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トランジション・フリー・マガジン2016/12

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☆★TRANSITION FREE MAGAZINE~トランジション・フリー・マガジン☆★
★ 2016/12/1 (転送・転載・歓迎!)  ☆
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☆1、TT Voice「トランジションタウン安曇」
☆2、TT Voice「トランジションタウン府中」
☆3、トランジション・シンポジウム2016報告
☆4、映画「未来紀行」ポスター
☆5、ガイア・エデュケーション開催!
☆6、Transition Japanからのお知らせ
☆7、映画「Tomorrow」公開のお知らせ
☆8、トランジション・イマジナリー通信
★9、編集後記(X’mas Massage)
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☆1、TT Voice「トランジションタウン安曇」
11月26、27日と安曇野の視察に行ってきました。素晴らしい景色と歴史と可能性を感じました。(梶間)
以下TT安曇より。

11/26-11/27の2日間、TJのお三方、かーまさん、りょうさん、きらさんを安曇野市、松川村、池田町、大町市をご案内しつつ、TT安曇のメンバーと交流を楽しみました。
持続可能な地域づくりを実践されている方達の前向きな活動をいくつかご紹介できたことは幸いでした。
TT安曇は今夏立ち上がったばかりですが、TJのかたたちから心のこもったアドバイスや励ましをいただくことができ、貴重な経験となりました。本当にありがとうございました。
メンバーみんな、TJの方達がぐっと身近な存在になった感じがします。
TTの皆さま、どうぞ安曇地域をご訪問下さい。ご参考までに今回の2日間の記録を以下に記します。
11/27 安曇野市内、松川村案内 穂高駅→バザール若松屋→池田町クラフトパーク→地球宿→
松川村の田んぼ&畑→シュタイナー療育センター光こども園→ちひろ公園→安曇野シャロムヒュッテ→明自宅で懇親会。
11/28安曇野市内、大町市内案内、安曇野シャロムヒュッテ(ちょうどフェス中。非電化工房松本支部の赤羽さん合流。TT浜松のりっきーに再会)→なんばさん宅で竹紙制作行程見学→大町名店街ヒマラヤンネパールカレー大町店→松葉屋旅館(地球宿の増田望三郎さんとTT運動と地域通貨について意見交換)→NPO地域づくり工房→八坂風穴(山頂の天然冷蔵庫)→高根町川上さんの小水力発電見学。
明さん(TT安曇)
やまやま(地域通貨)URL:http://yamayama2016.jimdo.com/


☆2、TT Voice「トランジションタウン府中」
トランジションタウン府中です。
2016年は市内の農家さんを応援するミニコミ誌「府中はたけ日和」を創刊しました。市との協働事業として協力者を募ったところ、パワフルなメンバーが参集。5月の準備号から秋冬の2号まで無事に発行できました。

編集にかかりきりの1年でしたが、おかげさまで「ボランティアにしては高品質」と各所で好評です。記事の一部は随時公募中の市民ライターが取材執筆し、消費する側と農家さんとの交流のきっかけにも。配付に協力いただけるお店屋さんも徐々に増えてきて、地域経済に寄与できそうな新しい展開も見えてきました。

現在は、頑張り屋さんの編集チームにお手当も出したいなぁなどと夢想しながら、来年度に向けて予算計画を立てております。
冊子で読みたい方には、ご協賛いただければ全国発送いたします。詳しくは第2号PDFの6ページをご覧ください。読者アンケートもよろしくお願いします!

■府中はたけ日和 第2号
http://www.facebook.com/FuchuFarmFans/posts/1605069362852524
■トランジションタウン府中Facebook
http://www.facebook.com/TTfuchu/
どちらもFacebook利用者でなくても閲覧できます。
■お問い合わせ
TT府中について tt.fuchu@gmail.com
はたけ日和について fuchunoen@gmail.com


☆3、トランジション・シンポジウム2016報告
2016.11.12トランジション・シンポジウム2016を開催しました。
今回のテーマは、災害と地域コミュニティ~しなやかな底力・レジリエンスを育てる~

聞きたいことはまだまだたくさんありましたが、コミュニティの力を感じる一日でありました。
午前中は、か~まさん制作のエコビレッジのフィンドホーンとトランジション発祥の地トットネスを紹介する映画「未来紀行」の上映会。
楽しくなければ持続可能じゃない!はどちらのコミュニティでも感じたこと。
事例とともにコミュニティ、人としてのありかたも垣間見える映像でした。

午後からは、シンポジウム。
トランジションタウンの活動についてお話ししたあと、テーマにうつりました。

★小野寺真希さんより
「震災から生まれた新たなコミュニティ(宮城県気仙沼市)」
高校生の時に被災してから、地域を見直して活動に参加した小野寺さん、現在は東北芸術工科大学コミュニティデザインを学びながら、地域の活動で活躍しています。
消費する価値観やコミュニティ、地域への考え方が変わった様子を話してくださいました。
NPO法人底上げ(ユース)
https://sokoage.wordpress.com/category/底上げyouth/
https://sokoage.wordpress.com/
http://www.lifehacker.jp/2014/08/140827kimihatsu.html

★石本めぐみさん、田浦佐知子さんより
「女性支援の現場で NPO法人WOMEN’S EYEの活動」
主に南三陸町で活動。女性の支援を中心に活動されています。
その活動の内容は、つながること、交流、仕事のサポート、起業、広報など多岐にわたります。
けれども、そこには本気が感じられ、本気でパン屋を目指す講座を年間とおして支援し、実際にパン屋さんができるようになっていったことや、刺繍や手仕事で楽しむことを見つけたり、シングルマザーへの支援と仕事のサポートなど。デジタルでなく、アナログの大切さを特に感じました。
http://womenseye.net/

★吉田俊郎さんより
「トランジションとサバイバル」
日本でのトランジションタウンの活動を創設し現在も共同代表として続けている俊郎さん自身が、南阿蘇に移住後、熊本地震にあい、支援活動をしながら、トランジションの考え方がどう生きたのか、
また自身の価値観やコミュニティのありかたについてお話しいただきました。
サバイバル、まさに今の時代を表現し、また後回しにされていることなのではないか、と思いました。
たねまきハウス@トランジション・タウン南阿蘇
http://tanemakihousett.greenwebs.net/

質疑応答のあと、グループでディスカッションしていただきました。
このあとは、新しく立ち上がっているトランジションタウンのお話しを伺いました。
・トランジション神戸(Zoom)
・トランジション岐阜(Youtube)
・トランジション東彼杵(メール代読)
・トランジション安曇(生出演)
・とらんじしょん昭島(生出演)
うまくいかない事例や、よかったことなどをお話しいただきました。
そのあとの懇親会もたくさんの方が残ってくださいました。いつものように超楽しい会になりました!

トランジションジャパンのマンパワーも充分とはいえませんが、南阿蘇の吉田俊郎さんをはじめ、
小金井の梶間さん、津田沼の竹内さんご夫妻、鈴鹿から北川さん、大阪から筒井さん、たまから加藤さん、藤野から私小山がかけつけて開催できました。
またボランティア・スタッフとして、TTまちさが、TTよこはまからも応援が来ました。
トランジションタウンで活動するメンバーも鎌倉、栃の木、小菅、安曇、洋光台などからもかけつけてくださいました。
今回紹介させていただいた活動も、参加してくださった方も、同じ方向を向いて何かしようとしている方たち。
会場を貸していただいている明治学院大学白金キャンパス、平山さんにも感謝です。
点と点がどんどんつながっていけばいいと思います。また、開催できることを願って。
みなさま、ありがとうございました。(TJ共同代表:小山宮佳江)


☆4、映画「未来紀行」ポスター完成!
ドキュメンタリー映画『未来紀行~先進のエコビレッジとトランジションタウンへの旅~』のポスターが出来ました。

イギリスの北部にあるフィンドホーンというエコビレッジ・コミュニティには、世界から年に約70カ国、14000人の短期・長期の滞在ゲストが訪れます。ここは2012年に創立50周年を迎え、今でも継続する世界で最も古いエコビレッジ・コミュニティの一つです。
イギリス南部にあるトットネスは、デボン州にある人口約8千人の町で、アーティストが多く暮らし、持続可能な教育のシューマッハ・カレッジも近くにあります。2005年、パーマカルチャー講師のロブ・ホプキンスがこの地に移住して、仲間とともに始めた運動が持続可能な街作り運動=トランジション・タウンです。
この二つのコミュニティを訪れて、先進のエコ・システムや人と人をつなぐソフト・ウェア、様々な取り組みや、その背景にある考え方を探って行く、未来を垣間みるドキュメンタリー・ロード・ムービーです。
梶間 陽一 監督作品(ドキュメンタリー映画/56分/2016年制作)

◯試写会での声
「美しい映像と音楽で、ワクワクし、新しい時代を感じました!多くの人に見て欲しいです!」Fさん

「持続社会には、ハードだけでなくソフトの両面が必要というメッセージが伝わってきました。」Iさん

「美しい風景、おだやかな人々、新しい取り組み、ますます広がりを見せるエコビレッジ、
トランジションタウンの現在。」Sさん

予告編「未来紀行トレーラー」(5分30秒)
https://www.youtube.com/watch?v=O8szV6fAukY

●上映会情報(上映会の開催が決まったら書き込んでくださいね!)
Facebook
https://www.facebook.com/events/280152895718740/


☆5、ガイア・エデュケーション開催!
2017年4月~9月にトランジション藤野、トランジション鈴鹿、安曇野シャロムコミュニティの3会場を使って、ユネスコ認証の教育プログラム、『ガイア・エデュケーション』を開催することになりました。その経過とこれからについて、ご案内いたします。

数年前まで日本でも、エコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)と呼ばれる教育プログラムが、多くのみなさんの努力の結果、活発に行われていましたが、ここ数年は開催されない状態が続きました。

今回の私たち、GEN-Japan (正式名称:えこびれっじネット日本GEN-Japan)
がNPO法人になることになって、国内の関係者や、GEN-Internationalと国際的に連絡を取り合ううちに、なつみら共同代表の平山恵さんはじめ、国内外の多くの方々から、日本で開催してほしい、いずれやりたいと思っていた、等など声が寄せられるようになりました。

「自分たちの足元に、安心できる暮らしを創りたい、そう願っている人たちのために、一刻も早く開催したい」
「閉塞した社会状況の中に、オルタナティブな新しい動きを示すことは、社会の中に柔軟さを取り戻すことでは?」
「一人ひとりが主体的な意思を持って力を合わせて歩きだすために、新しい社会づくりの可能性を示したい。」
等、みなさんにお目にかかってお話を聞くうちに、元気と勇気がわいてきました。

その結果、来年4月から9月までの6か月間を開催期間とし、持続可能な人間関係づくりを基調としたプログラムが、多彩な講師陣の協力のもと実現することになりました。会場も、安曇野シャロムコミュニティ、トランジション・タウン藤野、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの3か所で開催できることになり、直接その現場づくりの経験から学ぶことができるようになりました。関係各所、皆様の協力で、食事宿泊などすべてを含む実費に近い参加費が可能になりました。

プログラムの生みの親で、現在Gaia-Education
CEOのメイ・イースト女史は、日本の事情を配慮して、EDEに代わる新しい名称
(Gaia Education Certified Design for Sustainability hosted by GEN-Japan )
をプレゼントしてくださり、略して、「ガイアエデュケーション」と呼ぶことにしました。

