TTKつながりのみなさま
三寒四温で体調をくずさないよう、インフルエンザにも気をつけましょう。 食養生では、陽(体を温める)の三年番茶がおすすめです。 ○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○ Transition・Town・Koganei・News 3月号 トランジションタウン小金井・ニュース(2016.3.1) ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○ TTKニュース 1、挑戦!トランジション・ファンディング経過報告 2、こがでん主催講演会「かしこい電気の選び方・つくり方」 3、ハケのぼちぼちハウス報告 4、つながりの杜 En 報告 5、動画プロファイル 6、3月TT Bar 7、何気に「俳句」登場 8、シリーズ『言霊の巣』 9、編集後記 ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 1、トランジション・ファンディング経過報告 現在、挑戦中のトランジション・ファンディングですが、おかげさまでTT鈴鹿、TT神戸(仮)、TT世田谷、TT京都、TT大阪、TT浜松、TT小金井、TTまちさが、TT南阿蘇、TT上田、TT横浜、上尾空家再生PJT、TT渋谷、TT桐生の方々からご支援者計27名、206,000円が集まっています。 本当にありがとうございます。引き続きご支援、情報拡散などよろしくお願いします。 なお、第一目標の締め切りは4日延長して、3月9日(水)とさせていただきます。 ご支援者の声 ◯昨年このツアーに参加した私は、フィンドホーンの自然のやさしさに涙し、トットネスのエネルギッシュな活動に勇気をもらいました。かーまさんは映像化するスキルで、色々な事情でこのツアーに行きたくても行けない方々に多くの感動や学びを伝えてくれることでしょう。 私自身ももう一度あの場所へ行くことは難しい、だから映像という形で手元にほしいな~と感じています。(リリーさん/TTまちさが) ◯海外のエコビレッジやトランジション・タウンを日本からの視点で映像で紹介したものは少なく、今回ファンディングが実現すれば、エコビレッジの先駆けとなっているフィンドホーンやトットネスの最新情報が映像で実感できる貴重な機会となると思います。 エコビレッジやトランジション・タウンの枠も超えた持続可能なコミュニティの紹介にもなると思いますので、ぜひ実現することを願っています!(林悦子さん/Enowa(笑の輪)ネットワーク) トランジション・ファンディング・フェイスブックページ https://www.facebook.com/events/952325811525083/permalink/956608591096805/ 2、こがでん主催講演会「かしこい電気の選び方・つくり方」〜3・11から5年を経て〜 とき:2016年3月13日(日) 18:00〜20:00 会場:きたまちセンター(公民館貫井北分館)学習室A・B(小金井市貫井北町1-11-12) 参加費:無料 電力自由化が始まるよ!? わたしたちは、「あの時」の経験と教訓を忘れずに、素敵な変化を産み出しているでしょうか? 4月から電力自由化が始まる中、どのような選択が脱化石燃料と脱原発に向かい、自然エネルギーの発展につながるのでしょうか? 今、最も注目されている電力づくりの専門家から分りやすいお話を聞くとともに、わたしたち市民がおカネを出し合って、小金井のまちを変えていく市内で初めての試み「市民共同発電所づくり」について報告をします。ぜひ、ご参加ください。 講師「かしこい電気の選び方」 大石英司さん(みんな電力 代表取締役)http://corp.minden.co.jp/ 「かしこい電気のつくりかた」 小田嶋哲也さん(藤野電力)http://fujinodenryoku.jimdo.com/ 報告「小金井に初の市民共同発電所ができる!」 NPO法人「地域の寄り合い所 また明日」森田真希さん 他 ※講演会の後、隣の生活室で懇親会を予定しています。ぜひご参加ください。 こがでんフェイスブック・ページ https://www.facebook.com/kogaden/?ref=hl 3、ハケのぼちぼちハウス報告 ミュンヘン大学から早稲田大学に留学中で「都市の倫理」というテーマでトランジション運動を研究しているミヒャエル・グリーザーさんが一旦、ドイツへ帰国するのを前に、2/23に若草研究室で送別会を行いました。7人が参加して、日本語の流暢なミヒャエルとの交流を楽しみました。彼は1月のトランジション合宿にも参加して大変感銘を受けて、帰国後は、ミュンヘンに最近立ち上がったTTミュンヘンに参加すると語っていました。私たちもミヒャエルから沢山の元気と勇気をもらいました。彼は9月にまた来日します。 プロースト!(乾杯!) 4、つながりの杜 En 報告 杜Enつながりで、学芸の森環境機構のKさんからガーデンの草刈りについての講習を受けました。 雑草の中にもコンパニオン・プランツのような働きがあるので、うまく選択して、共生する方法を学んでいきたいと思いました。また生け花の茶花や茶道なども交えて、楽しい作業を目指します。 つながりの杜 En フェイスブック・ページ https://www.facebook.com/tsunagarinomorien/?ref=ts&fref=ts 5、動画プロファイル もうすぐ3月11日、あれから5年が経ちます。この日は電化製品のプラグを抜いて、非電化で過ごすのもいいかもしれません。昨年ナマケモノ倶楽部とのコラボで制作した作品です。 アンプラグ(非電化)デー・メッセージ http://youtu.be/VRICoeA6DTI 6、TT Bar 3月(※変更ありです!) 3月のTT Barは、3月2日(水)、午後7:00から新小金井WESTで行います。 内容は、各ワーキング・グループからの報告と提案、今年の活動案などで他にあれば提案をしてください。見学、初参加も大歓迎です。 コミュニティ・カフェWEST http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm 7、日本の伝統文化=「俳句」シリーズ 俳句は世界一短い「詩」として、庶民の芸術として、古来から親しまれてきました。 私は、2年間程、句会の幹事をしたことがあります。 そして、俳句を通して、日本語の多様さ、多彩さ、奥深さを実感しました。 こうした日本の伝統的な文化や智慧に触れるのも、トランンジション活動に彩りを加えるでしょう。 毎月、季語のある俳句を一句ご紹介します。みなさんからの投句も大歓迎します。 3月(弥生)は「仏の座」(ホトケノザ)です。 ◯「休耕田 おとぎの国の 仏の座」 土屋(けやき句会出典) 意訳:小春日和に 休耕田を訪れると そこには小さなおとぎの国のような仏の座が咲いていた。 8、シリーズ『言霊の巣』 以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。 コトダマノス ココハ愚者ノアソブトコロ 賢者モキタリテ アソブベシ 大和の国は 言霊の助くる国ぞ 磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ = わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。 万葉集(巻十三) 柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ) 『言霊の巣』テキスト−35 「あなたの涙」 あなたの涙はひとびとの涙 ひとびとの涙はあなたの涙と知るだろう あなたは愛であり ひとびとは愛 あなたはすくわれるべきであり ひとびとはすくわれるべきと知るだろう あなたはすくわれ ひとびとはすくわれ あなたはすくうひと ひとびとはすくうひとびとであることを知るだろう あなたをひとびとがすくい ひとびとをあなたがすくい わたしたちはわたしたちをすくえると知るだろう わたしたちはかけがいのないわたしたち わたしたちはわたしたちであると知るだろう 千葉節子:作 ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○ 9、編集後記 クラウド・ファンディングの経験をもとに、トランジション・ファンディングとして、TT活動に特化したファンディングを試みている。全国に数百人はいると思われる同じ想いと志しを持った仲間が助けてくれるのを信じて、心が一つになればなにごとも可能であることを証明したい。 私たちの心のトランジションのために、みなさんの熱いご協力を乞う。 以上、長文お読みいただきありがとうございます。 映像&編集責任者 梶間 陽一 映像作家 未来TV ResisTV トランジションタウン小金井 代表 http://ttkoganei.exblog.jp/ http://www.tt-koganei.com NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事/映像ワーキング・グループ http://www.transition-japan.net/ http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html NPO法人こがねい市民発電(こがでん)副代表理事 https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info Enowa Project(笑の輪) http://enowa2014.wix.com/college トランジションタウン小金井(TTK) ~みんなで 地域力の発展へ~ ~地域自給率100%の社会へ~ ~石油・原発依存から自然エネルギーへ~ #
by ttkoganei
| 2016-03-03 00:23
| TTNews
TTKつながりのみなさま
