジウム in 浜松


トランジション活動の発祥地、イギリス・トットネスから次世代経済コンセプト、リ・エコノミー運動の中心人物、ジェイ・トンプトさんをお招きして、TT浜松が開催したリ・エコノミー・シンポジウムの動画がアップロードされました。ご覧ください。

●リ・エコノミー・プログラムとは?(TT浜松制作、1時間40分)

制作:TT浜松@映像制作班、菊池直樹さん

https://www.youtube.com/playlist?list=PLNjdirosqDDotnboEQfMOfHZotyjxy_ol



3、TTK ドコカフェ第3弾、報告


12月5日、東久留米のYour Big Familyさんを訪ねて参りました。

Your Big Familyさんは予約制で少人数のお客さんをゆっくりもてなすスタイルで食事を提供しており、メニューは野菜や豆を中心としたヴィーガン(完全菜食)対応。味噌カツはおからで、クリームは豆乳で出来ています。ドリンクにもオーガニックビールや東北復興支援のための地酒が取り揃えられていました。

店内はリベラル系統の書籍がたくさんあったり、壁や棚に地域のイベントに関するたくさんのチラシやポスターがあったり、情報ハブとしても優れた多機能空間です。

しかも、リサイクルを兼ねたフリーマーケットを店舗の2階で開催していたり、小さめなお店ながらトイレはバリアフリーだったり、色々な観点から考えた上で社会的に望ましく人に優しいお店を築こうとしているのが伝わってくる空間でした。

TKメンバーはお酒も入って一足早い忘年会のようになりましたが、雰囲気の良いところで食事をすると会話も普段以上になごやかに弾むといいますか、良い意見交換もできました。改めて食事を人と共に囲むことの威力を実感した楽しいディナーでした。(えりか)

http://www.yourbigfamily.org/



4、つながりの杜 En ワーキング・グループ報告


12月28日(日)にお餅つき大会を実施しました。

お天気も良く40人を超える方々に参加していただき、最高に幸せな時間を過ごしました。

今年3月からの小森研究室でのミーティングから始まり、このワーキンググループのコンセプトづくりから、【つながりの杜En】というネーミング、Facebookグループの作成、一年間の計画、種探し、全国各地の方々への協力のお願い、そして、田おこし、代かき、あぜぬり、田植え、稲刈り、脱穀、精米とひとつひとつのプロセスを楽しみ、無事に収穫し、今回のお餅という成果に結びつきました。この1年間の活動を通して、みなさまとのつながりが深まったことが何よりの成果だと思っています。今回も臼、杵、蒸し器、愛など、みなさまのご協力無しでは実現できませんでした。

本当にありがとうございました。

今年は、さらにこのつながりを深め、地域のつながり(En)からの持続可能な社会を実現、未来の子どもたちのための地球を考え、TTKと共につながりの杜Enも活動していきたいと思います。

もっと肩の力を抜いて楽しくやります。(笑) 今年もよろしくお願いします。(てる)

写真はフェイスブックでご覧下さい。

https://www.facebook.com/tsunagarinomorien?ref=ts&fref=ts



5、ハケぼち&合同忘年会(TTK、ハケぼち、杜En、PLT、ドコカフェ、こがでん)


13回目は、忘年会を兼ねてTTKや他のワーキング・グループと合同で、12月28日(日)きたまちセンター(公民館貫井北分館)生活室で、「つきたてもちの調理と試食」などしながら昨年、最後の交流を楽しみました。いろんなメニューで楽しみました。カレーもちも好評でした。



6、こがねい市民発電のNPO認証開催イベントを開催/ソーラー映画上映会と浅輪さんのお話


こがねい市民発電が東京都からNPO認証されたことを受け、正式にNPO法人として活動を展開するキックオフイベントを12月21日、小金井市の前原暫定集会施設で開催しました。千葉のグリーンタートルズさんのご協力により、恐らく小金井市では初となる太陽光発電の電力だけによる映画上映会(『パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~』)を実現。さらには、世田谷みんなのエネルギー理事長の浅輪剛博さんによるエネルギー情勢から市民発電所の立ち上げまで、幅広いテーマをカバーした、中身の濃いお話をお聞きしました。予定の2時間はあっという間にすぎました。グリーンタートルズの竹内さん、川本さん、そして体調が万全ではないにもかかわらず駆けつけてく ださった浅輪さん、本当にありがとうございました。視野がさらに広がり、力強い励ましも頂いた気がします。(佐藤記)