そして10月3日には、ユネスコとガイアエデュケーションから国際的な教育プログラムとして認証をいただくことができました。ユネスコ担当者から「Flying Together!」と連絡が来た時には、飛び上がるほどに嬉しく思いました。
しかし裏返せば、それだけ世界的にも危機感が強まっているということでもあります。このチャレンジングな時に出会えたお互いとして、心の手と手を結びながら、ご一緒に課題を共有し、解決しながら、力強く共に生きていける、またとない機会でもあると心から思いました。

もしご賛同いただけましたら、お知り合いなどご関係の皆様に、どうぞお知らせいただき、一人でも多くの方に、このプログラムの存在を知っていただけたら、嬉しい限りです。
 チラシの送付、
 説明会やお話会の開催の希望
 候補者のご紹介
など何でもお知らせください。すぐに対応していきます。どうぞよろしくお願いします。

以下の拡散をお願いいたします。
*************************************************************************************
 ガイアエデュケーション2017年4月~9月開催!
自分たちの足元に自分たちの持続可能な社会を作ってみたい人たちのために
 ユネスコ認証の国際教育プログラム
*************************************************************************************

今、自分たちの足元に本当に安心できる暮らしや仲間を作りたくありませんか?
そうは願ってはいるけど、実際どうしたらそれが実現できるのか
可能性を探している人も多いことでしょう。
このガイアエデュケーションは、そういう願いを叶えるための実践的な教育プログラムです。
参加に当たっては特別の資格も経験も必要ありません。
本当に持続可能な地域づくり願う人なら誰でも参加できます。
世界・日本の各分野を代表する講師陣と、実際のコミュニティづくりを経験してきたインストラクターやスタッフが、一刻も早く日本に持続可能な社会が各地にできることを願って、心を一つに合わせ、このプログラムを作り上げようとしています。

大きく4つの特徴があります。
その1 ユネスコ認証の国際的な教育プログラムで、修了者にはユネスコやガイアエデュケーションからディプロマが発行されます。
その2 各分野を代表する一流の講師陣とともに、新しい世界観・社会・経済・環境の4分野から総合的に探究します。
その3 地域づくりの活動実績のある、3つの会場で合宿することを通して、その経験を直接学ぶことができます。
その4 持続可能な社会は持続可能な人間関係から。
ベースになる人間関係づくりを具体的に学び、自分の地域で楽しくやっていける展望を持つことができます。

●講師陣の紹介
宇佐見博志、榎本英剛(交渉中)、熊倉敬聡、設楽清和、谷崎テトラ、辻信一、内藤正明、平山恵、水城ゆう、メイ・イースト
(50音順、敬称略)

●開催地とインストラクターの紹介
神奈川: トランジションタウン藤野  (8月) 池辺潤一、小山宮佳江、
長 野: 安曇野シャロムコミュニティ (6月) 臼井健二、朋子
三 重: アズワン鈴鹿コミュニティ (4月、5月、7月、9月) 小野雅司、岸波龍

●スタッフの紹介
私たちスタッフは、各会場や講師、参加者の持ち味を生かし、ガイアエデュケーション開催の目的にかなうようにコーディネートさせていただきます。
空閑厚樹(立教大学教授 コミュニティ福祉)、小森伸一(東京学芸大学准教授・学長補佐、日本ホリスティック教育協会本部事務局)、北川道雄(アズワンネットワーク事務局、持続可能な社会づくりカレッジ)、佐藤慎時(持続可能な社会づくりカレッジ)、佐藤ふみみ(持続可能な社会づくりカレッジ)、片山弘子(NPO法人えこびれっじネット日本GEN-Japan
代表、持続可能な社会づくりカレッジ)

<募集要項>

■ 開催日程 参加は全6回とします。
第1回 4月21日(金)~23日(日)
第2回 5月19日(金)~21日(日)
第3回 6月16日(金)~18日(日)
第4回 7月15日(土)~17日(月)
第5回 8月18日(金)~20日(日)
第6回 9月15日(金)~18日(月)(※この回のみ3泊4日)

■ 参 加 費 (全6回コース・年収別)
※年収は自己申告とします。
※講座受講料・宿泊費・食費・保険料の合計費用(会場までの交通費は含みません)
198,000円(年収200万未満)
238,000円(年収200万以上)
278,000円(年収400万以上)

★GEN-Japan会員割引
 正会員 : 4000円引き、賛助会員: 3000円引き
 学生会員: 5000円引き
★早 割 : 5000円引き(開催日2か月前迄に申込)
※割引の重複はできません。
★分割払い
※教育基金を利用した分割払いも可能です。お問い合わせ下さい。

■ 定員 20名

■ 申込先
→こくちーず http://www.kokuchpro.com/event/gaia/

■ 詳細や連絡先
→詳細は、http://genjp2015.wixsite.com/education
 順次、新しい情報を載せていきます。
→問い合わせや連絡先
 GEN-Japan事務局 gen.jp2015@gmail.com

各地に、個性豊かな、持続可能なベースを実現していきましょう!
******************************************************************
NPO法人えこびれっじネット日本GEN-Japan
事務局 佐藤文美
〒513-0828 三重県鈴鹿市阿古曽14-28
TEL&FAX: 059-389-6603
Mobile:080-5031-1780
E-mail: gen.jp2015@gmail.com
http://genjp2015.wix.com/japan
******************************************************************
参考動画(May Eastさんも登場します)
◎EDE(Ecovillage Design Education)
http://www.youtube.com/watch?v=l2c5U1ap0IQ


☆6、映画「Tomorrow」公開のお知らせ

私も試写会で見て来ました。冒頭にロブ・ホプキンスが登場し、トランジション・タウン・トットネスが紹介されます。
インドではヴァンダナ・シヴァが警告を発します。その他、世界中のパーマカルチャーや都市農業、ゼロ・ウェイスト、再生可能エネルギーに取り組むレユニオン島(仏)など新しい世界を創り始めた人々が登場するドキュメンタリーです。

フランスで公開されるや熱狂的な口コミが広がり、観客動員数は110万人を突破、フランスで最も権威のあるセザール賞にも輝いた大ヒットドキュメンタリー。
『TOMORROW パーマンネントライフを探して』が12月に渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開します。
<あらすじ>
“人類は絶滅する恐れがある。それも決して遠くない未来に”──2012年、21人の科学者たちが権威ある学術雑誌「ネイチャー」に、私たちが今のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡するという論文を発表し世界に衝撃が走った。その“事実”を聞かされたフランスの有名女優メラニー・ロランは、ジャーナリストのシリル・ディオンを相棒に、解決策を求めて、世界中の“新しい暮らしを始めている人々”に会いに旅に出た。
詳しくは以下のホームページで。
http://www.cetera.co.jp/tomorrow/


☆7、トランジション・イマジナリー通信

妄想:アーティスト・エコビレッジ

このエコビレッジには、さまざまなアーティストが住んでいる。みんなでいっしょにお米や作物をつくり、シェアーして、おいしく楽しく食べている。それぞれの得意なレシピの響宴だ。エネルギーもソーラー、バイオマス、小水力発電で完全な地産地消、オフグリッドでまかなっている。原発なんて過去の遺物さ。

アーティスト同志のコラボレーションが盛んで、みんな午後は思い思いの創作活動、表現活動に没頭している。
新しい表現の創造に立ち会うのは、非常にエキサイティングで、いつもドキドキ・ワクワクする。
来月はこうしたみんなの才能と智慧と汗の結晶を発表するハイブリッド・アート・フェスティバルが開催される。
世界中から自然と調和した独創的なアーティスト、様々なエコビレッジからユニークなオーディエンスが集まってくる。
ようし、楽しく生きよう!

国境も税関ももう必要なくなったこの新しい世界に乾杯! チアーズ! (つづく)
○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○
8、Christmas Massage

HAPPY XMAS「SHAVED FISH」
ヨーコとぼくがこれを書いた。
それ以上何も言う事はないね。メッセージはいつも同じだ。
ぼくらにもボタンを押す人間と同じように責任があるってことさ。
何者かがぼくらに力を与えたり、奪ったりするのだとか、
何者かがぼくらを戦争に行かせたり、行かせなかったりするとか、
天の神は別個の存在だとか、国家や宗教でぼくらはみんな区分けされて
いるとかいう考え方、そんなのは、みんなゴミと同じさ。
誰かに何かをさせられているから、自分の意志が通せないと考えているかぎり、
世の中を動かせっこないさ。
John Lennon / PLAYBOY Interview(集英社)

「ポスト成長の新しい仕組み」
欧州のたくさんの国が、債務(借金)危機から抜け出すのに四苦八苦している。
私が暮らす英国のオズボーン財務相は「緊縮財政を5年間やり遂げれば、経済は再び成長する」
と力説している。でも国民の多くは信じていない。
「成長は罪悪」「資本主義は敵」と主張するつもりはない。
ただ、成長を求め続ければ、問題はすべて解決するという政治家の発想は、20世紀の遺物
とみるべきではなかろうか。
なぜならば、地球温暖化や、石油が安価に手に入らなくなる「ピークオイル」といった、
成長にブレーキをかける二つの危機を、世界が迎えつつあるからだ。
いまは「ポスト成長」の新しい仕組みを真剣に探る時だ。
ロブ・ホプキンス / 私の視点(2013/2/16朝日新聞より)

Now is The Time(今がその時)
http://www.youtube.com/watch?v=HrWlot2pvAw

Merry Christmas
http://youtu.be/CP45ZMIJCoA

Merry Christmas All Over the World!!!
https://www.youtube.com/watch?v=QipZ0sadOg0


映像&編集責任者 梶間 陽一

映像作家
未来TV
ResisTV

トランジションタウン小金井 代表
http://ttkoganei.exblog.jp/
http://www.tt-koganei.com

NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事
映像ワーキンググループ(復活)
http://transition-japan.net/
http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html

NPO法人こがねい市民発電(こがでん)理事
http://kogaden.jimdo.com/
https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info

Enowa Project(笑の輪)
http://enowa2014.wix.com/college

トランジションタウン小金井(TTK)
~みんなで 地域力の発展へ~
~地域自給率100%の社会へ~
~石油・原発依存から自然エネルギーへ~
# by ttkoganei | 2016-12-07 15:36 | TTNews

トランジション・フリー・マガジン2016/11/1

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☆★TRANSITION FREE MAGAZINE〜トランジション・フリー・マガジン☆★
★             2016/11/1   (転送・転載・歓迎!)  ☆
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☆1、TT Voice「トランジションタウン神戸」
☆2、TT Voice「トランジションタウン栃の木」
☆3、トランジション・シンポジウム2016
☆4、映画「未来紀行」完成!
☆5、ガイア・エデュケーション開催!
☆6、Transition Japanからのお知らせ
☆7、映画「Tomorrow」公開のお知らせ
☆8、トランジション・イマジナリー通信
★9、編集後記
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☆1、TT Voice「トランジションタウン神戸」
2016年4月22日(アースデイ)に立ち上がったTT神戸は、月1回の定例ミーティングを重ねながら、各自の思いや活動をシェアしたり、今後取り組みたいことのアイデアを練っています。
8月20日(土)には1日(10:00〜17:000 の時間を確保し、「何のためにTTに参加し、何をしたいのかを語る会」を実施しました。全メンバーではありませんでしたが、多くのメンバーと思いの共有をしたり、活動のアイデアと次の一歩を話し合ったり、TT神戸の合意事項をまとめたりしました。
参考までに、TT神戸の合意事項は、
・お互いを尊重する
・命を大切にする
・楽しむ、無理しない、マイペース
・自分達から始める
・学びを分かち合う
・利己的なビジネスを持ち込まない
と決まりました。
TT神戸の活動は、まだ種まきの段階ですが、メンバーの中には既に持続可能な社会に向けた活動に取り組んでいる人もいます。そのため、既にメンバーが行なっている活動を発展させたり、メンバー同士のコラボレーションで新たな企画も立ち上がってきて、今後が楽しみです。
また今は、直接的なTTの活動だけでなく、米づくりをしているメンバーの収穫を手伝ったり、メンバー主催のイベントへの参加、近々には畑をしているメンバーの畑見学ツアーなど、互いを知る、理解し合うような関わりが自然と生まれているように思います。
具体的な活動や活動アイデアについては、またの機会にシェアさせて頂ければと思います。
<TT神戸の情報発信>
・Facebookページ:https://m.facebook.com/transitionkobe/
・活動ブログ:http://transition-town.thank-smile.jp(準備中)
・Twitter:@transitionkobe
・E-Mail:transitionkobe@gmail.com