寒中お見舞い申し上げます。 寒くて、厳しいニュースの嵐の中、心だけは熱さを保ちたいですね。 ○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○●○○○○○ Transition・Town・Koganei・News 2月号 トランジションタウン小金井・ニュース(2016.2.1) ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○ TTKニュース 1、新春トランジション合宿、報告 2、NPO法人こがねい市民発電 3、挑戦!トランジション・ファンディング 4、動画プロファイル 5、TPP問題を考える 6、2月TT Bar 7、何気に「俳句」登場 8、シリーズ『言霊の巣』 9、編集後記 ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 1、新春トランジション合宿、報告 1月23日(土)、24日(日)に藤野でトランジション合宿が行われ18名が参加しました。 藤野にある「無形の家」という古民家に、全国から熱い想いのTT仲間が集い、アットホームな雰囲気の中、2日間に渡る充実したプログラムを学び・語らいました。夜は薪ストーブや囲炉裏を囲んで、親交を深めました。遠くは山形県や岐阜県からも参加者がいて、それぞれの想いを熱〜く語ってくれました。新しいトランジションの同志たちに心からエールを贈ります。 参加者の感想「本当に「え? 昨日初めて会ったんだっけ?」って思うほど、居心地の良い空間でした。 これだけ一気に仲間が増えて、本当にワクワクしますね〜♪( ´θ`)ノ」(Tさん) 「2日間ありがとうございました〜♫ また、日本全国どこかでお会いできるのを楽しみにしています〜! モバイルハウス作りたくなったら、お気軽に声かけてくださいね〜^_^;♫」(Nさん) 「初対面の人がほとんどでしたが、こんなに急速に仲良くなれるなんて。藤野駅でも、涙腺が壊れていました。幸せをたくさん。ありがとう。」(Tさん) 参加者はこの絆を大切にして、Facebook上でつながりをキープして、こらからの活動に臨みます。 みなさん、お疲れさま&お楽しみさまでした。楽しくつながって、地元でがんばりましょう! 2、NPO法人こがねい市民発電 こがでんでは、2/21(日)午前11時から、また明日発電所説明会を地域の寄り合い所「また明日」(小金井市貫井南町4-14-14)にて開催します。 ●「また明日発電所」プロジェクト概要 小金井市貫井南町でNPO法人「地域の寄り合い所 また明日」が運営する高齢者デイサービス・保育園・寄り合い所施設の屋根に、発電容量7キロワットの太陽光発電システムをこがねい市民発電が設置します。太陽光パネルは、小金井発祥の(株)オルテナジーさんに寄贈いただきます。 自然エネルギーの普及、ならびに社会福祉施設の災害時のエネルギー確保を目的として、発災時に、蓄電池により非常用の電気を数日間まかなえるシステムを構築します。また市民のみなさんの携帯やスマホの充電ステーションとしてもお役に立ちます。蓄電池システムは、藤野電力さんのご尽力で実現しそうです。市民の共用スペースでこのような発電+蓄電システムはまだ例がないとのことです。 (初の発電+蓄電システム設置) 広く市民の一口三千円からの寄付により二百万円を集め、これから作るソーラー発電所計画の概要を説明し、参加者のご意見をうかがって、自然エネルギー、地域防災、福祉へ関心を持つ方々の交流の場とします。皆さんのご参加、告知ご協力お待ちしています。こがでん一同 https://m.facebook.com/kogaden/ 3、挑戦!トランジション・ファンディング 楽しくつながるみなさん 梶間(か〜ま)@TT小金井/TJ映像ワーキング・グループです。みなさんにお願いがあります。 ヒデさんの主催する第2回「よく生きるツアー」に参加して、フィンドホーンとトットネスを取材して、映画化する資金に協力してください。ツアー詳細は以下です。 http://kokucheese.com/event/index/352767/ 現在、編集ソフトが使用不能になっているので、撮影用カメラがあるのみです。 ツアー参加費と日給仕事を休んで行くための補填費、予備バッテリー、編集用の マックと編集ソフトの購入費をトランジション・ネットワークの中で集めたいと考えています。 昨年、クラウド・ファンディングで挑戦しましたが、結果は届かず断念しました。 今回は、クラウド・ファンディングの仕組みをまねて、トランジションの仲間の中でこれを達成しようと考えました。その理由は、この仕組みがうまく機能すればトランジション活動がより活性化し、広がってゆくと考えるからです。 今までトランジション・ジャパン映像ワーキング・グループとして、 「In Transition2.0」の取材・日本語字幕入れ http://youtu.be/dbec9BaGw9M 「日本のトランジションタウン事例集2012」 http://youtu.be/uhWk892BD4I 「トランジション夏フェス2012@南阿蘇」 http://youtu.be/3d3nNgGl9Yk 「ひかり祭り2012@藤野電力」 http://youtu.be/yMPlyJgVSY4 「トランジション夏まつり@遠州TT」 http://youtu.be/7BLCvHz3q1o 「トランジション夏まつり2014 in 信州上田」 http://youtu.be/5Du80ChazqY 「トランジシション・サポーターズ」 http://www.youtube.com/watch?v=RlbtE0VKWtE 「トランジション・ピープル」 http://www.youtube.com/watch?v=-c80nJSALI0 「トランジションタウンの仲間たち」 http://youtu.be/y_53G7MMrms 「デジタル・デトックス・ツアー」(TT鎌倉)http://youtu.be/hXm5agqcqPQ (抜粋)などの映像作品制作とYouTubeへのアップロードをやってきました。 昨年、還暦を迎えて、残りの人生で何をなすべきかを考えて、やはりやり残していることとしては、海外のエコビレッジやトランジションの最前線トットネスの今を取材し、伝えることなどを優先してやっていきたいと考えています。なぜなら「大転換」(ジョアンナさんの言葉)の時代を生きる我々がやるべき使命のひとつだからです。トランジション活動はローカルで地道な活動なので、やはり映像化して、見える化することが大切です。同様にトランジションした後の世界を視覚化することも大変重要です。なぜならトランジション活動の向こうにあるものは、なかなか伝えるのが難しいからです。しかし世界にはトランジションした後の社会を体現しているコミュニティがあります。これを取材して視覚化するのが意識変革には、一番効果的と考えています。この試みは、トランジション・ジャパンを構成している各地のTTのコアメンバーにも承認を得て行うものです。どうかみなさんのご理解とご協力が得られる事を願っています。 NPO法人トランジション・ジャパン一同 榎本ヒデさんから応援メッセージをいただきました。 「か~まさんはご自身でもトランジションタウン小金井の代表やトランジション・ジャパンの理事として活動される傍ら、つねに持続可能な未来を創るためのシンプルでパワフルな映像をつくり、世の中に提供してこられた方です。ぜひ今回のツアーにも同行いただいて素敵で刺激的な映像を創っていただけたらと思っていますので、ぜひご協力ください!」榎本英剛 トランジション・ファンディング第一弾 先進の未来社会へのタイムトラベル〜映画『エコビレッジとトランジションタウンへの旅』 エコビレッジは、資源循環型のコミュニティで、地域の中に農業やエネルギー自給の仕組みを持ち、仕事も地域内で行い、地域通貨などによって、地域住民が助け合い、協力し合って暮らす自立性と幸福度の高い町です。 世界中に約15,000以上あるといわれていて、その中の代表的なエコビレッジが50年以上の歴史を持つ英国フィンドホーンです。このエコビレッジを訪れて、日常のライフスタイルを取材し、未来社会のイメージを映画にします。 また今ある普通の町を、ゆっくりとエコビレッジ化してゆく運動、トランジションタウンの発祥地トットネスも取材して、その取り組みを紹介します。この二つの取り組みを紹介することで、未来社会の一つのモデルとそこに至る道筋が感じとれるようにします。 詳しくは昨年作成したクラウド・ファンディングのホームページをご覧下さい。イメージ動画や制作者のプロフィールも掲載されています。 先進の未来社会へのタイムトラベル〜映画『エコビレッジとトランジションタウンへの旅』ハ 1、制作期間 2016年4月22日〜5月6日 取材(フィンドホーン〜トットネス) 5月7日〜8月 編集 完成8月中。出来ればTT夏フェスで発表したい、と考えています。 9月、DVD制作期間を経て、DVDをファンド出資者へTJから送付。 2、ファンド募集期間 2016年1月15日〜5月10日 3、制作費 「よく生きるツアー2016@イギリス」ツアー代金39万円 (税込。ツアー中のプログラム費用、交通費、宿泊費、食費を含む) 渡航費(日本〜イギリス往復)直行便192730円(H.I.S.)約20万円 2週間の私の労働対価(日給の仕事を休む&映像作家としての最低報酬) 一日1万円×14日間=14万円 合計39万円+20万円+14万円=73万円(制作実費)(編集に関わる費用は含まず) 制作機材費 長期取材用に撮影用カメラの予備バッテリーを購入します。約2万円 編集機材費 編集用のパソコンとソフトを購入します。既存のシステムは現在使えない状態です。 約20万円(TJ映像ワーキング・グループの再起を応援してください!) その他の制作費 詳細は未定ですが、通常は音楽制作費、ナレーター費、CG(必要な場合)等がかかります。 DVD制作費 DVD製作費用。この部分はトランジション・ジャパンが負担する予定です。 4、トランジション・ファンディング ファンドの資金集めはTJ映像ワーキンググループとして私が行い、資金到達額をフェイスブックで毎週、更新します。 ●TTファンド第一目標額73万円(一口3000円/複数も可能です)これでとりあえず取材は可能です。 ◯TTファンド第一目標額締め切り:3月5日(ツアー申込締め切りが3/11のため) 目標額をさらに超えた場合 +α 2万円が出た場合 撮影用カメラの予備バッテリーなどに投資します。 ◯バッテリー Canon http://cweb.canon.jp/ivis/lineup/hfr62/spec.html#batteryusestandard ●ファンド第二目標額75万円(総合計額)(一口3000円) ◯TTファンド第二締め切り:4月20日(渡航が4月22日) さらに目標額を超えた場合 +α 20万円の場合 編集機材・ソフト購入にあてます。 これで編集が可能になります。 ◯機材提案 iMac http://www.apple.com/jp/mac/compare/?desktops ◯編集ソフト提案 「Final Cut Pro」https://itunes.apple.com/jp/app/final-cut-pro/id424389933?mt=12 ◯外付けハードディスク http://www.apple.com/jp/shop/product/HGCR2/lacie-1tb-rugged-thunderboltusb30-hard-drive?fnode=4c ●TTファンド第三目標額95万円(総合計額)(一口3000円) ◯TTファンド第三締め切り:5月10日(制作開始:編集等の開始時期) 目標額をさらに超えた場合は、編集機材をバージョンアップして、iMacではなく持ち運びの出来るMac Book Proの購入に充てます。+α 30万円 http://www.apple.com/jp/mac/compare/results/?product1=imac-21&product2=macbook-pro-retina-15 持ち運びの出来る編集機材で、各地のTTへ出向き、出張・映像編集ワークショップを行います。 ●TTファンド第四目標額105万円(総合計額)(一口3000円) ◯TTファンド第四締め切り:5月10日(制作開始:編集等の開始時期) 目標額をさらに超えた場合は、編集制作費(音楽、ナレーター、CG等外注費)に使い、さらに残った場合は、第二弾の制作費にします。 