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TTK・News 11月号

TTKつながりのみなさま
秋も深まってまいりました。
小金井公園、武蔵野公園、野川公園の紅葉もこれからが見頃ですね。

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Transition・Town・Koganei・News 11月号
トランジションタウン小金井・ニュース(2015.11.1)
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TTKニュース
0、Enowa College サイト・オープン
1、学芸大、環境教育セミナー、報告
2、こがねい市民発電(こがでん)報告
3、つながりの杜Enからの報告
4、ハケのぼちぼちハウスOctorber、報告
5、はらっぱ祭り2015
6、土と平和の祭典2015
7、TT Bar 11月
8、動画プロファイル「未来TVのテーマ」
9、何気に「俳句」登場
10、シリーズ『言霊の巣』
11、編集後記
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0、Enowa College サイト・オープン
TT横浜、TT小金井、TT鈴鹿、エコビレッジ推進プロジェクト有志が協力して、恊働しているEnowa(笑の輪)の新プロジェクト“Enowa College”のサイトがオープンしました。
「笑の輪コミュニティ・カレッジ」とは?
•持続可能な暮らしのための技術や知識を学ぶプログラムを紹介するサイト
•持続可能な暮らしを目指すコミュニティをつくるための統合的学習を支援する
•持続可能な暮らしを実践するコミュニティを訪ね、テーマに沿った学びの機会を提供する
•持続可能なコミュニティを応援するネットワーク
このサイトを訪れれば、ワンストップで「持続可能な暮らし」を実現するための
「ヒント」「知識」「技術」が学べる講座やプログラムにつながる。
= http://enowa2014.wix.com/college


1、学芸大2015年度 環境教育セミナー報告
――環境先進国ドイツに学ぶ持続可能な社会のヒント
主催:東京学芸大学 環境教育研究センター
ハーン博士のプレゼンは、ドイツの市民意識の高さとそれを受け入れる行政・政治の民主主義の根幹の意識変革を実感させられた。例えばある地域を再開発する場合、地域住民がその地域をどうしたいか、どう暮らしたいか、交通手段はどうしたいか、などを徹底的に話し合い、その結果の街作りプランを行政にプレゼンし、そのコンセプトが最も優れたプランに、土地を提供し、開発するという民意主導の再開発をしています。

またアズワン・コミュニティの小野氏は、持続可能なコミュニティは、持続可能な人間関係から、という論旨の発表をされた。アズワンには「本来の人間とは?本来の社会とは?」を研究テーマとしたサイエンズという研究所があり、そこからの智慧とノウハウを活かした取り組みが、アズワン・コミュニティの家族の様な人間関係の基盤を形成しているそうです。

トランジションは、一言で言い表すと、「地域自給を目指す提案・実践活動」です。
それを様々な人々や別の団体とも(TT)楽しくつながって、行う活動でもあります。
楽しく行うことが、人間関係を保ち、絆を深め、継続性を高めてくれるのでしょう。

素晴らしいセミナーを企画していただいた東京学芸大学 環境教育研究センターの諸先生に心より感謝申し上げます。
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2、NPO法人こがねい市民発電(こがでん)報告
NPO法人こがねい市民発電とは?
私たちの暮らすこの小金井で、自然エネルギーを使って市民による「市民発電所」を立ち上げます。
また自然エネルギー普及のためのイベントやワークショップ、上映・講演会なども合わせて企画します。そのスタートプロジェクトが、子育てと介護を両立させている地域の寄り合い所「また明日」に於ける「また明日発電所」プロジェクトです。