☆2、TT Voice「トランジションタウン栃の木」
2015年12月25日の満月の夜に誕生しました、
トランジションタウン栃の木~Transition Town Tochinoki(TTT)~です。
◆どんなコミュニティ?
市民一人一人が持つ創造力を持ち寄って、自然と人が共生する循環型の暮らし創りを目指すコミュニティです。
◆どんなことをするの?
ロケットストーブを使ったアウトドアキッチン、パーマカルチャーのお話会、ご飯のシェア会交流会、自然な農やフォレストガーデン創り、地域通貨による「くるくる交換会」、チクチク縫い縫い、糸紡ぎや竹チャルカ、竹籠作りワークショップなどなど、身の周りに既に溢れている豊かな資源に注目して、そうした資源をみんなで活かし合える暮らしの文化を育んでいきます。
◆最近の動き
 先日10月22日に、ファストファッションの裏側に迫ったドキュメンタリー映画「ザ トゥルー コスト」の上映会とお話し会を企画しました。日本産の布の生産を応援したり、草木染めを推奨したり、使い古しの服や布を使った繕い文化を育てようなど、次なるアクションへの構想も盛り上がって参りました。菌が喜ぶ「生きた衣」と、持続可能で平和な地球社会創りに繋がる服文化をみんなでアイデアを醸し合って創っていこうと、「ファーメント(発酵、成熟)ファッション」ムーブメントを立ち上げたいと思います。
日本全国のトランジションタウンの皆様、持続可能で平和な地球社会創りに繋がる新しいファッション、「ファーメントファッション」をぜひ一緒に盛り上げて参りましょう♪
どうぞ、よろしくお願いいたします。
・Facebookページ:https://www.facebook.com/groups/990520104342558/?ref=br_rs


☆3、トランジション・シンポジウム2016

2年振りのトランジション・シンポジウムが開催されます。トランジション活動に興味のある方、これから始めたい方、すでに活動を始めている全国のトランジション仲間が一同に会します。
トランジション仲間づくりの出会いの場でもあります。ぜひ奮って、ご参加ください。

《トランジション・シンポジウム 2016 〜災害と地域コミュニティ》
      ~しなやかな底力・レジリエンスを育てる~

2016年11月12日(土)
第1部 上映会
11:00~12:00 特別試写会
「未来紀行~先進のエコビレッジとトランジションタウンへの旅」(梶間陽一制作2016年)
12:00~13:00 昼食休憩
第2部 シンポジウム
13:00~13:30 トランジション・タウンって何?
13:30~15:00 「災害とトランジション」事例発表
●各地からの報告
吉田俊郎 「南阿蘇村と西原村 災害時に人々はどう動いたか?」
小野寺真希「気仙沼での活動とNPO法人底上げの目指すもの」
石本めぐみ「女性支援の現場で NPO法人WOMEN’S EYEの活動」
など
15:00~15:15 休憩
15:15~15:30 質疑応答
15:30~16:00 ディスカッション
16:00~16:30 こうやって始まった!新しいTTの紹介
16:30~16:40 トランジションジャパンからのご案内
その後、場所を変えて懇親会

場所:明治学院大学 白金キャンパス パレットゾーン2F アートホール
(東京都港区白金台1-2-37)http://www.meijigakuin.ac.jp/campus/shirokane/
アクセス
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/index.html
白金台駅/2番出口 徒歩約7分
白金高輪駅/1番出口 徒歩約7分
高輪台駅/A2番出口 徒歩約7分
【参加費】
第1部 500円
第2部 1000円
明治学院大学の学生、教職員は無料。
DVD未来紀行付き参加費 3000円(上映権付きDVD)※詳しくはTJからのお知らせ参照。
懇親会 3500円程度
※お店を予約しますので、できる限り事前にご予約ください。
【申し込み方法】
「コクチーズプロ トランジションジャパン」で検索。
以下のフォームよりお申し込みください。
http://www.kokuchpro.com/event/b42354694c76f7b109f3b2e0a4407e02/
【お問い合せ】
transitionjapan@gmail.com
なるべく、メールでお問い合せください。
【昼食について】
近くには買ったり食べたりする場所がほとんどありません。
ランチはご持参されるか、または、ご希望の方は「大豆ミートの胡麻香り揚げ弁当」(1050円)
http://m-delivery.jp/bentou/vegemeatgoma.html
(オーガニック/ベジ)に限り、ご予約時にご注文できます
お申し込みフォーム、参加者コメントにご記入ください。(11月8日締め切り)
お飲物もご持参されることをお勧めします。
【懇親会について】
懇親会の場を別会場に設けますので、ひきつづき交流をお楽しみいただけます。参加費3500円程度の予定です。席を確保する都合上、できる限り事前にお申し込みください。
また、当日のボランティアスタッフも募集しています、ご協力いただける方は
transitionjapan@gmail.com までご連絡ください。
主催:特定非営利活動法人トランジション・ジャパン
http://transition-japan.net/
後援:明治学院大学国際平和研究所
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/ 


☆4、映画「未来紀行」完成!
ドキュメンタリー映画『未来紀行〜先進のエコビレッジとトランジションタウンへの旅〜』が完成し、公開します。

イギリスの北部にあるフィンドホーンというエコビレッジ・コミュニティには、世界から年に約70カ国、14000人の短期・長期の滞在ゲストが訪れます。ここは2012年に創立50周年を迎え、今でも継続する世界で最も古いエコビレッジ・コミュニティの一つです。
イギリス南部にあるトットネスは、デボン州にある人口約8千人の町で、アーティストが多く暮らし、持続可能な教育のシューマッハ・カレッジも近くにあります。2005年、パーマカルチャー講師のロブ・ホプキンスがこの地に移住して、仲間とともに始めた運動が持続可能な街作り運動=トランジション・タウンです。
この二つのコミュニティを訪れて、先進のエコ・システムや人と人をつなぐソフト・ウェア、様々な取り組みや、その背景にある考え方を探って行く、未来を垣間みるドキュメンタリー・ロード・ムービーです。
梶間 陽一 監督作品(ドキュメンタリー映画/56分/2016年制作)

◯試写会での声
「美しい映像と音楽で、ワクワクし、新しい時代を感じました!多くの人に見て欲しいです!」Fさん

「持続社会には、ハードだけでなくソフトの両面が必要というメッセージが伝わってきました。」Iさん

「美しい風景、おだやかな人々、新しい取り組み、ますます広がりを見せるエコビレッジ、
トランジションタウンの現在。」Sさん

予告編「未来紀行トレーラー」(5分30秒)(転送・転載歓迎!)
https://www.youtube.com/watch?v=O8szV6fAukY

●上映会情報
2016年11月12日(土)トランジション・シンポジウム 2016
11:00~12:00 特別試写会「未来紀行~先進のエコビレッジとトランジションタウンへの旅」
場所:明治学院大学 白金キャンパス パレットゾーン2Fアートホール(東京都港区白金台1-2-37)
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/index.html
【参加費】500円

2016年11月19日(日)トランジションタウン小金井「未来紀行」上映会
1回目上映/17:00〜18:00 2回目上映/20:00〜21:00(シェアーリングタイム有り)
場所:小金井市公民館貫井北分館(きたまちセンター)学習室A/B
http://www.ntk-koganei.org/kitamachi_center/index.php
開場16:30 上映料¥1,000


☆5、ガイア・エデュケーション開催!
いよいよユネスコ認証の教育プログラム、ガイアエデュケーションが来年4月から半年にかけて開催することが決定しました!
日本では過去、EDE(Ecovillage Design Education)として開催されていましたが、今回はエコビレッジだけではなく、様々な分野で活躍している講師陣の方たちをお招きしてのプログラムとなっていますので、ガイア・エデュケーションとしての開催になりました。アズワン鈴鹿コミュニティー(TT鈴鹿)やトランジション藤野での講座受講もあります。
なんと!ガイア・エデュケーション代表のMay Eastさんが、わざわざお祝いもかねて駆けつけてくれます。
なお、全コース修了者には、ユネスコ及びガイア・エデュケーションから修了証書が授与され登録されます。
ぜひ、ご参加をお待ちしております。

HPも出来上がりましたので、詳しくはご覧ください。
http://genjp2015.wixsite.com/education

******************************************************************
NPO法人えこびれっじネット日本GEN-Japan
事務局 佐藤文美
〒513-0828 三重県鈴鹿市阿古曽14-28
TEL&FAX: 059-389-6603
Mobile:080-5031-1780
E-mail: gen.jp2015@gmail.com
http://genjp2015.wix.com/japan
******************************************************************
参考動画(May Eastさんも登場します)
◎EDE(Ecovillage Design Education)
http://www.youtube.com/watch?v=l2c5U1ap0IQ


☆6、Transition Japanからのお知らせ

映画「未来紀行」の完成に伴い、DVDを販売します。シンポジウムの会場、またはトランジション・ジャパン
へお問い合せください。transitionjapan☆gmail.com(☆を@に変更してください)

●映画「未来紀行〜先進のエコビレッジとトランジションタウンへの旅〜」DVD(上映権付き3,000円)
1、「未来紀行〜先進のエコビレッジとトランジションタウンへの旅〜」(55分44秒)
2、「Findhorn篇」(23分05秒)
3、「Totnes篇」(32分39秒)
4、「In Transition2.0日本語版トレーラー」(予告編6分35秒)【制作2012年Transition Network】
5、「日本のトランジションタウン事例集2012トレーラー」(予告編5分10秒)【制作2012年TJ】

1、本編 2、3、パート篇(制作著作:梶間陽一@2016) 4、TN許可済 5、TJ制作

(トランジション・ギフト・システム)〈TGS〉
「ギフト上映会を開催できる上映権付きトランジションDVD」
販売価格:上映権付きDVD¥3,000:このDVDは有料上映会を開くことが出来ます。
上映料は任意(ギフト=カンパ含む)です。(推奨は1,000円です。)
尚、勝手ながら無料の上映会はご遠慮いただくことになりますが、なにかございましたらご相談ください。
上映会終了後、上映料収入の50%をNPO法人トランジション・ジャパンにご寄付いただきます。
この収益は、トランジション・ジャパン、TJ映像ワーキンググループの活動資金や設備投資になります。
ご寄付のお支払いは、上映会開催後2ヶ月以内でお願いします。(複数をまとめても結構です)
(ご自宅でご家族・ご友人と鑑賞する場合は除きます)
この仕組みに関するお問い合せは、irukarma☆gmail.comまで。(☆を@に変更してください)