尚、上記新規購入機材は、トランジション・ジャパンの備品として購入します。いつか良い常設場所が見つかったら、そこに常設して、TTメンバー誰もが使えるようにしたいと考えています。今まで制作した作品も含めてTJへの引き継ぎも考えています。 例えば自然エネルギーだけで稼働するソーラー・スタジオを作りたいと考えています。 5、出資者のメリット メリット1、出資者のお名前を作品のエンドロールに掲載します。TT名も併記します。 メリット2、作品試写会にご招待します。 メリット3、一口3000円のご出資につきDVD1枚を差し上げます。複数口の場合、販売も可能です。 メリット4、差し上げるDVDは、上映権付きですので、有料の上映会が開催出来ます。 有料の場合、上映収入の半分(50%)はTJにご寄付いただきます。上映料は任意です。 メリット5、上映会への参加(制作者、またはツアー参加者)に協力します。(実費経費は別途) ●第一目標金額の73万円に届かなかった場合について トランジション活動を応援してくださっている方々のせっかくの貴重な資金なので、今回の海外取材は出来ませんが、さきに第二、第三目標の機材投資に廻させていただき、残りの資金は企画二弾の「日本のTT事例集2016」の制作をスタートさせたいと考えています。 取材候補は、1、TT大阪トランジション・ハウス/炭コンロ 2、TT浜松フードドライヤー/フォレスト・ガーデン 3、TT上田みんなの家 4、TT南阿蘇たねまきハウス 5、TT横浜ウェル洋光台 6、TT都留・馬耕 7、TT藤野、“大和屋”、TT鈴鹿、などで、これはアイデアをもっとみなさんから募り、適切な時期に適切なところを取材したいと考えています。 6、著作権について 作品の著作権は作者に帰属しますが、TJは著作隣接権を持ち、上映、販売、レンタルなどの権利を持ちます。それぞれの利益の分配(ロイヤリティ)は50%(TJ50%/作者50%)とします。 作品が完成後、TJはDVDを作成して、ファンドの出資者に送付します。(2016年9月予定) 7、トランジション・ファンディングについて これは一つのTT的社会実験です。このTTファンドが機能すると以下の目的が達成出来ると考えています。 目的:日本に於けるトランジション活動の普及・啓蒙・実践に関わる活動の資金援助、スキル援助。 キャッチ:TTみんなで・共有したい・つくりたい・こと・もの・人・助けたい ジャンル:TTに関わる映像、音楽、芸術、美術、文学、パフォーマンス、その他あらゆる表現活動、 持続可能な社会運動にまつわる全ての表現活動、発表活動、場づくり、仕組みづくり、NPO、NGO活動支援。農業支援。自然エネルギー支援。コミュニティ・カフェ。 存在価値:日本のトランジションのリエコノミー・システム 8、今後の計画 第二弾 日本のTT事例集2016(例:日本のTT事例集2012ダイジェストhttp://youtu.be/uhWk892BD4I) 9、その他の構想(今の所妄想ですが) ◯自然エネルギーだけで稼働するソーラー・スタジオ(撮影・編集・録音)設置。 ◯トランジション・キャラバン:ソーラー・バッテリー仕様のエコカーで巡る全国アート&エコロジー・キャラバン ◯トランジション活動やサステナブル文明の夜明けを応援するTV局“未来TV”設立(ドメイン取得済み) イメージ動画(必見!上がります:笑)https://www.youtube.com/watch?v=1KE0V9-UNnk 10、出資金受付口座 トランジション・ジャパン映像ワーキンググループ 梶間 陽一(個人口座です) スルガ銀行 ミッドタウン支店(店番号157) 普通口座 2316283 ご出資いただいた方には連絡をとらせていただきますので、irukarma@gmail.com宛、ご通知ください。 またご質問・お問合せのお電話は、090-6927-1903(梶間)までお願いします。 トランジション・ネットワークのみなさんのご理解とご協力を切にお願いします。 Facebook トランジション・ファンディング・ページ https://www.facebook.com/events/952325811525083/ 4、動画プロファイル 2009年、英国エコビレッジ「フィンドホーン」の教育ディレクター(当時)、メイ・イーストさんからの素晴らしいメッセージ。彼女はEDE1期のファシリテーターとして来日の予定であったが、ご家族のことで急遽、来日出来なくなり、その時にこのメッセージを送ってくださった。私はEDE(Ecovillage Design Education)1期生で、このメッセージを受け止めて、EDE仲間とともに動画ファイルにしました。 メイ・イーストさん・メッセージ(日本語吹き替え版:約7分) http://youtu.be/SJsAyA_0mR8 5、TPP問題を考える小金井実行委員会(仮称)への参加のお願い TPP〔環太平洋経済連携協定〕は昨年10月、日米など関係12か国で大筋合意され、2月4日には、ニュージーランドで調印式が行われます。 TPPは農業、食料にとどまらず、医療、保険、公共事業、雇用環境など国民生活の広い分野に関わっており、国民生活に大きな影響が出る条約です。にもかかわらず、5年に及ぶ、交渉は、その内容が全く秘密にされており、国民はもとより、国会議員にも正しい内容は知らされないままにきました。しかも、合意されたTPP協定文の日本語訳を政府が発表したのが、今年1月7日でした。 調印が終われば、政府は今国会にTPP批准のための法律の改正や立法の法案を提出し、国会で重要課題として審議されます。また、今夏の参議院選挙でも大きな争点の一つになるともいわれています。 市民生活に大きな影響を与えるTPPの合意内容とはどういうものか、その問題点は何かなど、を多くの市民に知っていただき、それぞれが今後の活動に活かしていくために、講演会などを企画する「TPP問題を考える小金井実行委員会(仮称)」を立ち上げたいと思います。 下記の日時で会議を持ちますので、ぜひ、ご参加をお願いします。 ◯日時:2月11日(木・祝)19時より、公民館本館学習室A(小金井市中町4-15-14) 参考サイト ●緊急集会~TPP協定文リリースを受けて~取材記録、動画もあり。 http://www.blog-headline.jp/agriability/2015/11/tpp_2.html ●TPP関連情報サイト http://project99.jp/?page_id=75 ●ヘレナ・ノーバーグ=ホッジが語る「TPPと日本のみなさんへ」(動画) https://www.youtube.com/watch?v=ncpacgBz6Hc ●TPP協定文の分析レポート(PARCアジア太平洋資料センター)※ダウンロード可 http://www.parc-jp.org/teigen/2016/tpptext201601.html 6、TT Bar 2月 2月のTT Barは、2月4日(木)、午後7:00から新小金井WESTで行います。 内容は、各ワーキング・グループからの報告と提案、今年の活動案などで他にあれば提案をしてください。見学、初参加も大歓迎です。 コミュニティ・カフェWEST http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm 7、日本の伝統文化=「俳句」シリーズ 俳句は世界一短い「詩」として、庶民の芸術として、古来から親しまれてきました。 私は、2年間程、句会の幹事をしたことがあります。 そして、俳句を通して、日本語の多様さ、多彩さ、奥深さを実感しました。 こうした日本の伝統的な文化や智慧に触れるのも、トランンジション活動に彩りを加えるでしょう。 毎月、季語のある俳句を一句ご紹介します。みなさんからの投句も大歓迎します。 2月(如月)は「鬼やらい」(おにやらい)です。 ◯「ひと声の あとは静まる 鬼やらい」 岩村(けやき句会出典) 意訳:節分の夜 隣家から鬼を払うひと声が聞こえ その後はしんと静まり返った。 8、シリーズ『言霊の巣』 以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。今回は、アクティブ・ホープからの言霊です。 コトダマノス ココハ愚者ノアソブトコロ 賢者モキタリテ アソブベシ 大和の国は 言霊の助くる国ぞ 磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ = わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。 万葉集(巻十三) 柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ) 『言霊の巣』テキスト−34 「アクティブ・ホープ」 アクティブ・ホープとは、夢物語ではない。 アクティブ・ホープとは、白馬に乗った正義の味方や、 どこかの救世主が助けてくれるのを待つことではない。 アクティブ・ホープとは、生命の美しさに目覚め、そのために行動することだ。 私たちはこの世界の一部である。生命の織物が、今、私たちを呼び覚まそうとしている。 私たちは大いに成長した。今こそ その役目を果たすときだ。 アクティブ・ホープは私たちに気づかせてくれる。 行く手には冒険が待ち受け、見出すべき強さや手を取り合う仲間があることを。 アクティブ・ホープとは、いつでも身を投じる用意がある、ということであり、 自分や他者の中に潜む強さを、希望を抱く理由を、 そして愛する機会を見つける準備が整っている、ということだ。 私たちの心の大きさや強さを、鋭い知性を、確固とした目的を、自らに備わる権威を、 生命に対する愛を、生き生きとした好奇心を、 忍耐強さと勤勉さが疑いようもなくあふれる深い泉を、鋭敏な感覚を、 そして先頭に立つ力を、見つける覚悟ができている、ということだ。 これらはすべて、肘掛け椅子に座って、安全なところにいたのでは見つけることはできないものだ。 アクティブ・ホープより ジョアンナ・メイシー+クリス・ジョンストン著 春秋社 ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○ 9、編集後記 トランジション合宿に手伝いで参加した。山形、岐阜、兵庫、千葉、などから18名の老若男女が 集まった。ワークでトランジション後の世界から来た人々に、今の活動への想いを語る場面では、 多くの参加者が感極まって、涙ながらに熱くほとばしる情熱を伝えていて、思わずもらい泣きした。 こうしてこの「トランジションの時代」の時代精神が語り継がれ、次世代に継承されてゆくのだ。 一人一人がそれぞれの役割を担って、独自の道を辿りながら、未来へ旅たった。祝!TTの冒険! 以上、長文お読みいただきありがとうございます。 映像&編集責任者 梶間 陽一 映像作家 未来TV ResisTV トランジションタウン小金井 代表 http://ttkoganei.exblog.jp/ http://www.tt-koganei.com NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事/映像ワーキング・グループ http://www.transition-japan.net/ http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html NPO法人こがねい市民発電(こがでん)副代表理事 https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info Enowa Project(笑の輪) 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by ttkoganei