●「また明日発電所」プロジェクト概要
小金井市貫井南町でNPO法人「地域の寄り合い所 また明日」が運営する高齢者デイサービス・保育園・寄り合い所施設の屋根に、発電容量7.84キロワットの太陽光発電システムをこがねい市民発電が設置します。太陽光パネルは、小金井発祥の(株)オルテナジーさんに寄贈いただきます。
自然エネルギーの普及、ならびに社会福祉施設の災害時のエネルギー確保を目的として、発災時に、蓄電池により非常用の電気を数日間まかなえるシステムを構築します。
蓄電池などは、藤野電力さんのご尽力で話し合いが進んで、市民から集める金額が確定しそうです。
NPO法人 地域の寄り合い所 また明日
http://www7b.biglobe.ne.jp/~mata-asita/

●本日、11/1日のはらっぱ祭りにトランジションタウン小金井と合同ブースにて、また明日発電所プロジェクトをPRします。来年1月から市民に寄付を募る、また明日発電所、昨日もたくさんの人にお話しを聴いていただきました。はらっぱ祭り、TTK&こがでんブースに、ぜひお立ち寄りください。さの
こがでんFBページ
https://m.facebook.com/kogaden

3、つながりの杜En 10月活動報告
10月11日は、稲刈り&枝豆パーティーでした。
たくさんの方々に集まっていただき最高の時間になりました。子どもたちにとってすべてが初めての体験(ほとんどの大人も)
稲刈り、はざかけ、枝豆の収穫、特に竹をノコギリで切る作業は楽しかったようです。採れたての枝豆とビールは最高に美味しかった!

10月31日は、稲の脱穀を人力だけで行いました。
学芸大に保存されている昔ながらの足踏み脱穀機を使用した脱穀に挑戦しました。
いよいよ、お米の完成まで残り2回のイベントになります。
お米づくりを通して、最高の時間をご一緒しましょう。
自然とともに持続可能な生活の一部を体験しましょう。てる
<つながりの杜Enイベントページ>
https://www.facebook.com/tsunagarinomorien/?ref=ts&fref=ts


4、ハケのぼちぼちハウスOctorber、報告
10月27日の学芸大、環境教育セミナーを受けて、ハーン博士を囲む懇親会を若草研究室で行いました。20名くらいが参加して、和やかで楽しい語らいの一時を持ちました。
ハーン博士とミヒャエルは、当然ながらドイツ語で親しく会話していて、なぜかほっとしました。
学芸大で穫れた新米のおにぎりや野菜がどっさり持ち込まれ、食べきれない程の食材に恵まれた
豊かな懇親会となりました。準備をしてくれた野口さん、小澤夫妻に心から感謝します。
つながりの杜Enに感心のある方々との出会いもあり、心ウキウキの懇親会でした。


5、はらっぱ祭り2015
今年のはらっぱ祭りは、TTKとこがでん(NPOこがねい市民発電)の共同ブースで、
こがでんのスタート・プロジェクト“また明日発電所”のデモ・ブースとして、展示と販売
で出店します。27年の歴史を持つ、ヒッピーと市民の祭典、後援:小金井市教育委員会。
還暦のヒッピーにも会えます。(笑
はらっぱ祭り2015、本日、11月1日(日)10:00〜18:00
http://the-harappa.net/index.html
TTK・News 11月号_f0205929_10475995.jpg


6、土と平和の祭典2015(今日です!)
今年の土と平和の祭典は例年通り、日比谷公園で行われます。
TJブースには、各TTのコアメンバーが参加しているのでぜひご参加ください。
メイン・ステージでもトークが行われる予定です。
参加TT/TT南阿蘇、TT大阪、TT浜松、TT鈴鹿(アズワン)、TT津田沼、TT藤野、など。
本日、11月1日(日)10:00〜18:00 日比谷公園
http://www.tanemaki.jp/saiten2015/index.html


7、TT Bar 11月
11月のTT Barは、11月5日、19:00から新小金井WESTで行います。
内容は、はらっぱ祭り、つながりの杜En、ハケのぼちぼちハウス、こがでん、
各ワーキング・グループからの報告と提案、今年の活動案、の予定です。
今回はとくに、つながりの杜Enに感心のある方を招いてオープン・ディスカッションをしたいと考えています。つながりの杜Enのご縁のある方はぜひご参加ください。見学、初参加も大歓迎です。
喫茶WEST
http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm


8、動画プロファイル「未来TVのテーマ」(5分32秒)

後ろには過去がある。明日さえ過去になる。
一瞬の先はやみ、未来なら、やみの中。
トラベラー、旅人は透明だ。トラベラー、行き先は未定だ。
トラベラー、予定なら未定だ。(歌詞抜粋)

未来TVのテーマ(見ると結構上がります:笑)
http://youtu.be/1KE0V9-UNnk


9、日本の伝統文化=「俳句」シリーズ
俳句は世界一短い「詩」として、庶民の芸術として、古来から親しまれてきました。
私は、2年間程、句会の幹事をしたことがあります。そして、俳句を通して、日本語の多様さ、多彩さ、奥深さを実感しました。こうした日本の伝統的な文化や智慧に触れるのも、トランンジション活動に彩りを加えるでしょう。

毎月、季語のある俳句を一句ご紹介します。みなさんからの投句も大歓迎します。

11月(霜月)は「山眠る」(やまねむる)です。

◯「軒寄せて 棚田集落 山眠る」 福田(けやき句会出典)

意訳:紅葉が終り、落ち葉の降り積もった静謐な山に、ひっそりと軒を寄せる棚田の集落。


10、シリーズ『言霊の巣』

以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。今回はMEME(ミーム)の言霊です。


コトダマノス

ココハ愚者ノアソブトコロ

賢者モキタリテ アソブベシ



大和の国は 言霊の助くる国ぞ

磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ 

= わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。

万葉集(巻十三)  柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ)


『言霊の巣』テキスト−31「MEME」(ミーム)

哲学者カール・ポッパーは、心(マインド)とその影響圏を含む、現実の世界の三段階モデルを考えた。ベッドとか肉体とかの目に見える物体から成る物理的宇宙を、第一次世界と呼ぶ。第二次世界は意識、無意識のあらゆる状態の心(マインド)を包括する。
そして第三次世界には、神話、伝説、理論など、その真偽を問わないあらゆる思考の内容や心(マインド)の産物が含まれる。第三次世界に存在するものは、もちろん書物や絵画として第一次世界にも存在するのだが、同時にそれらは独立した現実であるとポッパーは示した。
言語はそのいい例であろう。言語は記号化された形で第一次世界に実在し、人間の脳の中の電気パターンとして第二次世界にも出現する。しかし同時に、独立した抽象概念として第三次世界に存在することもできる。人間は第一次世界のものであり、その心は第二次世界にある。さらに、その人の名前は第一次、第二次の様式がとうに消滅した後にも、第三次の世界で無限に存続することができる。それが運動となって、他の人間の活動や何かの具現化の源になることさえある。
現実の世界にこのような影響を与えるものに実体がないとは言えまい。
リチャード・ドーキンズはこういった第三次世界の対象物、すなわち文化的伝達の単位を「ミーム : meme」と命名した。言葉、キャッチ・フレーズ、ファッション、科学理論、そして改良ネズミ獲り理論も、これらは全部ミームである。ドーキンズによると、ミームとは非物質的遺伝子、または抽象DNAのようなものである。赤ん坊から赤ん坊へと飛び移るのではなく、脳から脳へと伝わり、模倣によって増殖する。イデアがいったん植えつけられると、第一次世界や第二次世界の助けをほとんど借りずに、自己増殖しはじめるのである。ミームは生きている。