☆7、映画「Tomorrow」公開のお知らせ

私も試写会で見て来ました。冒頭にロブ・ホプキンスが登場し、トランジション・タウン・トットネスが紹介されます。
インドではヴァンダナ・シヴァが警告を発します。その他、世界中のパーマカルチャーや都市農業、ゼロ・ウェイスト、再生可能エネルギーに取り組むレユニオン島(仏)など新しい世界を創り始めた人々が登場するドキュメンタリーです。

フランスで公開されるや熱狂的な口コミが広がり、観客動員数は110万人を突破、フランスで最も権威のあるセザール賞にも輝いた大ヒットドキュメンタリー。
『TOMORROW パーマンネントライフを探して』が12月に渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開します。
<あらすじ>
“人類は絶滅する恐れがある。それも決して遠くない未来に”──2012年、21人の科学者たちが権威ある学術雑誌「ネイチャー」に、私たちが今のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡するという論文を発表し世界に衝撃が走った。その“事実”を聞かされたフランスの有名女優メラニー・ロランは、ジャーナリストのシリル・ディオンを相棒に、解決策を求めて、世界中の“新しい暮らしを始めている人々”に会いに旅に出た。
詳しくは以下のホームページで。
http://www.cetera.co.jp/tomorrow/


☆8、トランジション・イマジナリー通信

妄想:2030年トランジションタウン小金井へようこそ!
ここは循環型郊外都市、トランジションタウン小金井だ。市内はどこへでも自転車でノンストップで行けるバイクパス(自転車専用道)が走り、自転車で10分以内で行く事が出来る。例えば小金井公園から野川公園までも、ノンストップで10分で走れる。周遊バイクパスではぐるっと回って30分コースもある。自転車に乗れない人のためには、水素エンジンのココバスが走っている。
市内の人々の乗る車も、東京T大学と東京N大との協力で、ガソリン・エンジン車から水素・エンジン車に改造して、CO2の出ないクリーンな車に改造して、リユースされていて、さらにカーシェアーリング・システムによって、必要な人が必要な時だけ使うというシステムによって、無理なく、無駄なく、利用されている。
燃料の水素は、多摩川上水の水をソーラー発電で水電解して、貯蔵する仕組みによって、日中ほぼ365日、蓄積されて、水素エンジン、水素コ・ジェネレーション・システムによる発電と温水供給に利用されている。この仕組みと太陽光温水ソーラー発電のお陰で、小金井市の電気、暖房、炊事、のエネルギーはほぼ100%自給出来る様になった。
有機無農薬栽培の小金井産の「江戸東京野菜」などが、あちらこちらの市民農園で栽培されていて、食料の自給率はもう少しで100%になる。

このトランジション・タウン小金井のシンボル的施設がエクセルギーハウス「環境楽習館(旧:雨デモ風デモハウス)」だ。地下に約3トンの雨水を貯めて、ソーラーヒートポンプによって暖房したり、冷房にも活用している。バクテリアを利用したキッチン排水のビオトープ浄化システムと水耕栽培の組み合わせによる地産地消も実現している。コミュニティ・カフェとしてオーガニックな「江戸東京野菜」による発酵食ランチや日替わりシェフによる主婦シェフ・ディナーも人気がある。週末には、アコースティック・ライブやエコロジカル・シアターが開かれていて、毎回、満員だ。

ここを中心に環境をテーマとして環境市民会議やTTKや様々なNPOや市民や企業が集い、様々な連携も生まれつつある。
ある企業の廃棄物を別の企業の原料にしたり、行政の建物にソーラーヒートポンプを設置したり、また大学の敷地内に畑や田んぼを作り、農業コミュニティにより農作業を行うなど、様々なつながりや連携によって、循環型の都市への取り組みが始まった。
地域通貨の取り組みもここから始まった。地域通貨「桜」(さくら)のお陰で、新たな人のつながりが生まれ、地域の絆が強められ、同時に地産地消が促進され、市内での経済が活性化されてきている。
それによって地元で働く人の数が増えてきて、時間と経済のゆとりを生み出しつつある。
より少ないエネルギーや資源や経済で、より豊かに暮らせるライフスタイルが定着してきた。
地域通貨「桜」(さくら)は、全国のトランジションタウンやエコビレッジでも等価で使う事が出来る。また鈴鹿の「アズワン鈴鹿コミュニティ」等のエコビレッジや全国のトランジション・タウンとの連携も進みつつあり、相互に見学エコツアーや共同のワークショップや食材の物々交換などが頻繁に行われている。これらの活動は、エクセルギーハウス「環境楽習館(旧:雨デモ風デモハウス)」の拠点にある市民メディアによってWEBで日本中に、そして全世界へ、発信されていて、誰もがアクセスできる。WEBショップでは、小金井市の名産品や市民の手作りの作品やフェアトレード製品、などが販売され、全国からオーダーが来ている。サイクリング・マップも充実していて、自転車で巡る先進環境郊外都市としてますます注目を集めている。

武蔵野公園で行われる「はらっぱ祭り」はこれらの活動ともリンクして、今年は市内全域で連携して行われる予定だ。小金井在住のミュージシャンや芸術家、また他のエコビレッジやトランジションタウンからのバンドや演劇チーム、そして小金井からは、創立400年を誇る「結城座」や劇団「ふるさとキャラバン」や「現代座」が参加する。江戸東京建物園では江戸の完璧な循環型社会の様々な商いや文化を紹介していて、まさに江戸にタイムスリップしてしまう。(つづく)

○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
9、編集後記:ガイア・エデュケーションが再会されるのはグッド・ニュースです。私はEDE(Ecovillage Design Education)の一期生でした。同じ志の仲間と未来を語り合う本当に楽しく充実した学びの場でした。その時の仲間が全国各地でTTやエコビレッジ創りに挑戦しています。映画「未来紀行」では、我々の一つのお手本であるエコビレッジ「フィンドホーン」を紹介し、そこに普通の街が近づく手法としてのトランジション・タウンが実践例として紹介してあります。ぜひ全国のTT活動に携わる方や未来に関心のある全ての方に見ていただきたいです。

映像&編集責任者 梶間 陽一

映像作家
未来TV
ResisTV

トランジションタウン小金井 代表
http://ttkoganei.exblog.jp/
http://www.tt-koganei.com

NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事/映像ワーキング・グループ
http://www.transition-japan.net/
http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html

NPO法人こがねい市民発電(こがでん)理事
https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info
http://kogaden.jimdo.com/

Enowa Project(笑の輪)
http://enowa2014.wix.com/college

トランジションタウン小金井(TTK)
~みんなで 地域力の発展へ~
~地域自給率100%の社会へ~
~石油・原発依存から自然エネルギーへ~
# by ttkoganei | 2016-11-01 20:09

トランジション・フリー・マガジン2016/10/1

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★                                  ☆
☆★☆TRANSITION FREE MAGAZINE 〜 トランジション・フリー・マガジン☆★
★             2016/10/1                  ☆
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☆1、TT Voice「知多半島トランジションタウン」
☆2、TT Voice「トランジションタウン岐阜」
☆3、TT Voice「トランジションタウンまちだ・さがみ」
☆4、TT Voice「トランジション小菅」(エコミュージアム日本村)
☆5、TT Voice「TT南阿蘇/TJ共同代表」
☆6、Transition Japanからのお知らせ
☆7、TT TOPIC「祝!GEN Japan誕生!」
☆8、編集後記(お笑い系)

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☆1、TT Voice「知多半島トランジションタウン」
2016年6月、トランジションタウン上映会があり、その日をきっかけに、知多半島トランジションタウンをつくることになりました。
 
仲間たちがトランジションタウンに参加する動機として
〇人と繋がって喜びを分かち合いたい
〇自分を成長させる場にしたい
〇様々な活動をしている人が既にいるので、その人達の繋がりをつくり、深めるツールになるではと思ったから
〇自分が楽しいと思ったことをいろいろな人と共有できる場にしたい などの思いがありました。
 
今は、アースバック建物づくり、月1回の集いにて、日々の各々の思いを語り合い、シェアしています。 
その他の具体的な活動については、これからで、現在進行形です!


☆2、TT Voice「トランジションタウン岐阜」
◆個人と個人のつながり
「7世代先のこどもたちのために生きよう」これはネイティブアメリカンに伝わる古い教えです。
未来のこどもたちのために今を生きる私たちにできることは何でしょうか。それは正直わかりません。
けれど、現代社会のシステムが行き詰まり、311以降、問題が次々と表面化している今、いつもの商品をエコ商品に買い替えるだけではこの社会は変わっていかないような気がします。
わたしたちが最も大切にしているのは、個人と個人のつながりです。
既存組織やグループの論理に囚われず、個人と個人が穏やかに、楽しくつながり、
自然の力を借りながら生きる知恵や技術を学び、足もとの暮らしから少しずつ、けれど確実に
“トランジット”(移行)していけたら、その先に未来のこどもたちにつながる暮らしが見えてくるかもしれません。
◆「やってみたい」「やってみよう」
活動は、だれかの「やってみたい」という提案から始まります。それを受けて「面白そうだね。やってみよう」という人が数人現れれば、プロジェクトはスタート。
無理をしないで、身の丈に合った、できることからはじめています。
●これまでの活動
◯フォレストガーデンプロジェクト
耕作放棄地や庭に果実やナッツ、ハーブ類を植えて、暮らしの中に“食べられる森”を作ろうと動き始めています。種や苗木をギフトしたり、情報交換したり。地中環境を改善するために「大地の再生」プチ活動なども始めました。
◯インフォーマルミーティング
のんびり気ままな食事会(飲み会?)です。美味しい料理とちょっとのアルコール(笑)を
持ち寄って、近況を聞いたり、妄想を語り合ったり。野外キャンプに発展することもしばしばです。
◯シネマ部
観たい映画、みんなに観てほしい映画の上映会をしています。(ex.「ダムネーション」)
◯暮らしの学校
自然とともにあった日本の伝統的な暮らしを見つめ直します。(ex.桜の塩漬け)
◯各種ワークショップ
エディブルスクールヤードワークショップ、ソーシャルパーマカルチャー合宿 など
◆ 愛と敬意と感謝
「トランジションタウン岐阜」は、2015年9月、有志16人によって誕生しました。
11月に第一回インフォーマルミーティングを開催。
現在はfacebookを中心に68人がつながり、県内各地でミーティングなどを行いながら、それぞれの地で新たなTT立ち上げを目指しています。
岐阜やその近郊にお住まいで、トランジションタウンに共感し、仲間に対して愛と敬意と感謝をお持ちの人であれば、どなたでも参加できます(※)。
プロジェクトや活動の詳細については、ホームページをご覧ください。
ホームページ
http://ttgifu.jimdo.com/
facebook
https://www.facebook.com/groups/423292587868370/
メールアドレス
ttgifu2015@gmail.com
※政治活動、宗教活動を目的とする参加はお断りいたします。


☆3、TT Voice「トランジションタウンまちだ・さがみ」

トランジションタウンまちだ・さがみ(TTまちさが)です。
TTまちさがは、JR横浜線、小田急線の交わる町田駅を中心とした地域で、集まれる人とつながりたいと3年前に立ち上がりました。
この地域は少し車や電車で移動すると、自然豊かな里山や、田んぼ・畑などの農地があり、駅前の都市的な部分と、農村的なところと両方が楽しめる場所です。またこの地域は市民活動も盛んで、多くのNPOや任意の市民団体が活動をしています。