| 2016-02-21 21:55
| TTNews
★新年 明けまして おめでとう ございます★
★A Happy New Year ★A Happy Transition Now & Here ! ★ ★本年も 宜しくお願いいたします。★ ○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○●○○○○○ Transition・Town・Koganei・News 1月号 トランジションタウン小金井・ニュース(2016.1.1) ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○ TTKニュース 0、お正月特別企画 お年玉プレゼント 1、新しいトランジションタウンの仲間たち 2、新春トランジション合宿 3、つながりの杜 En 報告 4、ハケのぼちぼちハウス 報告 5、NPO法人こがねい市民発電 ごあいさつ 6、新年初TT Bar 7、動画プロファイル 8、何気に「俳句」登場 9、シリーズ『言霊の巣』 10、編集後記 ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 0、お正月特別企画 お年玉プレゼント あわのうた “あわのうた”の誕生 天神6代目のオモタル(男神)とカシコネ(女神)の時に、両神(ふたかみ)は全国を巡って農業開発に努力しました。民の糧も豊かに、政事も行き届いた平和な国です。 残念ながら世嗣子に恵まれず、死後国は再び乱れ無秩序な状態になっていました。 そんな時、高天原(たかまがはら)から指名を受けた、タカヒト君(きみ)とイサコ姫はツクバのイサ宮で愛でたく結婚され、イサナギとイサナミとして即位し7代目の皇位を継承します。 両神は先ず、葦原中国(アシハラナカクニ・滋賀)で、天神から引き継いだ矛(ほこ)をシンボルに生産力の落ちた農業を復活させます。同時に、国民の言葉が大層なまってお互い通じなくなったのを心配し正そうとされます。 男神・女神は声を合わせ、カダガキ(楽器)をかき鳴らしながら、上 二十四音をイサナギが歌い、下 二十四音をイサナミが歌って音声の標準化を図り、農業普及と共に国の再建をしていきました。 ほつまつたえ より あわのうた うた ゆにわ (五分) ※美しいうたです。お正月にぜひお聞きください。 https://www.youtube.com/watch?v=d8szxcv1QNM 1、新しいトランジションタウンの仲間たち、ぞくぞく誕生!!! TT同志も楽しくつながって、協力し合い、盛り上がって行きましょう! ◯祝!「トランジションタウン岐阜」誕生! TT岐阜 2015年9月、立ち上げました! 家族がジワジワ増えて楽しんでます。今後ともよろしくお願い致します〜! URL なし ho.goodlife.shoji@gmail.com(庄司さん宛) ◯祝!「トランジションタウン笠原」誕生! あけましておめでとうございます。 この度、TT笠原を立ち上げました、安藤と申します♪ まだまだ非力ですが、周りの仲間との繋がりを信じて進んで行きたいと思いますー♪ ◯祝!「トランジションタウン静岡」誕生! 全國のTransition network の皆さん、初めましてTT靜岡を立ち上げました。 靜岡で自然農の指導をして広める活動をしている仲間が、浜松の兄妹達に助けられながら、畑も庭も街もデザインしちゃおうと集まりました。 どうぞ宜しくお願いしますね。田中健(shanti ken) ◯祝!「トランジションタウン栃の木」誕生! 2015年12月25日の満月の夜に誕生しました、トランジションタウン栃の木 ~Transition Town Tochinoki(TTT)~です。 私たちも、栃木県内外で持続可能な循環型の暮らし創りに取り組む人々と繋がりながら、楽しく学び合える暮らしを創造していきます。よろしくお願いします。 世話人 高木尚子 nao.luciolacruciata@gmail.com ◆トランジションタウン栃の木のURL:http://tochi-no-ki.org https://www.facebook.com/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%♬E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3-%E6%A0%83%E3%81%AE%E6%9C%A8-911208538965610/ 2、新春トランジション合宿 1月23日(土)、24日(日)に藤野で久しぶりにトランジション合宿が行われます。 このプログラムは、私はもちろん受けていますが、大変素晴らしいワークショップで、新たな感動とともに、深い感銘を受けるプログラムとなっています。 内容の一端をご紹介すると、◯トランジション後の未来像 ◯未来の存在と出会うワーク ◯ビジョンを描く ◯コミュニティを巻き込む ◯TT活動のいろは など、 多彩で幅広く、実践的なワークが満載された充実した楽しいプログラムです。 これを受ければTT活動を力強く実践出来ます。お食事もおいしいマクロビオティック! どうか参加をご検討ください。 +**+**+**+**+**+**+**+**+ トランジションタウンのことを、もっと知りたい! 新春トランジション合宿@藤野 1月23日(土)24日(日) +**+**+**+**+**+**+**+**+ トランジション合宿(TT合宿)とは、現在みなさんが行っているさまざまな活動をより活発にしていく方法や、市民活動が陥ってしまいがちな問題をクリアする方法、創造的なチームビルディングの作りかたや、運営に関わる人やグループ内での心のケアなど、活動を進めていく上での疑問などに応えるワークショップ形式のプログラムを1泊2日で行うものです。 活動を続ける中で出てくる問題等は、実は多くの方々も感じている普遍的な問題だったりします。 具体的に実践に即したノウハウやスキルを深く学び、皆さまのこれからの活動に役立ててもらいたいと環境活動家やセラピストたちによって創り出されたさまざまなプログラムが用意されています。 2016年1月23日(土)&24日(日)の2日間、神奈川県の藤野において『トランジション合宿』を行います。 この機会にぜひ、ご参加ください!! 詳細は以下コクチーズで、お申し込みもできます。 http://kokucheese.com/event/index/346215/ 3、つながりの杜 En 12月活動報告 12月27日、お餅つき大会&芋煮会を行いました。 快晴にも恵まれ、大人36名、子ども16名、合計52名、ご参加いただきました。 最高に楽しく美味しく嬉しい時間を過ごさせていただきました。 当日の様子はこちらをご覧ください。 https://www.facebook.com/events/1669375243346596/ 杜En 2015年の全日程を無事に楽しく終了できました。 この活動を通して、人(地域)とのつながり、自然とのつながり、様々な『つながり』を深める機会となりました。持続可能な社会実現に向かう活動になっていると考えます。 昨年一年間、本当にありがとうございました。 本年もよろしくお願いいたします。 つながりの杜En (新年度参加者募集中!) https://www.facebook.com/tsunagarinomorien/ 4、ハケのぼちぼちハウス 12月活動報告 『手わざレッスン in ハケのぼちぼちハウス』 《藁と水引でお正月飾り》(学芸大内杜En田んぼの今年のワラを使いました。) お正月は、作物を実らせ、家に幸せをもたらしてくれる“歳神様”が、年に1度高い山から降りてきて、各家にやってくるから、めでたさを祝います。神さまを迎える「清められた場所」の目印が正月飾りです。各地でいろいろなスタイルがあります。昔から、家族の健康と豊作を願って工夫を凝らしたワラ細工ですが、今年は麦ワラと水引を使って正月用にアレンジしました。大好評で6名が参加。2015年をおだやかに送り、来る2016年を期待できました。 ●野口さんのコメント 実はこういうことができるのって、めずらしい。日本はワラは中国等から輸入しているんですって。 藁加工には稲文化の伝統が受け継がれているので、買うしめ飾りではなくつくる(祈る)しめ飾りを! 5、NPO法人こがねい市民発電(愛称:こがでん)ごあいさつ 明けまして おめでとうございます。 新春から、また明日発電所の寄付集めを本格的に開始いたします。長い準備期間でした。 皆さんのご協力をよろしくお願いします。 ●「また明日発電所」プロジェクト概要 小金井市貫井南町でNPO法人「地域の寄り合い所 また明日」が運営する高齢者デイサービス・保育園・寄り合い所施設の屋根に、発電容量7.84キロワットの太陽光発電システムをこがねい市民発電が設置します。太陽光パネルは、小金井発祥の(株)オルテナジーさんに寄贈いただきます。 自然エネルギーの普及、ならびに社会福祉施設の災害時のエネルギー確保を目的として、発災時に、蓄電池により非常用の電気を数日間まかなえるシステムを構築します。また市民のみなさんの携帯やスマホの充電ステーションとしてもお役に立ちます。蓄電池システムは、藤野電力さんのご尽力で実現しそうです。市民の共用スペースでこのような発電+蓄電システムはまだ例がないとのことです。 (初の発電+蓄電システム設置) このプロジェクトを立ち上げ、実現することで、安心、安全、で助け合って暮らす、むかしの様な家族的な町づくりをしたいと考えています。そのためのスタート第一弾企画です。 みなさまのご理解とご協力を切にお願い申し上げます。2016年元旦。 こがでん一同 NPO法人 地域の寄り合い所 また明日 http://www7b.biglobe.ne.jp/~mata-asita/ オルテナジー http://www.altenergy.co.jp/ 藤野電力 http://fujinodenryoku.jimdo.com/藤野電力とは/ こがでん(問合せ:kogaden2013@gmail.com) https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info 6、TT Bar 新年のTT Barは、1月7日(木)、午後7:00から新小金井WESTで行います。 内容は、新春無限夢トーク、新年の抱負、今年の活動案、各ワーキング・グループからの報告と提案、などで他にあれば提案をしてください。見学、初参加も大歓迎です。 