生命潮流より ライアル・ワトソン(動物行動学、人類学、心理学者)著 工作舎

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11、編集後記
アズワン・コミュニティの方々とともに、学芸大を訪れたエクハルト・ハーン博士は、柔和な優しい笑顔とスマートな体躯の持ち主で、その語り口も穏やかで愛に満ちていた。
ドイツの先進的な取り組みは、専門家やハード中心の考え方から、住民主体、生活主体、というソフト的な価値観を切り替えれば、すぐにも日本で出来そうな取り組みに思えた。
つまり政治や行政に携わる人々の頭の中が変われば、一瞬で実行出来そうなことばかりだ。上述したミームを活用して、伝え合ってゆけば、「100匹目の猿理論」(ある事を真実である、と思う人々が、一定の数に達すると、それは万人にとっての真実となる、という現象の理論。)で、近い将来に100匹目が現れて、それが人類の常識となる日も遠くないかもしれない。
ハーン博士とアズワン・コミュニティの方々に、希望と勇気をいただいて、心から感謝します。


以上、長文お読みいただきありがとうございます。

映像&編集責任者 梶間 陽一

映像作家
未来TV
ResisTV

トランジションタウン小金井 代表
http://ttkoganei.exblog.jp/
http://www.tt-koganei.com

NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事
http://www.transition-japan.net/
http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html

NPO法人こがねい市民発電(こがでん)副代表理事
https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info

トランジションタウン小金井(TTK)
~みんなで 地域力の発展へ~
~地域自給率100%の社会へ~
~石油・原発依存から自然エネルギーへ~
# by ttkoganei | 2015-11-20 10:54 | TTNews

TTK News 10月号

TTKつながりのみなさま
昼間のさわやかな陽気と夜の虫の音の響く、深まる秋を日々いかがお過ごしですか。

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Transition・Town・Koganei・News 10月号
トランジションタウン小金井・ニュース(2015.10.1)
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TTKニュース
1、学芸大で独ハーン博士の講演会
2、つながりの杜Enからのお知らせ
3、こがねい市民発電(こがでん)報告
4、ハケぼちSeptember報告
5、はらっぱ祭り2015
6、土と平和の祭典2015
7、TT Bar 10月
8、動画プロファイル「種を蒔こう!Let's Vote!篇」
9、何気に「俳句」登場
10、シリーズ『言霊の巣』
11、編集後記
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1、学芸大で独ハーン博士の講演会
アズワン・コミュニティと毎年交流している独ドルトムント大学都市生態学教授の
エクハルト・ハーン博士をお招きして、学芸大 環境教育研究センター主催で、
講演会を開催します。
〇2015年度 環境教育セミナー
――環境先進国ドイツに学ぶ持続可能な社会のヒント
主催:東京学芸大学 環境教育研究センター
 環境先進国ドイツでは、昔から住民自らが「まちづくり」を担ってきました。
東日本大震災を契機として、日本でもエネルギーや食糧等を地域で生み出し、
ネットワーク化を進めて行こうという動きが活発化しています。
 今回は、環境先進国ドイツのエクハルト・ハーン博士をお招きし、ドイツで
行われている持続可能なまちづくりの先進事例を、日本からは三重県鈴鹿市と
東京都小金井市で実践されているコミュニティづくりの実践事例をご紹介いた
だきます。
 本セミナーを通して、大きな転機を迎えた私たちの暮らしを、足元から見つ
め直し、自分たちで持続可能な社会を産み出していくためのヒントを探ってい
きたいと思います。
・日時  2015年10月27日(火)15:00~17:30
・会場  東京学芸大学 環境教育研究センター 多目的室
・対象  一般の方(参加申込不要) 参加費:無料 問合せ:042-329-7665
・講演1 ドルトムント大学 エクハルト・ハーン博士
・講演2 アズワンコミュニティ 小野雅司氏・片山弘子氏
・講演3 トランジションタウン小金井 梶間陽一氏
詳しくは  http://www.u-gakugei.ac.jp/news/2015/09/2015-1.html