この地域で3年間、上映会や私たちが大切だと思うことを形にしたイベントなどを開催し、少しずつ仲間を増やしてきました。そして今年の8月6日に、立ち上げ3周年を記念して「3周年まつり」を開催!
地域でがんばっているステキなお店に出店をお願いしたり、つながりのある人たちに提供してもらった食材でマクロビオテックのランチを用意し提供しました。
また、普段つながるきっかけのない人たち同士がつながれる機会をつくろうと、農、エネルギー、子供達の支援などさまざまな団体を声をかけ、交流イベントも企画し、開催しました。
このイベントで生まれたつながりを今後も大切にし、地域の人たち同士でもっとつながれる場をつくりたいという想いで、毎月第一金曜に開催していた定例会も名前を「TTまちさが金曜ごはん会」にリニューアル! 誰もが気軽に参加できる場をつくっていけたらと思っています。

そして、次回の「TTまちさが金曜ごはん会」は・・・
日時:10月7日(金)18:30~20:30
場所:コメット会館 3階「会議室」
http://www.normanet.ne.jp/~comet/t.sub5.html
参加費:(できれば)1人1品持ち寄り 飲み物代は実費
※町田市内で、子育てを通じて、いろんな世代の人たちが「ほっと、ひといき」
つける場つくりをしている『ひといき広場』さんの活動のお話を聞かせてもらう時間もあります。
http://hitoikicafe.blog133.fc2.com
是非遊びにいらしてください。

TTまちさがはまだまだ小さいTTですが、地域には里山、農地、自然、歴史、才能豊かな人びと・・・様々な資源にめぐまれたこの地域で、ゆるやかなつながりをつくっていきたいとがんばっています。
トランジション・フリー・マガジン2016/10/1_f0205929_8375085.jpg

TTまちさがfacebookページ
https://www.facebook.com/TransitionTownMachidaSagami
TTまちさが連絡先
tunagaru-info@freeml.com


☆4、TT Voice「トランジション小菅」 (エコミュージアム日本村)
トランジション小菅は、東京学芸大学を退官された木俣先生が長年実践してこられたエコミュージアム日本村を
ベースに、トランジション・ネットワークに共感・連携しています。来年に向けて素晴らしい企画が進行中です。

シンポジウム「農山村の環境と生活文化から学ぶ都市との交流」の企画準備状況
(企画につき良いアイディアがありましたら、お知らせください。)
シンポジウム(第39回環境学習セミナー)を企画しています。10月3日に神田で伝統知共同研究会があります。
来春のことですが、ご予定に入れていただき、厚志による実りある、ゆったりとした話し合いの場にしたいと思います。
ご友人に転送・転載などご助力ください。また、共催、後援、協賛など、個人ボランティアとしてご援助いただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
 
日時:2017年4月15~16日(土日)1泊2日、日帰り参加もよい。
場所:神奈川県相模原市緑区、藤野地区の「篠原の里」ほか。
連絡問い合わせ先:黒澤友彦npo-inch@wine.plala.or.jpまたは木俣美樹男 kibi20kijin@yahoo.co.jp
宿泊:「篠原の里」、藤野倶楽部「無形の家」ほか
参加費:実費程度
主催:自然文化誌研究会、ECOPLUS(伝統知共同研究)、藤野シンポジウム世話人会(末村成生さん)
共催:エコミュージアム日本村(トランジション小菅)/ミューゼス研究会ほか

趣旨:
日本の農山村、とりわけ山間地の集落では、過疎高齢化の影響が深刻となり、長年受け継いできた自然と調和した伝統的な暮らしが消滅する寸前に立ち至っています。一方で、何百年、時には千年以上にわたって暮らしを維持してきた集落に蓄積されてきた伝統的知識体系や技能には、現代的な課題となった「持続可能な社会づくり」への示唆が豊かに保全されていることが明らかになってきています。

自然だけではなく、身近な土地からさえも切り離されて世代を重ねた都市部の住民にとっては、この智恵や技能を総合的に体験し、自らの暮らしの組み立てを考える機会は極めて有効です。自然を単に体験するだけでなく、その地に育まれた生活文化全体を題材とした都市との交流は、これからの農山村と都市住民の交流の新たな姿として探求される必要があります。本事業では、3年次計画で実際の伝統知学習プログラム展開をしつつ、この新たな交流実践の姿を描き出す試みをしてきました。

本シンポジウムでは、共同研究の成果報告とともに、社会的に成果を位置づけるために基調講演と他の先進事例紹介を行い、農山村と都市からの参加者ともに、生活における伝統知や技能の大切さとその継承による、健全なライフスタイルついて幅広く話し合いたいと思います。

幸いなことに、開催地藤野は日本のトランジション・タウン活動の中心であり、シュタイナー学校やパーマカルチャー・センターもあり、素のままの美しい暮らし(sobibo)へとライフスタイルを変容するために学ぶために良い実践が蓄積されています。
これらの文化的財産をもとに、これからの私たちの生活や人生の先行きを明るく直観できるような統合概念をともに発見したいと思います。

内容:
1)基調講演:現代文明の移行と伝統知・生業(仮題)
  設楽清和さん(パーマカルチャー・センター)
  高橋靖典さん(トランジション・タウン藤野、藤野倶楽部)
2)伝統知共同研究報告 研究メンバーからの報告
3)座談会風の総合討論
4)ポスター発表展示 参加者から募集
5)交流会(夕食懇親会)


☆5、TT Voice「TT南阿蘇/TJ共同代表」

TT南阿蘇/TJ共同代表の吉田俊郎さんからのメッセージです。

東京の公立の小学校でエディブル・スクール・ヤードという校庭を食べられる場所にという、パーマカルチャーの手法での授業の試みをやっている堀口博子さんから応援依頼のメッセージをもらい、僕もこのプロジェクトはぜひ日本で成功して欲しいと思っているので案内させてください。この愛和小学校で集うは今季で3年目になり、これを続けていくためにREADYFORのクラウド・ファンディングをしています! 目標金額は、300万円で、期日が11/16日です!
皆さん、このプロジェクトに賛同いただけたら、ぜひご協力お願いします! ※拡散もできる方お願いします!
https://readyfor.jp/projects/edibleschooyard

ちなみに先生はTT葉山で一緒にパーマカルチャーのプロジェクトをしたフィル・キャッシュマンです!

学校にキッチンとガーデンを。子どもたちを夢中にさせる体験型食育システム「エディブル・スクールヤード」を日本に広めたい!
 
はじめまして。一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン代表の堀口博子、西村和代と申します。私たちエディブル・スクールヤード・ジャパンは、東京、京都、バークレーに拠点を置き、2014年より一般社団法人として活動しています。
「エディブル・スクールヤードの日本におけるモデル校を作る!」という目標を掲げ、東京都多摩地区にある公立A小学校の校庭を舞台とした“エディブル・スクールヤード・プロジェクト”に始まり、今後は、日本初のエディブル・スクールヤードを2校目、3校目と展開し活動の場を広げていきたいと願っています。
 
しかし、3年目にしてプロジェクトを継続していくための資金が不足してきております。皆さま、どうか300万円のご支援よろしくお願い致します!https://readyfor.jp/projects/edibleschooyard


☆6、Transition Japanからのお知らせ

●「土と平和の祭典」にTJブースが出ます。
今年の土と平和の祭典は3日連続で、今年が最後となります。(残念!)
10月14(金)15(土)16(日)、日比谷公園 http://www.tanemaki.jp/
14日は前夜祭、15日は竹オブジェづくり、夜コンサート、16日がブース出店でこの日にTJブース
が出ます。TJメンバーが交代でいる予定です。(予定候補:俊郎さん、みかえさん、良さん、か〜ま)
ぜひ顔を出してください。アズワン鈴鹿コミュニティも出ます。

●2年振りの「トランジション・シンポジウム」やります! ぜひご参加を!
11月12日(土)明治学院大学 白金キャンパス 2F アートホール(東京都港区)
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/

「トランジション・シンポジウム2016」テーマ「災害とトランジション」(仮題)
今年、4月、熊本で発生した大地震は、甚大な被害を引き起こしました。TT南阿蘇も被災しましたが、トランジション活動で培ってきた食やエネルギーの自給などレジリエンスの高い暮らしによって、なんとか持ちこたえ、さらに地元の被災者のための支援活動に立ち上がり、他の市民活動とも協力して被災地復興に尽力しています。このように日本のどこでも起こりうる自然災害などに、いかに地域の底力を高めていけるかについて、熊本や東北の実例を発表して、みんなで考えるシンポジウムとしたいと考えます。

構成(予定)※詳細が決まり次第、MLにてお知らせします。
11:00〜12:00 映画上映「未来紀行」〜先進のエコビレッジとトランジションタウンへの旅〜(57分)
13:00〜17:00 シンポジウム(内容は検討中です)
18:00〜21:00 近くのお店で懇親会

※このイベントのスタッフが不足しています。ボランティア募集中です。イラストも募集します。
連絡先:irukarma@gmail.com/transitionjapan@gmail.com
また資金も不足しているので、トランジション・ファンディングします。詳細は追ってMLへ流します。

●映画「未来紀行」〜先進のエコビレッジとトランジションタウンへの旅〜完成!
お陰さまで、約3ヶ月かけて、映画「未来紀行」〜先進のエコビレッジとトランジションタウンへの旅〜が完成しました。
関係者向け試写会の後、一般公開します。50年以上の歴史を持つ英国フィンドホーン・エコビレッジとトランジション発祥の地トットネスの今を伝えるトランジション・ジャパン発のトランジション・ムービーです。ぜひご覧ください。

ローカル上映会:11月19日(日)小金井市公民館貫井北分館(きたまちセンター)
http://www.ntk-koganei.org/kitamachi_center/index.php
学習室A/B 開場16:30 上映料¥1,000
1回目上映/17:00〜18:00 2回目上映/20:00〜21:00(上映時間56分、シェアーリングタイム有り)


☆7、TT TOPIC「祝!GEN Japan誕生!」
TJは今まで同じベクトルを持つ様々な団体とも連携をとってきています。「チェンジ・ザ・ドリーム」「ナマケモノ倶楽部」「パーマカルチャー・センター・ジャパン」、そして新たに誕生したGEN-Japanの法人会員にもなります。