コミュニティ・カフェWEST http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm 7、動画プロファイル「いのちの種を未来に」講演ダイジェスト動画 野口勲氏講演会〈野口種苗研究所代表〉(撮影2014年1月) かつて日本の農家は、各地の風土に合った多種多様な種を自家採取した「固定種」が野菜作りの中心でした。しかし最近は、「F1種」が野菜作りの主流になってきたために種取りがされなくなり「固定種」が途絶えてしまうような状況になっています。 このことは私たちの暮らしや生活にどのような影響をもたらしていくことなのかを考えます。 ※F1種:F1種とは雑種強勢を用いた種のことで、一世代目は性質も形質もビシっと揃って農協好みの野菜を簡単に作れますが、二世代目以降は遺伝の形質がバラバラになるので農家が種をとっても全ての子が親と同じになることはない。だから農家は毎年、種を買わざるをえない。(雄性不捻=奇形の種) ●「いのちの種を未来に」講演ダイジェスト動画(制作:TTK 約48分) http://youtu.be/lYf29p2HvS0 〈野口種苗研究所URL〉 http://noguchiseed.com/ 8、日本の伝統文化=「俳句」シリーズ 俳句は世界一短い「詩」として、庶民の芸術として、古来から親しまれてきました。 私は、2年間程、句会の幹事をしたことがあります。 そして、俳句を通して、日本語の多様さ、多彩さ、奥深さを実感しました。 こうした日本の伝統的な文化や智慧に触れるのも、トランンジション活動に彩りを加えるでしょう。 毎月、季語のある俳句を一句ご紹介します。みなさんからの投句も大歓迎します。 1月(睦月)は「初日の出」(はつひので)です。 ◯「荒磯や モネの目で撮る 初日の出」 江本(けやき句会出典) 意訳:荒い磯の海岸に 初日の出が昇る。 思わずモネの目になってシャッターを切ってみる。 参考動画:http://youtu.be/dovjJtfoJzI 9、シリーズ『言霊の巣』 以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。今回は、お正月に因んで古神道の言霊です。 コトダマノス ココハ愚者ノアソブトコロ 賢者モキタリテ アソブベシ 大和の国は 言霊の助くる国ぞ 磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ = わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。 万葉集(巻十三) 柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ) 『言霊の巣』テキスト−33 「〈結び〉は宗教の根源」 〈結び〉とは、いちいち説明するまでもなく、二つ以上の〈もの〉と〈もの〉をくくりつけることである。すなわち、関係づけることである。いうなれば、もとは一つだったものを、再び、結合させることである。もちろん、この〈結び〉も、産霊(ウブスナ)の神の、くしびなる力がなければ発生しないが、結ばれることによって生じてくる力は絶大だ。 すなわち、タカミムスビとカミムスビの二つの力を合わせたくらいのパワーをもつ。 ところで、〈結びの神〉というのがある。すなわち、男女の縁を結ぶ、いわゆる〈えんむすびの神〉である。この〈えんむすびの神〉に象徴されるように、〈結び〉という語も、神道の霊性を、じつに端的にあらわしている。というよりも、〈結び〉こそ、あらゆる宗教の前提・基本なのだ。 すなわち、よく指摘されるように、宗教(英語では religion)の語源は、ラテン語の religio だが、それは「再び結合する」という意味の religare に由来する。何を「再び結合する」のか、といえば、ヨーロッパのキリスト教神学の伝統的理解によれば、神と人である。すなわち、キリスト教では、人は神が創造したものだから、「再び結合」させないと、人は神から離れてしまうという宿命を背負っているからである。 これにたいし、わが神道のばあい、神も人も自然も「生まれてきた」ものだから、最初から〈結ばれた関係〉にあったのである。すなわち、ヒト(人)は霊止、あるいは霊交なのである。 もちろん、そうはいっても、神道には八百万の神々がいるから、同じ宇宙という母体から誕生してきたとはいえ、一神教のような統一観念はない。そこへ、仏教思想やキリスト教の思想なぞが入り込んできたものだから、どうしても神と神、神と人、人と人、人と自然、神と自然とが、やはりバラバラになってきてしまった。だが、神道には、ほんらい、〈陰と陽〉、〈男と女〉に象徴される、すなわち、ありとあらゆる相反するものを、注連縄(しめなわ)のごとく固く結び合わせる〈結び〉の力の契機が、備わっているのである。 その意味で、日本の神道は、宗派(セクト)の教えである「宗教」間の対立とは、もともと無縁であり、その存在じたいが「超宗派」的なのである。つまり、神道が、否、古神道が世界に出ていかなければならないのは、この〈結び〉の霊性からきているのである。 言霊(コトダマ)の宇宙(アマ)へ 菅田正昭 / タチバナ教養文庫 ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○ 10、編集後記 昨年を振返ると、自分達の足跡が刻まれていた。風雪の中をよろよろとよろめきながら、でも楽しんで歩いた跡だ。そのときはそうして歩いたという道しるべの様な過去の一例である。別にまねをしていただかなくても、ころばぬ先の杖として参考にしていただければ幸いである。さて新年はどんな足音をたててどこに向かって、誰と歩いてゆくのだろうか。わくわく感満載の新年を迎えた還暦の正月。祝!謹賀新年。 以上、長文お読みいただきありがとうございます。 映像&編集責任者 梶間 陽一 映像作家 未来TV ResisTV トランジションタウン小金井 代表 http://ttkoganei.exblog.jp/ http://www.tt-koganei.com NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事 http://www.transition-japan.net/ http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html NPO法人こがねい市民発電(こがでん)副代表理事 https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info Enowa Project(笑の輪) http://enowa2014.wix.com/college トランジションタウン小金井(TTK) ~みんなで 地域力の発展へ~ ~地域自給率100%の社会へ~ ~石油・原発依存から自然エネルギーへ~ #
by ttkoganei
| 2016-01-17 11:29
| TTNews
新しい小金井市長へ トランジションタウン小金井からの提案
小金井市民として、パブリック・コメントを出させていただきます。 1、小金井市の廃棄物に関して 小金井市では、長期に渡ってゴミ問題が深刻化し、様々な問題提起がなされてきましたが、未だにゴミ問題は非常事態のままです。 例えば日野市では、行政・地域・市民が恊働で、一般家庭生ごみ回収・堆肥化事業に10年前から取り組み、コミュニティ・ガーデン「せせらぎ農園」などの開設と理想的な資源循環のモデルケースを創り上げています。 コミュニティ・ガーデン「せせらぎ農園」 http://ikasitai.info 小金井市でもただ広域処理で、税金でごみ処理をするだけではなく、市民やNPOとの恊働でこのような循環型社会の礎を築く取り組みが求められています。ごみなどどこにもなく全て資源なのです。 また捨て場所も将来は無くなります。特に核廃棄物は貯蔵年数が2万年から数十万年と長く、この様な期間に渡って、地中等に封印するのは、地震国では不可能です。維持コストも約50年後に人口が半減することからも、到底まかないきれません。ごみを出さない工夫と出たゴミの資源化は、日本中、世界中の喫緊の課題です。小金井市では電気を使わない生ゴミ・コンポストの推奨がまず必要と考えます。 例:ダンボール・コンポスト、バクテリア・デ・キエーロなど キエーロは、鎌倉市・葉山町で約1000台の販売実績を持ち、葉山町のホームページで購入出来ます。 葉山市民は約12000円のコンポストを市の助成で1000円で入手出来ます。 http://www.town.hayama.lg.jp/kurasu/kankyo/namagomi_hojo.html 小金井市では、キエーロは、8割助成金がでます。つまり定価の2割で購入できます。 http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/kankyoubu/gomitaisakuka/zigyou/namagomisyorikihojok.html 2、小金井市の建物の省エネルギーに関わること 小金井市には、東京都の助成金5000万円をかけて、小金井市が土地を提供し、市民がボランティアで約2年を費やして、建設した「環境楽習館」がありますが、市民への知名度は低く、その存在さえ知らない市民も数多くいます。市民プロジェクトが、助成金に頼らない自立型の運営を目指して、結成した「雨デモ風デモ・ライフラボ」が運営したオーガニック・カフェ「雨風カフェ」の運営も行政が契約を約2年で打ち切り、今は閑古鳥が鳴いています。 市民が数ヶ月かけてアイデアを絞って考えた「雨デモ風デモハウス」という名称(愛称)も、議会の反対で変えられてしまいました。これではせっかくの高い意識と知識と情熱を持った市民の足元をすくうばかりで、現状の閑古鳥もやむなしです。行政や議会の体質改善を切に求めます。これからは人口減少の時代で、市民との高い恊働関係を築けない行政は、財政破綻やむなしです。上記のようにせかっくの宝物(資産)が今は、維持費のかかる負債となっています。対応策としては、市民団体やNPOと恊働して、活用していただく方向を探るのがいいと考えます。例えば、ソーラー・パネル等を増設して、完全オフグリッド化を市民と恊働で目指すとか、オフグリッドのエネチャージ・ステーション(充電ステーション)を設置して、スマホや電動アシスト自転車のチャージが出来るようにするとか、市民の役に立つ、且つ市民の足が向く「仕掛け」が必要と考えます。 3、小金井市の移動に関わること 小金井市は、ゆったりとした道幅がある道路も多く、自転車が大いに役立つ街です。北には小金井公園南には、武蔵野公園、野川公園という自然が豊かな広大な公園を有し、日曜日には街歩きを楽しむ人々が他市からも多く訪れます。こうした環境をさらに推し進め、アメリカのデービス市のように自転車の利用率が全国で1位というような街を目指してはどうでしょう。バイクパス(自転車専用道)が街の東西南北を結び、自転車でどこでも行ける街、他市から訪れた人には、JRのスイクルと連携し、様々なところに貸し出し&乗り捨てステーションがあって、ふらっと来ても、自転車で散策を楽しめるようなそんな街を目指したらどうでしょう。