●エクハルト・ハーン博士 (Ekhart Hahn)
エコロジカルな都市と地域を結ぶ総合計画 教授
Professor for ecological urban- and regional planning
ベルリン在住
ベルリン工科大学出身
ドルトムント大学大学院教授
ハーン先生の主張
「都市は人間が自然とどうかかわっていこうとしているか、その考え方が如実に表れる空間。都市は周辺地域の生態系の基盤なしには存続が出来ない。中国から日本にかけての東アジアの自然に対する態度と考え方に、これからの都市づくりの解決のカギを見ている。21世紀の都市づくりの課題として、人間行動学の見地から、人のいろいろな側面の中で、自然環境に対抗するのではなくて、自然環境に調和しながら快適さを生み出す能動的な力と好奇心を引き出していくような装置、英知としての「新しい都市・街、ご近所づくり」を提唱する。」

2、つながりの杜En 9月活動報告
9月13日(日)草刈りを行いました。稲、大豆ともに順調に育っています。
 みなさま、ご参加いただきありがとうございました。
 <今後の予定>
稲刈り、枝豆パーティなど、日程が決まり次第、ご連絡させていただきます。
よろしくお願いします。てる
https://www.facebook.com/events/420509471470930/


3、NPO法人こがねい市民発電(こがでん)報告
NPO法人こがねい市民発電とは?
私たちの暮らすこの小金井で、自然エネルギーを使って市民による「市民発電所」を立ち上げます。
また自然エネルギー普及のためのイベントやワークショップ、上映・講演会なども合わせて企画します。
そのスタートプロジェクトが、子育てと介護を両立させている地域の寄り合い所「また明日」に於ける「また明日発電所」プロジェクトです。

●「また明日発電所」プロジェクト概要
小金井市貫井南町でNPO法人「地域の寄り合い所 また明日」が運営する高齢者デイサービス・保育園・寄り合い所施設の屋根に、発電容量7.84キロワットの太陽光発電システムをこがねい市民発電が設置します。
太陽光パネルは、小金井発祥の(株)オルテナジーさんに寄贈いただきます。
自然エネルギーの普及、ならびに社会福祉施設の災害時のエネルギー確保を目的として、発災時に、蓄電池により非常用の電気を数日間まかなえるシステムを構築します。
蓄電池などは、藤野電力さんのご尽力で話し合いが進んで、市民から集める金額が確定しそうです。
NPO法人 地域の寄り合い所 また明日
http://www7b.biglobe.ne.jp/~mata-asita/

●10/31土と11/1日のはらっぱ祭りにトランジションタウン小金井と合同ブースにて、また明日発電所プロジェクトをPRします。それまでに製作するPRチラシのデザインをしていただける方を募集します。謝礼1万円。
お心当たりのある方は、梶間か佐野まで。irukarma@gmail.com、satetsu73@gmail.com
はらっぱ祭りブース設営や運営を一緒にやってくれる方も合わせて募ります。よろしくお願いします。
さの
こがでんFBページ
https://m.facebook.com/kogaden


4、ハケのぼちぼちハウスSeptember、報告
久しぶりのハケぼちでしたが、ドイツから早稲田大学に留学中のミヒャエル・グリーザーさんが、トランジション研究のために参加して、大いに盛り上がりました。
今後のTT活動(TT Bar、環境教育セミナー、他)にも参加してくれるそうです。
ミュンヘン大学博士課程のミヒャエル・グリーザーさんは、2015年9月から2016年2月まで早稲田大学の留学生として東京で特に小金井、国立などで研究を行う予定です。
研究テーマは、都市の倫理となります。
ミュンヘン大学は現在ドイツ研究振興協会(DFG)と協力し、世界の八つの大都会で良い生活、暮らし方に関しての活動に興味があるそうです。
プロジェクトについての情報は、下記のリンクをご利用下さい。(英語版です)
http://www.en.urbane-ethiken.uni-muenchen.de/research-group/index.html


5、はらっぱ祭り2015
今年のはらっぱ祭りは、TTKとこがでん(NPOこがねい市民発電)の共同ブースで、こがでんのスタート・プロジェクト“また明日発電所”のデモ・ブースとして、展示と販売「フランスパン・チーズのせ」「ホット・サングリア」などを出店します。
みなさま奮ってご来場ください。TTKブースに寄っていただければ大歓迎します。
はらっぱ祭り2015、10月31日(土)、11月1日(日)10:00〜18:00
http://the-harappa.net/index.html