TTのみなさま、こんにちは! 
いま、日本や世界のあちこちで、自分たちの地域が持続可能になって、安心して生きていけたらと願っている人たちがたくさんいらっしゃることでしょう。声を上げてはいなかったり、専門的な知識がなく、また目の前の仕事や暮らしに忙しくされて、まさかそのような気持ちを内面に抱えられているとはみえない人も多いでしょう。あるいは、漠然とした不安の中に、このままではまずいだろうが、さてどこからどう手を付けていけばそうなるのか、行き先が見えないために、自分の本当の気持ちを見失っている場合も多いかと思います。
そうした中で、トランジションの活動に関わっている皆様には、持続可能な社会を実現する方向に、一歩を踏み出された、未来世代にとっては、実にかけがえのない存在かと思います。
私たちNPO法人えこびれっじネットGEN-Japan、以下GEN-Japan、も、個性豊かな持続可能な地域社会が各地に実現することを願って、今年の7月に活動をスタートいたしました。
GEN,とはグローバル・エコビレッジ・ネットワーク=Global Ecovillage Networkの略称で、イギリスのフィンドホーンに拠点を置き、世界各国の持続可能な社会づくりやエコビレッジの活動をネットワークする組織です。国連の社会経済理事会の諮問団体として、昨年パリで開催されたCOP21でも、新しい社会づくりのモデル事例となりうる世界60のエコビレッジを紹介しました。その一つとして、日本からは鈴鹿市で都市型開放型の地域づくりを展開するTT鈴鹿が紹介されています。
GEN-Japanはエコビレッジのネットワークではありません。持続可能な社会づくりを願う、個人や、グループ、団体、地域、企業など、様々な活動や、共同体、コミュニティをネットワークして、目的を達成していこうとしています。
そのスタートに当たって大事にしておりますのは、 まず人と社会に焦点を置くということです。 技術的なアプローチも、もちろんですが、一人一人がその人らしく、安心できる関係づくりを第一に考えたいということです。
なぜなら、ありのままのお互いを認め合い、支え合える、人と人の間柄づくりが、持続可能な社会のカギではないかと考えるからです。そのベースがあって、はじめて優れた技術や能力が活かされ、力を発揮しうるからで、もしその人的環境がなければ、十分に生かされないばかりか、問題の所在が不透明で、解決が遅れるからです。
人は自然や人とのつながりの中でしか生きられない、そう自覚するお互いから、まずスタートですね。そうしたお互いで、力を合わせて、よくなり合っていく。間違いがあれば、責めたり対立したりしないで、温かく支え合いながら解決していく。責め合いのあるところでは、解決のための核心部分が不明瞭になって逆効果です。力強く支え合う、そのプロセスの中で、互いのつながりが深まり、知恵や力が存分に生かされ、問題の解決がはかられていくのでしょう。人の輪もますます自然に広がっていくのではないでしょうか。
チャレンジングな時代に出会ったお互いで、そのプロセスを生き合う、その醍醐味が、持続可能な社会づくりであろうかと思っています。
今秋、環境先進国ドイツから、エクハルト・ハーン博士をお招きし、10月15日奈良県香芝市を皮切りに、福岡市、京都市、鈴鹿市、横浜市、東京都内、および京都大学はじめ6大学で、やさしい社会国際フォーラムを開催します、再生エネルギー100%実現を可能にしうる、ドイツなどの市民の活動と、日本の活動を紹介いたします。ご関心の方には、ぜひ会場にお越しください。各地の情報は→(下記のHPアドレスを参照)
これから、同じ方向に向いてご一緒できますこと、心強いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

代表理事 片山弘子
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Hiroko Katayama
〒513-0828 鈴鹿市阿古曽町14-28
Gen-Japan 代表 (Global Ecovillage Network Japan)
http://genjp2015.wix.com/japan
https://www.facebook.com/GEN-Japan-413954805395847/?fref=nf
アズワンコミュニティ鈴鹿
http://as-one.main.jp/suzuka
持続可能な社会づくりカレッジ実行委員会
http://jssc358.wix.com/college
Tel Fax 059-389-6603  Mobile 070-5259-8988
Facebook:
http://www.facebook.com/hiroko.katayama.731

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8、編集後記:約3ヶ月に渡る編集作業が終わって、ドキュメンタリー映画「未来紀行」が完成した。
かき氷を食べながら編集を始めて、仕上げの作業をしながら、おでんを食べていた。(笑
この間を描写すると、編集スタジオに寝泊まりしているおじさん、のようだった。(笑
ちょこちょこっと編集して、だらーっとレンダリングがあって、その間にごはんを食べたり、そうじ・洗濯をしたり、
昔話風に云うと、「おじさんはコインランドリーに洗濯に行きました。家では相棒のマックが一生懸命レンダリングしていました。でもいつかは終わるでしょう。(笑」 か〜ま@DVD作成中


映像&編集責任者 梶間 陽一

映像作家
未来TV
ResisTV

トランジションタウン小金井 代表
http://ttkoganei.exblog.jp/
http://www.tt-koganei.com

NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事/映像ワーキング・グループ
http://www.transition-japan.net/
http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html

NPO法人こがねい市民発電(こがでん)理事
https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info
http://kogaden.jimdo.com/

Enowa Project(笑の輪)
http://enowa2014.wix.com/college

トランジションタウン小金井(TTK)
~みんなで 地域力の発展へ~
~地域自給率100%の社会へ~
~石油・原発依存から自然エネルギーへ~
# by ttkoganei | 2016-10-01 08:46 | TTNews

トランジション・フリー・マガジン2016/10

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★                                  ☆
☆★TRANSITION FREE MAGAZINE〜トランジション・フリー・マガジン☆★
★             2016/9/1(創刊号)           ☆
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☆1、TT Voice「とらんじしょん昭島」
☆2、TT Voice(トランジションタウン浜松)
☆3、TJからのお知らせ
☆4、トランジション・イマジナリー通信
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☆1、TT Voice「とらんじしょん昭島」
東京圏にまた新たなTT昭島が誕生しました!!!昭島市は立川駅から青梅線で数駅、国営昭和記念公園もあります。
メンバーは、市議会議員の方や獣医さん、すでに自主上映会を開催されている方など、多彩で強力な10数名の方々でトランジション合宿の後半は、TT昭島の具体的なアイデア・ブレストになっていて、白熱していました。今後の展開が大いに楽しみですね。近隣のTTたま、TTまちさが、TT府中やTT小金井ともぜひ協力、連携して行きましょう!
以下は、TT昭島からの立ち上げメッセージです。
◯「とらんじしょん昭島」です。
 昭島は薪ボイラーのガシファイアーがある銭湯富士見湯を基軸に活動をはじめます。
 合宿で新たな出会いもあり、今回の合宿で10月10日にポットラックシアターをオフグリッドで上映する企画もあれよあれよ~と決まりました。これから!よろしくお願いします。

☆2、TT Voice(トランジションタウン浜松)
TT浜松の素晴らしいところは、地元のネイティブの若い人たちが中心で活動しているところ。多彩でパワフル。
フォレスト・ガーデンはまさに先駆的!この夏も様々な人たちと素晴らしいイベントを開催します。
奮ってご参加ください。

「ラブファーマーズ・カンファレンス」(加藤登紀子さんが名付け親だそう)9月2、3、4日
全国から名だたる実践が集うラブファーマーズ・カンファレンス。そして、このボリューム!!
みなさまのご参加を心よりお待ちしております ♪
 
浜松でみなさんとお会いできるのを楽しみにしております~

(以下 プログラム内容)

9月2日(金):1日目のプログラム
11:00〜 ラブファーマーズ・マーケット スタート!
※ラブファーマーズマーケットは会期中開催しています。
早めに来て、お昼を食べたり、お買い物やおしゃべりを楽しんでくださいね。 中庭、体育館
13:00〜  ラブファーマーズ・カンファレンス 受付スタート!
※開校式まで間、マーケットでのお買い物や、春野山の村の散策、または森の中、部屋などで、ゆったりとお過ごしください。
体育館
15:00〜15:15  開校式< 挨拶 >
●金子美登(NPO法人 全国有機農業推進協議会 代表理事/霜里農場)
●山下太一郎(NPO法人 はるの山の楽校 代表) 体育館
15:15〜16:15
特別講座「大地の再生」 矢野智徳氏(杜の園芸)
[参加費:無料]
「大地の再生師」「地球の庭師」呼ばれている矢野智徳さん。コンクリートなどで固められ脆弱化してしまった大地を、風と水と光の動線を軸に人の動線を加えて自然環境を読み、「大地の血管である水脈」と「空気」に着目して、全国各地で現地の自然素材を使った環境整備、自然治療をしています。今回、矢野さんの特別講演を通して、私たちが、大地にたったときの自然の流れの見方、自分自身の自然感覚を取り戻す方法を学びます。
造園、土木、農業、建築などに関わる方、自然や山、アウトドアが好きな方、どんな人でも興味があれば来て欲しいです。作業できるか心配な方は見て、聞いているだけでも出来る範囲で構いません。矢野さんの話す一言一言を聞くだけでも勉強になります。是非、気軽にお越し下さい。
体育館
16:30〜17:30
加藤登紀子さん
スペシャルトーク&ライブ 
[参加費:無料] 
今年も、ラブファーマーズカンファレンスの名付け親、加藤登紀子さんがやってきます!アットホームな雰囲気でのトーク。今年もどんな話になるか楽しみです!
体育館
18:00〜 夕食交流会 受付 体育館
18:30〜20:30
夕食交流会 + GoRoライブ
(WelcomeLive*ジリリタ)
[参加費:2,000円 ※宿泊の方は宿泊費に含まれています]


☆3、TJからのお知らせ
か〜ま@TJ映像ワーキング・グループです。7月から集中して編集しているフィンドホーンとトットネスですが、フィンドホーン篇は完成し、現在、トットネス篇の後半&ブラッシュ・アップ中です。なにしろ数分のカットのレンダリングが40〜50分かかったりで、忍耐力のいいトレーニングになります。(笑 出来上がりは見てのお楽しみ!
試写会は、10月中旬の予定です。みなさん、もう少しお待ちを! 仕上げがんばりま〜す!


☆4、トランジション・イマジナリー通信
東京都知事も変わったので、以前妄想した2030年の東京=エコシティ・トーキョー
愛称:NEO EDO(ネオ・エド)を再度、掲載します。都知事、こういう未来を一緒に創りましょう!

湾岸部は昔の江戸時代の浜辺に復元されている。
漁師が行き交い、魚が荷揚げされている。ネオ・エドの江戸前の海も豊かだ。
水平線には大型のソーラー帆船が虹色に光る帆布を膨らませて航海している。

海からキャナル・エドに入る。キャナル・エドは東京中の河川と水路をつないだ運河交通網だ。これをつかえばネオ・エドのどこへでも行ける。

ちなみに私たちの乗船しているキャナル・ボートは、乗り合いの船で、バスの路線のように使える。船内も快適で静かで落ち着きがある。お昼の江戸前鮨のランチはリーズナブルでおいしい。
動力はソーラー&燃料電池駆動でまったく静かだ。そういえばボートのデッキに出ても、外も静かだ。車の音は聞こえてこない。山の手線の内側は、カーフリーゾーンになって久しい。今ではバイクパス(自転車専用道)を使って、乗り捨てのシェアー自転車でどこへでも(山の手線内)行ける。
その他の交通機関はトラム(路面電車)だ。トラムには自転車も積むスペースがある。

ネオ・エドの粋なところは、現在の住所に併用して、昔の江戸時代の町名も使えることだ。例えば田原町から吉原まで女に会いに歩いていった。なーんちゃって。

まちの中心部にある市民農園はいつでもだれでも訪れて、野菜や果物などの収穫物(有機農産物)
を持ってかえれる。バーベキュー広場で調理して食べる人もいる。火力はロケットストーブだ。
併設されたスターリング・エンジンは、ロケットストーブの火力で15Wほど発電する。

そういえば10年前に開催された東京オリンピックは歴史上最高のエコ・クリーンなオリンピック
として世界中から讃えられ、それ以降のオリンピックのモデルとなった。
電源は全て自然エネルギー100%で東京圏でまかない、食材も地産地消して、有機無農薬栽培の固定種で有機オーガニックの自然食メニューは、マクロビオティックから江戸前鮨までなんでもありで選手たちに大好評だった。世界遺産となった和食の文化が世界中に認識された。
湾岸部の開発はせずに、全て既存の施設でまかなった。移動はすべてキャナル・ボートだ。