ヨーロッパ各市(例:ハンブルグ等)では、カーフリーデーといって、毎月一日、自動車に乗らない日を設けています。パーク&ライド(郊外都市に車を駐車して、電車で通う)も普及しています。JRモールと提携して、高架下に安価な駐車場を設けてはどうでしょう。 またトラム(路面電車)の普及も多く、トラムには自転車を持ち込めます。 また東京農工大学などと連携して、水素エンジン車(燃料電池車ではなく水素を燃やして走る)の恊働開発などを民間企業と連携してやって、ココバスを水素エンジン車にすれば、究極のエコカーとなりマフラーからは水蒸気しかでません。東京都市大学では、すでに40年以上の研究実績を持ち、大学のシャトルバスとして、実用化に成功しています。このエンジンは、ガソリン・エンジンの改良キットを使えば(既に開発済み)どの車にも応用出来るそうです。 小金井発水素エンジン・カーの普及もエコ・ビジネス化の大きなチャンスです。世界には約8億台の ガソリン車が走っています。そして石油は、2006年にピークオイルを迎えています。 東京都市大学 http://www.tcu.ac.jp/topics/200904/20090410000000020.html ピークオイル情報 http://post-peakoil.com/ ピークオイルのアニメ http://www.youtube.com/watch?v=XrrVpf45w5E&feature=relmfu 4、小金井市の学習・啓発に関わること 小金井市には、多くの大学があり、そことの連携が求められています。 例えば、学芸大の中には市民農園があり、様々な市民団体が農園を借りて、農作業を楽しんでいます。 ピークオイルが数年後には影響を及ぼしはじめ、海外からの安い農産物の輸入は困難になります。 TPP批准によってもたらされる農産物には、モンサント等の遺伝子組換え食品が混じって、区別できず全ての国民が食すことになります。遺伝子組換え食品は、EUでは100%禁止されています。理由は2年に渡る動物実験の結果、癌の発生率が異常に高かったためです。(映画:モンサントの不自然な食べ物http://www.uplink.co.jp/monsanto/参照) 日本のように食料自給率の低い国は、先進国にはありません。他の先進国は、100%以上です。 その時必要になるのが、食の地産地消や自給的な暮らしです。キューバでは1990年代にピークオイルを経験し(ソビエトの崩壊によって)、町中のアスファルトをはがして、パーマカルチャー・ガーデンを作り、オーストラリアからパーマカルチャーの講師を呼んで、都市農業を推進し、一人の餓死者も出さずにピークオイルを乗り切りました。今では食料自給率100%以上の有機農業大国となり、次の本格的ピークオイルが来ても、びくともしません。市民農園・体験農園の普及啓発は、市内の農業者との連携・恊働をすれば低コストで、食の地産地消や自給的な暮らしを促し、将来のレジリエンス(困難に対する復元力)を高めます。 手前味噌ですが、TT小金井では、昨年から学芸大の中に農園をお借りして、農作業するグループが発足し、年末には、手作りした田んぼで出来た有機無農薬のもち米で、餅つきをやって大盛況でした。 市民の農や食への感心は、びっくりするほど高く、市民農園の拡大・発展が今、喫緊の課題と考えます。 つながりの杜 E n の田んぼ http://youtu.be/OR-cgUdeifk 5、小金井市の市全体としてのビジョン作り 先にも述べたように、今後の政治・行政の視点に、地域・市民・NPOとの恊働・連携は必須と考えます。そのためには、共通の問題意識や今後の目指すべき街の姿(ビジョン)の策定が必要です。 環境政策をばらばらにやみくもにやったところで、資源循環型の街作りは出来ません。目指すべき理想の街のすがたを描けなければ、市民との恊働やNPOとの協力・連携は絵に描いた餅となるでしょう。彼らは税金をもらって働くわけではありません。より良い街作り、子どもたちのためにより良い環境を残すために無償で汗を流すのです。ですからどのような街にしたいのか、するのかを周知を集めて、時間をかけて議論する場が必要と考えます。因にTT小金井では以下の様なビジョンを描いています。 参考動画 2030TTKビジョン http://youtu.be/QPk8JUo5DgA 2030年トランジションタウン小金井へようこそ! ここは循環型郊外都市、トランジションタウン小金井だ。市内はどこへでも自転車でノンストップで行けるバイクパス(自転車専用道)が走り、自転車で10分以内で行く事が出来る。例えば小金井公園から野川公園までも、ノンストップで10分で走れる。周遊バイクパスではぐるっと回って30分コースもある。自転車に乗れない人のためには、水素エンジンのココバスが走っている。 市内の人々の乗る車も、東京T大学と東京N工大との協力で、ガソリン・エンジン車から水素・エンジン車に改造して、CO2の出ないクリーンな車に改造して、リユースされていて、さらにカーシェアーリング・システムによって、必要な人が必要な時だけ使うというシステムによって、無理なく、無駄なく、利用されている。 燃料の水素は、多摩川上水の水をソーラー発電で水電解して、貯蔵する仕組みによって、日中ほぼ365日、蓄積されて、水素エンジン、水素コ・ジェネレーション・システムによる発電と温水供給に利用されている。この仕組みと太陽光温水ソーラー発電のお陰で、小金井市の電気、暖房、炊事、のエネルギーはほぼ100%自給出来る様になった。 有機無農薬栽培の小金井産の「江戸東京野菜」などが、あちらこちらの市民農園で栽培されていて、食料の自給率はもう少しで100%になる。 このトランジション・タウン小金井のシンボル的施設がエクセルギーハウス「環境楽習館(旧:雨デモ風デモハウス)」だ。地下に約3トンの雨水を貯めて、ソーラーヒートポンプによって暖房したり、冷房にも活用している。バクテリアを利用したキッチン排水のビオトープ浄化システムと水耕栽培の組み合わせによる地産地消も実現している。コミュニティ・カフェとしてオーガニックな「江戸東京野菜」による発酵食ランチや日替わりシェフによる主婦シェフ・ディナーも人気がある。週末には、アコースティック・ライブやエコロジカル・シアターが開かれていて、毎回、満員だ。 ここを中心に環境をテーマとして環境市民会議やTTKや様々なNPOや市民や企業が集い、様々な連携も生まれつつある。 ある企業の廃棄物を別の企業の原料にしたり、行政の建物にソーラーヒートポンプを設置したり、また大学の敷地内に畑や田んぼを作り、農業コミュニティにより農作業を行うなど、様々なつながりや連携によって、循環型の都市への取り組みが始まった。 地域通貨の取り組みもここから始まった。地域通貨「桜」(さくら)のお陰で、新たな人のつながりが生まれ、地域の絆が強められ、同時に地産地消が促進され、市内での経済が活性化されてきている。 それによって地元で働く人の数が増えてきて、時間と経済のゆとりを生み出しつつある。 より少ないエネルギーや資源や経済で、より豊かに暮らせるライフスタイルが定着してきた。 地域通貨「桜」(さくら)は、全国のトランジションタウンやエコビレッジでも等価で使う事が出来る。また郊外のアズワン・コミュニティー等のエコビレッジや全国のトランジション・タウンとの連携も進みつつあり、相互に見学エコツアーや共同のワークショップや食材の物々交換などが頻繁に行われている。これらの活動は、エクセルギーハウス「環境楽習館(旧:雨デモ風デモハウス)」の拠点にある市民メディアによってWEBで日本中に、そして全世界へ、発信されていて、誰もがアクセスできる。WEBショップでは、小金井市の名産品や市民の手作りの作品やフェアトレード製品、などが販売され、全国からオーダーが来ている。サイクリング・マップも充実していて、自転車で巡る先進環境郊外都市としてますます注目を集めている。 武蔵野公園で行われる「はらっぱ祭り」はこれらの活動ともリンクして、今年は市内全域で連携して行われる予定だ。小金井在住のミュージシャンや芸術家、また他のエコビレッジやトランジションタウンからのバンドや演劇チーム、そして小金井からは、創立400年を誇る「結城座」や「ふるさとキャラバン」が参加する。NPO現代座とTTKのコラボ作品「トランジション・ストーリー」も今回、お披露目公演だ。江戸東京建物園では江戸の完璧な循環型社会の様々な商いや文化を紹介していて、まさに江戸にタイムスリップしてしまう。(つづく) #
by ttkoganei
| 2015-12-03 09:28
| お知らせ
TTKつながりのみなさま
いよいよ今年もあと一ヶ月、一年の締めくくりの月になりました。 今年の成果をねぎらい、来年への希望を灯す、よい年末をお過ごしください。 ○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○●○○○○○ Transition・Town・Koganei・News 12月号 トランジションタウン小金井・ニュース(2015.12.1) ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○ TTKニュース 0、小金井新市長への提言 1、トランジション合宿 2、はらっぱ祭り2015、報告 3、土と平和の祭典2015 4、こがねい市民発電(こがでん)報告 5、ハケのぼちぼちハウス報告 6、TT Bar 12月 7、動画プロファイル「Merry Christmas」 8、何気に「俳句」登場 9、シリーズ『言霊の巣』 10、編集後記 ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 0、小金井新市長への提言 12月13日は、小金井市の新市長選挙です。みなさんぜひ投票に行きましょう! 種を蒔こう!Let's Vote!篇 http://youtu.be/sC2ryua2xQ0 トランジションタウン小金井は、謹んで、新市長にパブリック・コメントを贈ります。 ご一緒に、新しい街、新しい時代、新しい社会システムを創りましょう! (編集後記に記載) 1、トランジション合宿 12月12日(土)、13日(日)に藤野で久しぶりにトランジション合宿が行われます。 このプログラムは、私はもちろん受けていますが、大変素晴らしいワークショップで、新たな感動とともに、深い感銘を受けるプログラムとなっています。 内容の一端をご紹介すると、◯トランジション後の未来像 ◯未来の存在と出会うワーク ◯ビジョンを描く ◯コミュニティを巻き込む ◯TT活動のいろは など、多彩で幅広く、実践的なワークが満載された充実した楽しいプログラムです。 これを受ければTT活動を力強く実践出来ます。お食事もおいしいマクロビオティック! どうか参加をご検討ください。 +**+**+**+**+**+**+**+**+ トランジションタウンのことを、もっと知りたい! トランジション合宿@藤野 12月12日(土)13日(日) +**+**+**+**+**+**+**+**+ トランジション合宿(TT合宿)は、現在みなさまが行っているさまざまな活動を、より活発にしていく方法や、市民活動が陥ってしまいがちな問題をクリアする方法、創造的なチームビルディングの作りかたや、運営に関わる人やグループ内での心のケアなど、活動を進めていく上での疑問などに応えるワークショップ形式のプログラムです。 