6、土と平和の祭典2015
今年の土と平和の祭典は例年通り、日比谷公園で行われます。私は、はらっぱ祭りと重なって参加出来ませんが、TJブースには、各TTのコアメンバーが参加しているのでぜひご参加ください。
11月1日(日)10:00〜18:00 日比谷公園
http://www.tanemaki.jp/saiten2015/index.html


7、TT Bar 10月
10月のTT Barは、10月1日、19:00から新小金井WESTで行います。
内容は、はらっぱ祭り、つながりの杜En、ハケのぼちぼちハウス、こがでん、
各ワーキング・グループからの報告と提案、今年の活動案、の予定です。
先に紹介したミヒャエル・グリーザーさんも参加してくれるそうです。
見学、初参加も大歓迎です。
喫茶WEST
http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm


8、動画プロファイル「種を蒔こう!Let's Vote!篇」
戦争法案を強行採決し、原発の再稼働を進める古い価値観の与党を合法的に政権から引きづり降ろしましょう。そのためには、選挙権をフルに行使しましょう。
新しい日本は、ローカリゼーション、地産地消、自然エネルギー、オフグリッド、ゼロエミッション、地域通貨、コミュニティ内循環、市民農園、F1ではなく固定種、有機無農薬農業、ギフトエコノミー、ダウンシフトで行きましょう。

種を蒔こう!Let's Vote!篇(+RTV)
http://youtu.be/sC2ryua2xQ0


9、日本の伝統文化=「俳句」シリーズ
俳句は世界一短い「詩」として、庶民の芸術として、古来から親しまれてきました。
私は、2年間程、句会の幹事をしたことがあります。そして、俳句を通して、日本語の多様さ、多彩さ、奥深さを実感しました。こうした日本の伝統的な文化や智慧に触れるのも、トランンジション活動に彩りを加えるでしょう。

毎月、季語のある俳句を一句ご紹介します。みなさんからの投句も大歓迎します。

10月(神無月:かんなづき)は「秋天」(しゅうてん)です。

◯「秋天と 海それぞれが 鏡なり」 福島(けやき句会出典)

意訳:澄み切った青空が 海に映り また海の青さが空に映り どちらも互いに鏡のようだ。


10、シリーズ『言霊の巣』

以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。今回はISECのヘレナさんの言霊です。


コトダマノス

ココハ愚者ノアソブトコロ

賢者モキタリテ アソブベシ



大和の国は 言霊の助くる国ぞ

磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ 

= わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。

万葉集(巻十三)  柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ)


『言霊の巣』テキスト−30「正しくものを見る力を養う」

日本で起きた原発事故は、とても狭い、専門家された科学的思考と、大規模なビジネスとの不幸な結婚が引き起こす悲劇の象徴的なものです。専門化した狭い思考と、時間的にも距離的にも大きな影響を持つ大規模ビジネスの結婚は大変破壊的なものになりえます。
私たちは長年、ビジネスのグローバル化(グローバリゼーション)に対して、分散化、小規模化、ローカル化(ローカリゼーション)を訴えてきました。経済活動が分散すれば、人々の考え方は必然的にホリスティック(包括的、全体的)になります。自分の行動の結果が身近に見えると、ものごとの複雑な関わり合いを実感せざるをえません。逆に自分の行動とそれが与える影響の距離が離れていると、抽象的な考えや数字に固執しやすくなるのです。
もう一つ私が感じていることは、日本の方々が強い地域力と社会の絆を持って、冷静かつ平和的にこの事態を受け止めている、ということです。この点において、日本は世界に手本を示しました。