公共施設の屋根やビルの屋上など全てに設置されたソーラー・パネルと、湾岸部の風力と合わせて
東京の電力は全て自給された。同時に各家庭でもオフグリッド化が進んでいて、すでに25%の家が
オフグリッド化している。原発は過去の遺物となった。廃炉作業が着々と進行している。

今日はみんなで郊外へ出かける。もちろん車は使わない。小金井まで中央線で行く。一番後ろの展望車に乗る。街の緑化率は素晴らしく進んでいて、すでに90%が緑で覆われている。冬水田んぼの水田が光っている。ネオ・エドにトキが来るようになった。青空を背にしたトキは一際美しい。カッコーが遠くで鳴いている。

新宿が見えた。緑化が進んでいて、新宿御苑が見分けがつかない。パーク&ライドのパーキングには燃料電池車、水素自動車、電気自動車が並んでいる。スタンドアローンの無料のソーラー水素スタンドが並んでいる。水素を使えば移動はただで行える。

中野はサンプラザの周りが全部畑になっている。サンプラザのソーラーパネルが光っている。この電力で館内の電気を全てまかなっている。

吉祥寺は、駅前から市民農園が広がっていて、そのまま井の頭公園につながっていて、一大緑化公園となっている。トランジションタウン小金井と並んで、日々、農作業で人々が訪れる。年に4回の季節のお祭りには武蔵野中から人々が集まる。もうすぐ武蔵小金井だ。
(つづく)

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映像&編集責任者 梶間 陽一

映像作家
未来TV
ResisTV

トランジションタウン小金井 代表
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http://www.tt-koganei.com

NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事/映像ワーキング・グループ
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NPO法人こがねい市民発電(こがでん)理事
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Enowa Project(笑の輪)
http://enowa2014.wix.com/college

トランジションタウン小金井(TTK)
~みんなで 地域力の発展へ~
~地域自給率100%の社会へ~
~石油・原発依存から自然エネルギーへ~
# by ttkoganei | 2016-09-18 12:12 | TTNews

TTK News 8月夏休み号

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Transition・Town・Koganei・Mail Magazine 8月夏休み版
トランジションタウン小金井・メルマガ(2016.8.1)
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1、トランジション合宿イン昭島 報告
2、動画プロファイル
3、シリーズ『言霊の巣』夏休み拡大版(超長文)
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1、トランジション合宿イン昭島 報告
7月最後の土日、昭島市でトランジション合宿が行われました。時間を掛けて立ち上げ準備をして、助成金を獲得して、立ち上げメンバーが臨んだ初の意欲的な、まさに理想的なトランジションのスターティング・イベントでした。10数名の参加者はすでに様々なソーシャル・プロジェクトに参加しており、情熱的で、知識や知恵に富み、あとはここでの出会いを結びつけ、横糸を織り上げれば、強力な素晴らしいチームとなるでしょう。近々の立ち上げ宣言が楽しみです。祝!TT昭島!


2、動画プロファイル
ヘンプ・キャンプ・イン・ツインドーム龍宮:TT渋谷の活日土さんが、八ヶ岳に創ったツインドーム龍宮に行ってきました。https://twindome_ryugu.eyado.net/
そこで行われたヘンプ・キャンプ2016の記録撮影をしてきました。
現役、麻農家の方、麻炭の研究・開発者、麻の実を絞って搾油したヘンプ・オイルで走るヘンプ・カーを走らせる方、など現代の麻に関わる探求者たちの集いでした。
ヘンプ・カー・プロジェクトは、8月8日に、九州の八女(やめ)スタートで熊本地震復興のキャンペーンで九州を巡ります。http://www.ooasa.jp/hemp_car/
今回の動画は、ヘンプ・キャンプ参加者の中から宮古島で撮影された「麻炭の力」を紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=CvalPEf6MgQ


3、シリーズ『言霊の巣』(夏休み拡大版)
以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。今回はネイティブ・アメリカン(インディアン)の言霊です。
ちょっと長いですが、味わい深く神秘的です。夏休みにぜひお読みください。


コトダマノス

ココハ愚者ノアソブトコロ

賢者モキタリテ アソブベシ



大和の国は 言霊の助くる国ぞ

磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ 

= わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。

万葉集(巻十三)  柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ)


『言霊の巣』テキスト−40 「インディアンの愛」

スエットロッジの後、静かに自然とともにいることは、本当にすばらしいことです。
大地は、癒しのエネルギーを清められたからだに送り、思考と感情を美で満たしてくれます。スエットロッジの暗闇の中で、宇宙の壁は永遠に外へ広がって、時間と空間に個々の存在として縛られている私達から、その重荷を取り除いてくれました。
今、ネパシェット(祖父なる太陽)がじっとみつめている中、私たちの霊はしっかりと大地に支えられた肉体へと帰っていきます。大地は、完全な調和の中にあるようです。
草、岩、砂、海、雲、風、波間に漂うカモメ、アジサシ……みんなつながっています。
そして自分自身もです。ネパシェットの愛撫するような光線が体を乾かしてくれています。大陽があの位置で輝いていることは、神秘なことです。肉体を凍えから守ってくれるほど近くでありながら、焼きつくしてしまうほどに近くはないのです。また、ネパシェットの存在や地球があって私がこうして太陽を感じることができることもです。そして何十億という銀河があり、ひとつひとつに何十億の星と惑星があり、まちがいなくもっと意識を高めようとしている何十億もの生命体がいます。神秘です。巨大な宇宙で、万物が結びついて同じ法則に従っています。すべてのものが、巨大な宇宙の中に場をもっていて精妙に動いています。天地万物への完全な信頼が、私に満ちてきます。
宇宙の中に確かに私の道もあり、それをみつけることができます。しかし、なぜか人間という高い知性と創造性をもった生物は、自己破壊を続けています。この原因を考えるには、混乱から離れて自分をみつめ、正義という単純な感情を思い出す必要があります。その時、天地万物の法則を理解できるようになり、その理解がやがて信頼へと変わります。
信頼……。人類の破壊的行為のうしろにあるものは、信頼の欠如です。この世は生存競争の世界であり、甘い仮面の下に悪が潜んでいるかもしれないなどと私達はいつも疑い怯えています。こうした状況の中で信頼を取り戻すためには、人間にとって天地のすべてのものが慈悲深い存在なのか、あるいは邪悪なものなのかをはっきり知らなければなりません。
地球と自然の秩序に従って生きている人々は、宇宙の霊を受け入れています。すべてがあるがままで、神秘です。オリジナル・インストラクションは、自然をみつめることで感じることができます。創造主の存在だけでなく、万物がすべて結びついていることを気づかせてくれます。ネイティブピープルは、このつながりを「聖なる輪」と呼んでいます。天地一切のものは、つながっています。動物、植物、石、山々、虹、そして星……みんな、親類と呼ばれるべきものです。不思議で恐ろしいとされているものもです。それぞれの歴史があり、人間にはわかりませんが「聖なる輪」に結びついています。「輪」の中には、彼らでなければならない場があります。インディアンは、この天地万物との調和関係である「輪」の中を生きます。一番小さな断片から宇宙の壁まで、すべては「輪」でできています。そして、全部の「輪」が、字宙全体である「存在の大いなる輪」を構成しています。「存在の大いなる輪」とのつながりを保ち続けるのは、非常に大切なことです。時として人はそれを失い、孤独に陥ります。マタドウが霊にまいた毒のひとつです。
妄想を信じることで、さらに孤独になってゆきます。人間はみな孤立した存在であると思い、妬み、戦争をします。善と悪の戦いをつくります。

北アメリカの社会は、信頼によって機能していました。天地万物には意図があり、その中でネイティブピープルがすることは、征服や支配ではなく、理解し、育て、感謝し、喜ぶことであると信じていました。また、愛によっても社会は動いていました。部族の基本単位は個人ではなく、家族だったからです。部族の相互の助け合いの関係の中で、家族同士は団結し合い、個人はお互いに同等の尊敬と自由を与えることで、最も有効に働くことを発見しました。子供が、叱られるから勉強することはありませんでした。だれもが部族の中で大切な存在として考えられたいという望みの他には、人に強制するようなことはありませんでした。みんなが自然の法則を理解して生きていたので、亀の島には、孤児院、老人ホーム、貧農、スラム街、社会福祉というものが必要なかったのです。世界がふたたびそんな信頼と愛のある状態に戻ることができると、あなたには思えますか。人類が今の社会をつくってきたのですから、しかもその前には平和で平等な世界をつくっていたのですから、人類はどうやってまた、愛と信頼に基づいた社会へ戻るかを知っているのではないでしょうか。

部族的な生活の基本は、霊的生活であるということです。部族を理解するには、まず天地万物がいくつもの「聖なる輪」からできている、ひとつの大きな「輪」であることを知らなくてはなりません。人類とはすべての国からできている「輪」であり、国はその国の部族からできている「輪」であり、部族はその家族からなる「輪」であることを知らなくてはなりません。また人間の「聖なる輪」は時間を通じて結びついているので、私達は家族や部族という「輪」の中にいるだけでなく、祖先や未来の子供たちとつながっている螺旋の中にもいます。子供たちのことを尊重する時、私は人生の中で最も深い最高の気分を味わいます。そして、自分のオリジナル・インストラクションを知るのです。創造主がささやきます。子供たちにできる限りのことをするように。子供たちに、彼ら自身の子供たちにも同じことをしてあげるように教えるようにと。
なぜなら、彼らは、この惑星における意識的進化のかぎを握っている存在だからです。
暖かく、惜しみなく愛を与え、すべてを受け入れ、感謝に満ちている部族という「聖なる輪」を最も完全な形に発展させようとしています。部族の中では、遺伝的に親であろうとなかろうと関係ありません。私は、すべての子供たちの親です。そのすべての子供たちを育て世話していくという気持ちを忘れたり、失ったりすれば、その分だけ、私が人生においてなすべきことは、天地万物の道との関係を失うことになるでしよう。すべてのものが、どれだけいっしょになって動いているかわかりますか。オリジナル・インストラクションも、すべてがつながった大きな「聖なる輪」です。部族は、母なる地球に「輪」を創ってこう言います。
「地球のめんどうをみてこれを守れば、地球は私達の必要なものを与えてくれる。」
そして、隣の部族とも心をひとつにして、与えられた大地を守ります。部族は、童なり合う「輪」の中の基本です。生きていくために必要なものを、すぐに共有することができる人間の数の限界です。これを越えると、国、政府、会社のような抽象的概念を作ってしまいます。人間は、これらの創造物を支配できるという幻想をもっていますが、創造物自身が生命をもつ怪物となって、人間の力のすべてを奪ってきました。人間は自分で作った制度の中で、無力な存在となってしまっています。

私達はこれまで、信頼することの必要性、特に天地万物の道を信頼する必要があることを話してきました。一歩一歩を祈りにかえて、自分自身の中にあるビジョンに従って進めば、だれにでも心の道は見つかるということを信頼することです。
オリジナル・インストラクションも求めれば自然とわかることであり、みんなが個々の教えをもっていることも話しました。
長老たちによれば、オリジナル・インストラクションの中で特に大切なことは、聖なる地球を敬い世話すると同時に、この母を共有する親類たちすべてをも敬い世話することです。世界中の先住民族は、生活を支えている植物、動物の命、海と大地、谷や川の流域などに対して保護者的責任を感じているという点でみんな共通していました。部族的な社会とは、こうした合意のもとに人々が集まって、助け合って恵みを分かち合って生きている人々のコミュニティーです。