7、TT Bar


新年のTT Barは、1月8日(木)、19:00から新小金井WESTで行います。

内容は、つながりの杜En、ハケのぼちぼちハウス、各ワーキング・グループからの報告と提案、チェンジ・ザ・ドリーム・シンポジウム、途中、TT藤野のヒデさんとスカイプMTG入ります。などで他にあれば提案をしてください。見学、初参加も大歓迎です。

喫茶WEST

http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm



8、内なるトランジション/その八:「 除外 から オープン、包括 へ」


私たちの環境や社会を変化させるためには、まず自分の内側(心や精神)が変化することが必要です。

他者を変える事は出来ませんが、自らが変化することで、結果的に他者が変容を起こすのです。

これが「内なるトランジション」の本質です。

いつも話題にはなるけど、具体的なイメージをつかめなかった「内なるトランジション」ですが、これをもっとわかり易い言葉や表現に置き換える試みです。


その八:「 除外 から オープン、包括へ」

異質なものをただ一つの個性として喜んで受け入れていく。心をオープンにして受け入れてゆく。すべてを包括して、抱きしめてゆく。するとそれらは溶け合わさって、水のごとく流れる。すべてを受け入れて、すべてを解き放ってゆく、すべてを流れのままに、心のままに。



9、日本の伝統文化=「俳句」シリーズ


俳句は世界一短い「詩」として、庶民の芸術として、古来から親しまれてきました。

私は、2年間程、句会の幹事をしたことがあります。

そして、俳句を通して、日本語の多様さ、多彩さ、奥深さを実感しました。

こうした日本の伝統的な文化や智慧に触れるのも、トランンジション活動に彩りを加えるでしょう。


毎月、季語のある俳句を一句ご紹介します。みなさんからの投句も大歓迎します。


1月(睦月)は「元日」(がんじつ)です。


◯「元日や 富士の裾野に 住むごとく」 寿美子(けやき句会出典)


意訳:新居で迎えた元日は、高層階で、ベランダから秩父の向こうに真っ白い富士山が良く見えた。




10、シリーズ『言霊の巣』


以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。今回は天才バッキーの言霊です。



コトダマノス


ココハ愚者ノアソブトコロ


賢者モキタリテ アソブベシ




大和の国は 言霊の助くる国ぞ


磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ 


= わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。


万葉集(巻十三)  柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ)




『言霊の巣』テキスト−21 「宇宙船地球号


「宇宙船地球号」に積み立てられた化石燃料は、自動車でいえばバッテリーに当たるもので、メイン・エンジンのセルフ・スターターを始動させるためにエネルギーを貯えておかなければならないものだ。だから私たちのメイン・エンジン、つまり生命の再生プロセスは、風や潮汐や水の力、さらには直接太陽からやってくる放射エネルギ−を通して、日々膨大に得られるエネルギー収人でのみ動かねばならない。

化石燃料貯金口座は、生命維持に必要な物質的エネルギーと精神を鼓舞し続ける超物質的な栄養物それぞれの水準を、これまで以上に効果的に高めていくような、そしてもっぱら太陽からの放射や月の引力が生みだす潮汐、風、降雨といった脈を打って生みだされるエネルギー、したがって動力に利用できるエネルギーのみで維持できるような、そんな生命と人類を支えるための新しい機構の建設のためだけに、この「宇宙船地球号」の上に準備されてきたものだ。

日々得られるエネルギー収入は、私たちの工業化されたメイン・エンジンやそれによるオートメーション生産にとっては、十分すぎるほど十分にある。熱帯ハリケーンで一分間に使われるエネルギーは、アメリカとロシアの核兵器すべてを合わせたエネルギーに等しい。