活動を続ける中で出てくる問題等は、実は多くの方々も感じている普遍的な問題だったりします。 具体的に実践に即したノウハウやスキルを深く学び、みなさまのこれからの活動に役立ててもらいたいと、環境活動家やセラピストたちによって創り出された、さまざまなプログラムが用意されています。 日時 2015年12月12日(土)・13日(日) 現地集合 12日(土)12:30 解散 13日(日)17:00 場所 無形の家 (神奈川県相模原市緑区名倉3743) 費 用 24000円 (食費3食・宿泊費・資料代含む) 定 員 24名(催行最少人数12名) アクセス JR中央本線藤野駅からバスで15分、徒歩50分。 (車で来られる方、乗り合わせで来られる方はご相談ください。) お申し込みは下記よりお願いします。 http://kokucheese.com/event/index/346215/ トランジションジャパンのHP http://transition-japan.net/ お問い合せ transitionjapan@gmail.com ■トランジション・タウンとは 市民が自らの創造力を発揮しながら、地域の底力を高めるための、実践的な提案活動です。 ~無機的な依存から、有機的な相互依存へ。つながりをとりもどし、コミュニティの力で、安心できる地域、暮らしを、地域にあったやりかたで楽しく実践、提案する活動です。 ■プログラムについて ・ 現代社会の抱える問題とその背景は? ・ グループの始め方、あり方、進むグループがたどるステージについて ・ ビジョンの描き方 ・ コミュニティーを巻き込むためのノウハウ ・ そもそもこのような持続不可能な社会になった根本はどこから来たのか? ・ 大転換の時代を迎え新しい目での世界観を見る為のワークショップ ・ 効果的なグループの話し合いの方法 (ワールドカフェ、オープンスペーステクノロジーを用いて) ~参加される方へ~ ・ 2日間、通しで参加できるかたが対象です。(日帰りでの参加もできます) ・ 食事とお茶は用意しますが、おやつ等は各自お持ちください。 ・ 宿泊は相部屋です。 ※2日目終了後、懇親会を行いますのでご参加ください。(参加自由、費用は各自負担) ~TJのHPも参考に!~ 過去の参加者の感想も掲載しています。是非こちらもご参照ください。 http://transition-japan.net/wp/合宿 ■プログラム・ファシリテーター紹介 吉田俊郎(よしだしゅんろう) 1960年生まれ。外資系医療機器メーカー退社後2008年にパーマカルチャーの仲間とイギリスでトランジションの研修受講後、トランジション・ ジャパンを立ち上げる。 2011年に自然と共に今ここを生きるために南阿蘇に移住。 家作りをしながらエネルギーの自給(オフグリッド)米、野菜など食べ物の自給を目指しながら地域で仲間とトランジション・タウン南阿蘇で地域通貨 カルデラ、シネマ倶楽部、自然エネルギーや世界農業遺産マルシェ、たねの保存の会などの活動と山仕事に従事。 2013年 季刊誌 『九州の食卓』で 南阿蘇 自給自足 暮らしを出筆。NPO法人トランジション・ジャパン共同代表 小山宮佳江(こやまみかえ) 地に足がついた生活に憧れ、自然と調和した暮らしの手がかりとして、2008年にパーマカルチャーセンタージャパンと安曇野の自然農塾で学び、 2009年藤野に移住。トランジション藤野や藤野地域の活動に関わる。内なるトランジションに重きを置き、活動の持続性や、種をまくこと、情報発 信を積極的に行っている。NPO法人トランジション・ジャパン共同代表 どこでもGAIA~地球に暮らす http://docodemogaia.blog.fc2.com/ 主催:特定非営利活動法人トランジション・ジャパン 2、はらっぱ祭り2015、報告 今年のはらっぱ祭りは両日とも雨が降らず、2日目は快晴で暖かく、すごい人出でした。 こがでんとの共同ブースでしたが、よいPRの場になって良かったです。 ワインもよく売れて、活動資金が少し残りました。みなさん、お楽しみさまでした。 3、土と平和の祭典2015、報告 今年の土と平和の祭典は盛り上がったようです。以下、オーガナイザーのTT南阿蘇のKcoさんの感想からの抜粋です。 「朝イチのトークステージ「パーマカルチャーからコミュニティーへ」は、早い時間だったのに結構な人が集まって盛り上がったよ〜〜! ぶっちゃけ、私が今までで関わったトランジションタウンのトークの中で一番おもしろかった!! キーワードは「概念破壊」。各地で何を壊して何を生みだしたのかを自慢し合うぶっちゃけトーク。素だから起こる会話の心地よさといったらないんだよね(笑)」 この熱〜い語りの実際が聞きたい方は、土と平和の祭典の取材記録を農力向上委員会の西村さんがまとめてくれたので、シェアーします。トランジションのトークステージの動画もアップされています。ぜひご覧下さいね。 http://www.blog-headline.jp/agriability/2015/11/post_282.html 4、こがねい市民発電(こがでん)報告 武蔵野はらっぱ祭りの感想 10/31,11/1の2日間、こがでん・TTKブースは、ワインを求める人、太陽光発電やロケットストーブに興味をもつ人、こがでんメンバーの呼びかけでパネル展示を見て説明を受ける人、様々な祭り参加者がそれぞれ興味を持つ分野で関わりを持ってくれました。 特に嬉しかった事は、1月から募集を始める「また明日発電所」建設寄付を、フライングで一口2千円出していただけたり、ソーラー発電ワークショップ参加希望をいただきました。 皆さんの期待を感じ、11/26理事会でもスタッフから祭り参加して良かったとの意見が出ました。今後も皆さんのご協力をいただいて進みます。 さの 5、ハケのぼちぼちハウス報告 ハケぼちでは、学芸大、環境教育セミナーで行ったハーン博士の講演記録DVDを見る会を行いました。聞き逃した方や、今度の市長選、立候補予定の白井さんが来てくれました。これからの街作りに活かしていただけるとうれしいです。 6、TT Bar 12月 12月のTT Barは、12月3日、19:00から新小金井WESTで行います。 内容は、はらっぱ祭り、つながりの杜En、ハケのぼちぼちハウス、こがでん、各ワーキング・グループからの報告と提案、来年の活動案、の予定です。見学、初参加も大歓迎です。 喫茶WEST http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm 7、動画プロファイル「Merry Christmas」 1996年の暮れのニューヨークを訪れた際のクリスマス・ウィークのまばゆい景色たち。 まだ平和だった頃の貿易センタービルやその直下の今は無きバッテリーパークの愛らしいイルミネーションたち。平和だったNYと9.11の犠牲者に捧げるオマージュ。 Merry Christmas http://youtu.be/CP45ZMIJCoA 8、日本の伝統文化=「俳句」シリーズ 俳句は世界一短い「詩」として、庶民の芸術として、古来から親しまれてきました。 私は、2年間程、句会の幹事をしたことがあります。そして、俳句を通して、日本語の多様さ、多彩さ、奥深さを実感しました。こうした日本の伝統的な文化や智慧に触れるのも、トランンジション活動に彩りを加えるでしょう。 毎月、季語のある俳句を一句ご紹介します。みなさんからの投句も大歓迎します。 12月(師走)は「冬陽」(ふゆひ)です。 ◯「燃えながら ストンと落ちる 冬陽かな」 寿美子(けやき句会出典) この一句、己が命終に際しての挨拶とも詠める。だが彼女の来し方をみれば、この太陽は終りの始まりであり尽きることを知らない。この作品を発表してから五日目に、寿美子さんは帰らぬ人となった。(合掌)四響 9、シリーズ『言霊の巣』 以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。今回は小さな宇宙人アミの言霊です。 コトダマノス ココハ愚者ノアソブトコロ 賢者モキタリテ アソブベシ 大和の国は 言霊の助くる国ぞ 磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ = わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。 万葉集(巻十三) 柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ) 『言霊の巣』テキスト−32「すでに知っていることを実践する」 きみたちの世界はいま、永遠の破滅寸前だ。さしあたって、まず第一に優先しなければならないことはきみたちの惑星(ほし)をすくうことだ。それが終わったら、こんどは子どもたちにじゅうぶん食べ物が行きわたるようにし、戦争がけっして子どもたちをおびやかすことがないようにする。 そうなったときはじめて、存在や宇宙や精神や科学について深くほり下げて考えるゆとりが生まれる。 いまの時点では、もっと人間的な世界につくりかえるのには、もう「すでに知っていることを実践するだけ」でじゅうぶんなんだよ。このより人間的な世界を手に入れるための戦いに協力しないのは、その理由がいかなるものであれ、たとえ精神的なものであっても、エゴイズムのあらわれでしかない。つまり共犯関係にあるということなんだよ。 アミ (もどってきたアミ 小さな宇宙人 より 徳間文庫) ○○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○●○○○ 10、編集後記(に替えてパブリック・コメント) 新しい小金井市長へ トランジションタウン小金井からの提案 小金井市民として、パブリック・コメントを出させていただきます。 1、小金井市の廃棄物に関して 小金井市では、長期に渡ってゴミ問題が深刻化し、様々な問題提起がなされてきましたが、未だにゴミ問題は非常事態のままです。 例えば日野市では、行政・地域・市民が恊働で、一般家庭生ごみ回収・堆肥化事業に10年前から取り組み、コミュニティ・ガーデン「せせらぎ農園」などの開設と理想的な資源循環のモデルケースを創り上げています。 コミュニティ・ガーデン「せせらぎ農園」 http://ikasitai.info 小金井市でもただ広域処理で、税金でごみ処理をするだけではなく、市民やNPOとの恊働でこのような循環型社会の礎を築く取り組みが求められています。ごみなどどこにもなく全て資源なのです。 また捨て場所も将来は無くなります。特に核廃棄物は貯蔵年数が2万年から数十万年と長く、この様な期間に渡って、地中等に封印するのは、地震国では不可能です。維持コストも約50年後に人口が半減することからも、到底まかないきれません。ごみを出さない工夫と出たゴミの資源化は、日本中、世界中の喫緊の課題です。小金井市では電気を使わない生ゴミ・コンポストの推奨がまず必要と考えます。 例:ダンボール・コンポスト、バクテリア・デ・キエーロなど キエーロは、鎌倉市・葉山町で約1000台の販売実績を持ち、葉山町のホームページで購入出来ます。 