私達がオリジナル・インストラクションを実行するためには、部族的なコミュニティーは必須なものです。この生き方によって百万年の間、人間の命を支えているシステムと人間同士は調和した関係にありました。人間の歴史観は本にあることに限られていますが、私のはもっとずっと大きいものです。文字によって残されているのは、たかだか最近二、三千年の歴史にすぎず、文明中心です。しかしネイティブピープルは北アメリカ大陸に、百万年以上住んできました。
それからすれば、文明はあまりうまくいかない短期間の実験にすぎません。
ふたたび眼下に広がる大地を見てみましょう。
小さな家、町、道、都市、畑、森、丘、小川……この大地は、こうしてもう数十億年もあります。
その間、この大地を所有したり支配するものはいませんでした。四百年前、もし眼下に広がる大地にある谷間の村に赤ん坊が生まれたら、赤ん坊は大地で生きてゆくために必要な物を好きなだけ得ることができました。赤ん坊も、平等に母なる地球の恵みを共有したのです。家族、部族、動物、植物、丘、小川…子供たちは暖かな世界で有ち、大地の恵みを受けることができました。しかし今日、私達の下にある病院で赤ん坊が生まれたら、愛ある家と安全な場所を得ることは、ほとんどありません。父母の両方がいっしょにいて、愛をかけてくれることはまれであり、部族からの感謝や援助なども期待できません。畑や森、小川の恵みを自由に共有することもできません。青年になっても大地に家を建て、庭に植物を植えることができません。仕事が見つからなければ、社会福祉に頼るか軍隊に入ります。幸運にも職があったとしても、公害を生んでいる工場で、いたずらにゴミを増やすような役に立たない品物を作って、人生の三分の一を過ごすことになります。
インディアンの青年は、自分たちの無力さを感じるようになるでしょう。生来の土地とその資源の使用に関してなんらの決定権をもっていないからです。それどころか、インディアンの土地ではないのだから、使用権すらないと言われるかもしれません。そしてただ、家賃を払い、車とテレビを所有するために、土曜の夜に酔いどれるために、生きていきます。飢餓、戦争のことはあまり考えないようにします。環境破壊の問題などは、もっと避けて生きていきます。まるで私が、最悪のケースについて話しているかのように思うかもしれません。しかし、これが眼下に広がる建物やハイウェイを走る車の中にいる人の姿です。彼らは、文明国の最も「進歩している」社会の典型です。所有権に基づいた彼らの社会は、地球の資源のほとんどを支配し浪費しています。そして抑圧や飢え、暴力を生んでいますが、そういった問題は、彼ら自身にとっては単なるニュース番組の一部にすぎないのです。

人類を悩ましている問題は、人類によって生まれたものです。もし地球と私達自身を癒すなら、完全な世界という大きな夢を描き、実現可能であることを自覚することです。
人間に、天国というビジョンが与えられているのは、信じることによって天国を創造するためなのです。みんな天国のビジョンをもっています。必ずあります。それは、各自のオリジナル・インストラクションの一部です。ひとりひとりの天国のビジョンは、天地万物の癒しの霊であり、物質を自由に変化させることができる力です。本気でそのビジョンに従おうとせず無視をすれば、人生は最低の愚行を引き起こすことになるでしょう。
人間に宿っている善性、すなわち創造主の霊を信じなければなりません。人間は、助け合って生きていくものであり、信頼することのできる存在であることを理解しなければなりません。生まれた時から、無限に愛するカ、美と喜びを感じるカ、エネルギーそして知性を与えられています。今あなたがあまり愛を送らず、喜ばず、知性も働かせないとしたら、それはこれまでの人生経験が、もって生まれた能力が自然に発達していくことを妨げているからです。そういった経験は、自然との関係から生じるものではありません。人間同士の間に生まれた経験だけが、人間の能力に限界を設けて、私達の本性を歪めます。
しかし人間は実際にそんなことを、組織と制度を通して赤ん坊やお互いに、生まれた時から死ぬまでやっています。

ネイティブのせいか、私はいつも物事を四つの方向から考える傾向があります。
ですから、世界と私達自身をより高度なビジョンに含わせて変化させるために、次の四つの関係を考える必要があると思っています。
ひとつは、人間と地球の関係。ふたつめは、短期間のうちに無理なく平和がもたらされるような国と国、宗教と宗教、男と女、階級と階級というような社会集団の関係。
三つめは、自由で創造性が発揮でき、かつ社会からの援助が期待できる個人と社会の間係。
そして、生まれた時から、互いに無条件の愛と感謝を与え続けられるような個人の間係です。

インディアンの長老たちによれば、愛とは「聖なる輪」の意味であり、人間と天地一切のものをつなげているものです。
愛が大地と私達を結びつけています。世界の聖人はみな、「愛とは、命の尊い経験である」と言っています。それがすべてです。命はだれもに与えられており、その命をだれもが高めていきたいと思っています。「神は愛なり」とも言われます。
私はこの意味は、愛が善の中で最も高い位置にあるということだと思っています。
愛とは、万物とのつながりに目覚めていることです。愛が最も強くなった時、人間は完全に覚醒します。時空を越えた絶対なるものを感じます。愛は、何の愛でもだれの愛でも、絶対者の存在を感じさせることができます。人は恋すると、突然すべてのものに優しくなります。
愛とは広がるものなのです。

愛。これだけが、宇宙で実際におこっていることです。愛は、万物の法則の中にあり、自己覚醒である万物との関係に目覚めるためのエネルギーの源です。愛がないなら、人間にとって命とは何なのでしょうか。人類…創造主を自覚できることが許されていた恵まれた私達は、他者と自分を結びつけているものが愛であることを、知らなければなりません。実際、生まれた時から人間は、自分を存在という神秘と結びつけているものを求め続けています。愛が与えられれば、愛を学びます。与えられなければ、人間は分離し傷つきます。しかし、空虚な心は痛みながらも、やはり愛を求めるのです。

もし命が一番大切なもので、愛がその命を最も高揚させるものならば、まず命と愛を育む環境を作ることが、賢明なことではないでしょうか。しかしその環境とは、現在の状態とはほど遠いものです。人間は、物質的な所有物と権力を、成功の基準とする文明をつくりました。真に愛のある世界ならば子供たちに例を示しながら、地球とその恵みを平等に分かち合うように教えることでしょう。人の上にたつことを望むのではなく、すべての人のユニークな個性を認め、讃えて感謝するでしょう。愛が人間の本性でありながら、怖れが、男たちに地球と他者を支配するように追い立てました。私はあえてここで「男」といいます。女性には力すらも所有することが許されていなかったからです。
現代社会は、争いです。正義は法廷で勝訴できる賢い弁護士を雇える金持ちのものです。アメリカ社会は、少数派が不本意な結果を得るような競争システムによって問題を解決します。貧しい人々は、良質な食料を買えません。食料産業が、一番安い化学薬品でできた食料品を貧乏人に売って、最大の利益をあげようと競争しているからです。

こんな状態を変えて、愛の社会を創れるでしょうか。いっしょに考えましょう。社会をいっしょに変え始めたら、私達が現実に創造しているのは個人のビジョンではなく、私達みんなのビジョンとなるからです。できるだけお互いのビジョンをはっきりと語り合うことが大切です。助け合えるようなビジョンをもつもの同士は、どこであろうといっしょにその実現をめざして働くことです。私はこれまでそうしてきました。自分のビジョンが明確になった時、私の国には同じようなビジョンをもっている人が、そう多くいませんでした。そこで自分のビジョンを人に話し、同じような考えをもつ人々と世話をしていく大地をみつけて、コミュニティーをつくり始めました。ここでいうコミュニティーとは、「聖なる輸」の中で生きる愛と平等の社会であり、これまで部族的な社会と呼んできたものです。他にも別なところでコミュニティーをつくっている人々もいて、今、私達はお互いに結びつき始めています。やがて合併して村をつくるかもしれません。

愛は美と、同じ霊源から湧いてくる感情を表しています。正しさ、つまり調和です。
人を愛するとは、完壁な宇宙の中で愛する人の存在がいかに完璧であるかを認めることです。何かを美しいと思うのは、天地のすべてとそのものが調和していることを認めることです。もちろん、愛したり美しいと思うのは、それらと反対の感情がある時に初めて可能なことです。
植物や動物は、彼らのオリジナル・インストラクションにのみ基づいて動いているので、善悪や調和、不調和の区別などありません。しかし、人間には選択する能力が与えられており、汚く不調和な結果を選ぶこともできます。だからこそ人間には知性を導くために、愛と美の感情が与えられてきました。この二つの感情がなければ、知性は、ただ生き残るためのプログラムだけ組み込まれたコンピューターと同じです。子供たちは、コンピューターのような知性がいかに愚かであるかを一番よく知っています。私が学校やキャンプ、その他の集まりに行くと、彼らは質間してきます。「どうして人間は戦いをやめないの?どうしていっしょに働かないの?どうして優しくないの?」彼らの心は、まだ条件づけられていません。オリジナル・インストラクションを感じているのです。聖なる方法で歩むとは、この子供たちのようにオリジナル・インストラクションにそって生きることです。天地万物を豊かにする方法で動くことです。 それは、美の中を歩むことであり、一瞬一瞬を愛の中で生きることです。

ここで、インディアンにとって力と指導力がどんな意味をもっていたのかを話しましょう。
「聖なる輪」である調和関係の中を生きている人々と、ピラミッド方式で生きている人々がもつ権力の概念には、根本的な違いがあります。ピラミッドの重さは、上から下へとかかります。重さを支えているものは、怖れと構造のカです。
頂上には、皇帝や王、大統領、つまりボスです。たいてい男です。女性は上に立つことはあっても、基本的には男性支配の組織の一部でしかありません。ボスには護衛の警察、軍隊、暴力団がいます。ピラミッドの一番下には、労働者や百姓などがいて組織の重さを支えています。その上には一番下をかろうじてまぬがれた僧侶、牧師、商人、知的職業人がいます。これが、支配のあり方です。抑圧されている人は抑圧する人間の力を恐れ、それでいて抑圧する人間は、抑圧されている人の潜在的な力を恐れています。

「聖なる輪」を支えているのは、外からの力ではなく内側からの引き付ける力、中心に向かう力です。この求心力は愛、霊的結合であり実在します。これについては、議論したり考える余地はありません。「輪」で生きている人は、力とは支配力でもなく、ともにいる力であることを知っています。すべてが全体の一部ですから、上からの力という考え自体が矛盾したものであることを知っています。上からの力は破壊的で最後には自己をも破壊するので幻にすぎません。唯一実在する力は、霊的な力だけです。力は、鉄砲や金といったものにはないのですが、すべての指導者たちは間違いを犯し続けています。だから、文明社会の王朝の歴史は、栄枯盛衰の連続、つまり失敗の連続なのです。

私連はみんなでこの世界を変えることになるでしょう。
私には、自信があります。
力を合わせれば、やれないことはないからです。

インディアンの愛/メディソン・ストーリー/地湧社


以上、長文お読みいただきありがとうございます。

映像&編集責任者 梶間 陽一

映像作家
未来TV
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トランジションタウン小金井 代表
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NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事/映像ワーキング・グループ
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NPO法人こがねい市民発電(こがでん)理事
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トランジションタウン小金井(TTK)
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# by ttkoganei | 2016-08-10 20:55 | TTNews