こういう枠組みが理解されてはじめて、私たちは天空が生みだす潮汐や暴風が生みだす集中的な風、雨、電力をこれまで以上に利用して、つねに宇宙を満喫し、そこを開発し続けていけるようになる。

「バッテリーに再充電する」より早く、つまり化石燃料が地球の球体の地殻のなかに持続的にためられていくより早く、化石燃料を消費する余裕は私たちにないのだ。私たちが原子炉からのエネルギーにもっぱら頼り、自分たちの宇宙船の本体や装備を燃やしてしまう愚さえ犯さなければ、「宇宙船地球号」に乗った全人間の乗客が、お互い干渉し合うこともなく、他人を犠牲にして誰かが利益を得たりすることもなく、この船全体を満喫することは十分実現可能なことだとわかっている。あまりにも近視眼的に未来を見通すこともなく、化石燃料や原子カエネルギーを濫用し開発していくことは、ちょうどセルフ・スターターとバッテリーだけで自動車を走らせるようなもので、バッテリーが干上がってしまえば、自動車そのものを構成している原子を連鎖反応で消費しはじめる以外、再充電はできない。

さて、なんで私たちには知的な能力と身体の拡張装備を生みだす才能が与えられているのか、そのこともわかった。私たちには人類を包括的に、また持続的に成功させていく能力が生まれながらに備わっており、またそれゆえの責任をもつこともわかった。頭と心の働きのちがいも習った。また、これも明らかになったことだが、人類に迷信や劣等感がつくられたのは、すべて、底知れぬ無学と無知という条件下、奴隷のように生き残らざるを得なかった昨日までの歴史のためであり、そこではもっとも冷酷で抜け目なく、つまりは獣のような連中しか生存を維持できなかったわけだけれど、そんな連中でさえ、可能な寿命の三分の一も生きられなかった。こう考えてくると、私たちには大がかりな教育の仕事があり、これはまったなしに、今すぐにも成功させなければならないことであることが了解できる。破滅に向かってきりもみ飛行を続ける人間を、知性で統御された力で引っ張り上げ、安全な水平飛行に戻して物質的にも超物質的にも成功させるために、これは大至急の課題なのだ。そんな水平飛行に移ってこそ、「宇宙船地球号」に居住する人間は、宇宙を探査するという自分たちの長所を生かすことができる。宇宙探査に対する人類の理解と反応が効果的なものであれば、人類は経験と思考、そしてそこから刺激を受ける駆動力の、まったく新しいぺージを開くことになるだろう。


Buckminster Fuller  バックミンスター・フラー 「宇宙船地球号 操縦マニュアル」より


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11、編集後記

年末の餅つき大会と合同忘年会(TTK、杜En、ハケぼち、PLT、ドコカフェ、こがでん)には40人以上の方が参加してくれて、大変、感激しました。お子様づれのご夫婦や引っ越してきたばかりの若いご夫婦もいたし、TTたまからも来てくれました。やはり餅つきはいいですね!

しかも自分達で田起こしからやって、水田を作り、田植えをして、稲刈りして、手動で脱穀してできた有機無農薬のもち米なんで、ほんとうにおいしかったし、食べごたえがありました。

その後の忘年会では、私の作ったカレー餅(というカレー雑煮)がけっこう受けてました。これで食べていけるかも、とまで、言われてしまいました。

天職(転職)につこうかな。年男のか〜ま(笑


★杜 E n 田んぼの一年が動画になりました!

●つながりの杜 E n の田んぼ The Movie

http://youtu.be/OR-cgUdeifk



以上、長文お読みいただきありがとうございます。


映像&編集責任者 梶間 陽一


映像作家

未来TV

ResisTV


トランジションタウン小金井 代表

http://ttkoganei.exblog.jp/

http://www.tt-koganei.com


NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事

http://www.transition-japan.net/

http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html



by ttkoganei | 2015-01-03 13:11 | TTNews
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