葉山市民は約12000円のコンポストを市の助成で1000円で入手出来ます。 http://www.town.hayama.lg.jp/kurasu/kankyo/namagomi_hojo.html 小金井市では、キエーロは、8割助成金がでます。つまり定価の2割で購入できます。 http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/kankyoubu/gomitaisakuka/zigyou/namagomisyorikihojok.html 2、小金井市の建物の省エネルギーに関わること 小金井市には、東京都の助成金5000万円をかけて、小金井市が土地を提供し、市民がボランティアで約2年を費やして、建設した「環境楽習館」がありますが、市民への知名度は低く、その存在さえ知らない市民も数多くいます。市民プロジェクトが、助成金に頼らない自立型の運営を目指して、結成した「雨デモ風デモ・ライフラボ」が運営したオーガニック・カフェ「雨風カフェ」の運営も行政が契約を約2年で打ち切り、今は閑古鳥が鳴いています。 市民が数ヶ月かけてアイデアを絞って考えた「雨デモ風デモハウス」という名称(愛称)も、議会の反対で変えられてしまいました。これではせっかくの高い意識と知識と情熱を持った市民の足元をすくうばかりで、現状の閑古鳥もやむなしです。行政や議会の体質改善を切に求めます。これからは人口減少の時代で、市民との高い恊働関係を築けない行政は、財政破綻やむなしです。上記のようにせかっくの宝物(資産)が今は、維持費のかかる負債となっています。対応策としては、市民団体やNPOと恊働して、活用していただく方向を探るのがいいと考えます。例えば、ソーラー・パネル等を増設して、完全オフグリッド化を市民と恊働で目指すとか、オフグリッドのエネチャージ・ステーション(充電ステーション)を設置して、スマホや電動アシスト自転車のチャージが出来るようにするとか、市民の役に立つ、且つ市民の足が向く「仕掛け」が必要と考えます。 3、小金井市の移動に関わること 小金井市は、ゆったりとした道幅がある道路も多く、自転車が大いに役立つ街です。北には小金井公園、南には、武蔵野公園、野川公園という自然が豊かな広大な公園を有し、日曜日には街歩きを楽しむ人々が他市からも多く訪れます。こうした環境をさらに推し進め、アメリカのデービス市のように自転車の利用率が全国で1位というような街を目指してはどうでしょう。バイクパス(自転車専用道)が街の東西南北を結び、自転車でどこでも行ける街、他市から訪れた人には、JRのスイクルと連携し、様々なところに貸し出し&乗り捨てステーションがあって、ふらっと来ても、自転車で散策を楽しめるようなそんな街を目指したらどうでしょう。ヨーロッパ各市(例:ハンブルグ等)では、カーフリーデーといって、毎月一日、自動車に乗らない日を設けています。パーク&ライド(郊外都市に車を駐車して、電車で通う)も普及しています。JRモールと提携して、高架下に安価な駐車場を設けてはどうでしょう。またトラム(路面電車)の普及も多く、トラムには自転車を持ち込めます。 また東京農工大学などと連携して、水素エンジン車(燃料電池車ではなく水素を燃やして走る)の恊働開発などを民間企業と連携してやって、ココバスを水素エンジン車にすれば、究極のエコカーとなりマフラーからは水蒸気しかでません。東京都市大学では、すでに40年以上の研究実績を持ち、大学のシャトルバスとして、実用化に成功しています。このエンジンは、ガソリン・エンジンの改良キットを使えば(既に開発済み)どの車にも応用出来るそうです。 小金井発水素エンジン・カーの普及もエコ・ビジネス化の大きなチャンスです。世界には約8億台のガソリン車が走っています。そして石油は、2006年にピークオイルを迎えています。 東京都市大学 http://www.tcu.ac.jp/topics/200904/20090410000000020.html ピークオイル情報 http://post-peakoil.com/ ピークオイルのアニメ http://www.youtube.com/watch?v=XrrVpf45w5E&feature=relmfu 4、小金井市の学習・啓発に関わること 小金井市には、多くの大学があり、そことの連携が求められています。 例えば、学芸大の中には市民農園があり、様々な市民団体が農園を借りて、農作業を楽しんでいます。ピークオイルが数年後には影響を及ぼしはじめ、海外からの安い農産物の輸入は困難になります。 TPP批准によってもたらされる農産物には、モンサント等の遺伝子組換え食品が混じって、区別できず全ての国民が食すことになります。遺伝子組換え食品は、EUでは100%禁止されています。理由は2年に渡る動物実験の結果、癌の発生率が異常に高かったためです。(映画:モンサントの不自然な食べ物http://www.uplink.co.jp/monsanto/参照) 日本のように食料自給率の低い国は、先進国にはありません。他の先進国は、100%以上です。 その時必要になるのが、食の地産地消や自給的な暮らしです。キューバでは1990年代にピークオイルを経験し(ソビエトの崩壊によって)、町中のアスファルトをはがして、パーマカルチャー・ガーデンを作り、オーストラリアからパーマカルチャーの講師を呼んで、都市農業を推進し、一人の餓死者も出さずにピークオイルを乗り切りました。今では食料自給率100%以上の有機農業大国となり、次の本格的ピークオイルが来ても、びくともしません。市民農園・体験農園の普及啓発は、市内の農業者との連携・恊働をすれば低コストで、食の地産地消や自給的な暮らしを促し、将来のレジリエンス(困難に対する復元力)を高めます。 手前味噌ですが、TT小金井では、昨年から学芸大の中に農園をお借りして、農作業するグループが発足し、年末には、手作りした田んぼで出来た有機無農薬のもち米で、餅つきをやって大盛況でした。市民の農や食への感心は、びっくりするほど高く、市民農園の拡大・発展が今、喫緊の課題と考えます。 つながりの杜 E n の田んぼ http://youtu.be/OR-cgUdeifk 5、小金井市の市全体としてのビジョン作り 先にも述べたように、今後の政治・行政の視点に、地域・市民・NPOとの恊働・連携は必須と考えます。 そのためには、共通の問題意識や今後の目指すべき街の姿(ビジョン)の策定が必要です。 環境政策をばらばらにやみくもにやったところで、資源循環型の街作りは出来ません。目指すべき理想の街のすがたを描けなければ、市民との恊働やNPOとの協力・連携は絵に描いた餅となるでしょう。彼らは税金をもらって働くわけではありません。より良い街作り、子どもたちのためにより良い環境を残すために無償で汗を流すのです。ですからどのような街にしたいのか、するのかを周知を集めて、時間をかけて議論する場が必要と考えます。因にTT小金井では以下の様なビジョンを描いています。 参考動画 2030TTKビジョン http://youtu.be/QPk8JUo5DgA 2030年トランジションタウン小金井へようこそ! ここは循環型郊外都市、トランジションタウン小金井だ。市内はどこへでも自転車でノンストップで行けるバイクパス(自転車専用道)が走り、自転車で10分以内で行く事が出来る。例えば小金井公園から野川公園までも、ノンストップで10分で走れる。周遊バイクパスではぐるっと回って30分コースもある。自転車に乗れない人のためには、水素エンジンのココバスが走っている。 市内の人々の乗る車も、東京T大学と東京N工大との協力で、ガソリン・エンジン車から水素・エンジン車に改造して、CO2の出ないクリーンな車に改造して、リユースされていて、さらにカーシェアーリング・システムによって、必要な人が必要な時だけ使うというシステムによって、無理なく、無駄なく、利用されている。 燃料の水素は、多摩川上水の水をソーラー発電で水電解して、貯蔵する仕組みによって、日中ほぼ365日、蓄積されて、水素エンジン、水素コ・ジェネレーション・システムによる発電と温水供給に利用されている。この仕組みと太陽光温水ソーラー発電のお陰で、小金井市の電気、暖房、炊事、のエネルギーはほぼ100%自給出来る様になった。 有機無農薬栽培の小金井産の「江戸東京野菜」などが、あちらこちらの市民農園で栽培されていて、食料の自給率はもう少しで100%になる。 このトランジション・タウン小金井のシンボル的施設がエクセルギーハウス「環境楽習館(旧:雨デモ風デモハウス)」だ。地下に約3トンの雨水を貯めて、ソーラーヒートポンプによって暖房したり、冷房にも活用している。バクテリアを利用したキッチン排水のビオトープ浄化システムと水耕栽培の組み合わせによる地産地消も実現している。コミュニティ・カフェとしてオーガニックな「江戸東京野菜」による発酵食ランチや日替わりシェフによる主婦シェフ・ディナーも人気がある。週末には、アコースティック・ライブやエコロジカル・シアターが開かれていて、毎回、満員だ。 ここを中心に環境をテーマとして環境市民会議やTTKや様々なNPOや市民や企業が集い、様々な連携も生まれつつある。 ある企業の廃棄物を別の企業の原料にしたり、行政の建物にソーラーヒートポンプを設置したり、また大学の敷地内に畑や田んぼを作り、農業コミュニティにより農作業を行うなど、様々なつながりや連携によって、循環型の都市への取り組みが始まった。 地域通貨の取り組みもここから始まった。地域通貨「桜」(さくら)のお陰で、新たな人のつながりが生まれ、地域の絆が強められ、同時に地産地消が促進され、市内での経済が活性化されてきている。 以上、長文お読みいただきありがとうございます。 映像&編集責任者 梶間 陽一 映像作家 未来TV ResisTV トランジションタウン小金井 代表 http://ttkoganei.exblog.jp/ http://www.tt-koganei.com NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事 http://www.transition-japan.net/ http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html NPO法人こがねい市民発電(こがでん)副代表理事 https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info Enowa Project(笑の輪) http://enowa2014.wix.com/college トランジションタウン小金井(TTK) ~みんなで 地域力の発展へ~ ~地域自給率100%の社会へ~ ~石油・原発依存から自然エネルギーへ~ #
by ttkoganei
| 2015-12-01 20:21
| TTNews
|
![]() 今も未来も安心して楽しく暮らすには、ジモトのつながりが大事!東京・小金井市で挑戦を始めた、フツーだけどちょっとフツーじゃない人々の(!?)奮闘の記録です。 by ttkoganei カテゴリ
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