でもその一方で、国民が権威を信じ過ぎているようにも思います。
私たちが伝えようとしていることは、政府の意思決定がいかに海外投資家や巨大な経済的圧力に影響され、ビジネスの大規模化・多国籍化など、海外投資家に依存する方向に向かっているか、その結果、自国の環境や国民さえも守れない状況に向かっているか、ということです。情報が公表されない中で国民が政府を信じるのは、偏った情報しか知らされていないからです。日本の人々は知性、勤勉さ、自制心、複雑なことを理解する能力にとても優れています。この日本人の特性が、世界がなぜこのように壊滅的な状況になってしまったのかを理解するために、そして利益に基づかない、地に足の着いた正確な情報を得るために活用されることを心から願っています。

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ
スウェーデン生まれ。言語人類学者、活動家。ISEC(エコロジーと文化のための国際協会)代表。
1975年よりラダックの文化と環境を守る活動を続け、1986年、ライト・ライブリフッド賞を受賞。
映画監督として、「懐かしい未来ラダック」、「幸せの経済学」などを制作した。
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11、編集後記
環境先進国のドイツから、奇しくもハーン博士とミヒャエルさんの二人がTTKに関わりを持った。
この不思議な偶然の一致は、今月の27日を起点にどんな展開をするのだろう。日本とドイツの共通点は多々ある。まず血液型でA型が一番多いのは、世界で日本とドイツだけである。つまり理性派とか几帳面とか。自動車産業が優位であるところとか。3.11直後に脱原発を国民投票で決定したのもドイツであった。
ドイツと日本が硬く手を結んで歩み始めたら、世界でも屈指の最強環境先進国コンビになるだろう。
今月、27日の学芸大・環境教育セミナーにぜひご参加を!

市民のグループ(コミュニティ)が世界を変える!
疑ってはいけない。思慮深く、献身的な市民たちのグループが世界を変えられるということを。
かつて世界を変えたものは、実際それしかなかったのだから。マーガレット・ミード(米:文化人類学者)


以上、長文お読みいただきありがとうございます。

映像&編集責任者 梶間 陽一

映像作家
未来TV
ResisTV

トランジションタウン小金井 代表
http://ttkoganei.exblog.jp/
http://www.tt-koganei.com

NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事
http://www.transition-japan.net/
http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html

NPO法人こがねい市民発電(こがでん)副代表理事
https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info

トランジションタウン小金井(TTK)
~みんなで 地域力の発展へ~
~地域自給率100%の社会へ~
~石油・原発依存から自然エネルギーへ~
# by ttkoganei | 2015-10-02 19:25 | TTNews

TTK・News 9月号

TTKつながりのみなさま
猛暑の夏もようやく終わり、これから秋を迎えますね。
芸術の秋・食欲の秋・○○の秋! あなたはどんな秋を過ごされますか?

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Transition・Town・Koganei・News 9月号
トランジションタウン小金井・ニュース(2015.9.1)
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TTKニュース
1、ビーパル9月号でTT特集
2、つながりの杜Enからのお知らせ
3、こがねい市民発電(こがでん)報告
4、ハケぼち「美しき緑の星」
5、よく生きるイギリスツアー報告会
6、TT Bar 9月
7、動画プロファイル「NOW IS THE TIME」
8、何気に「俳句」登場
9、シリーズ『言霊の巣』
10、編集後記
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1、ビーパル9月号にトランジション特集
ただいま発売中のアウトドア月刊誌「ビーパル9月号」にトランジションタウンの記事が4ページ掲載されました。(P63〜66)たいへん、わかりやすく特集されているので図書館で、もしくはご購入して、ぜひ読んでみてください。
なお、今月号には、別冊のGoogleマップ・アウトドア完全攻略本(66ページ)も付録でついていて、大変お得です。
http://www.bepal.net/

なお、記事の中にある北海道初のトランジションタウン、TT札幌は、8月7日(金)北大近くにあるコミュニティカフェ「みんたる」にて、無事、産声を上げました。
「TTさっぽろ」おめでとう〜! ハッピーバースデー・サッポロ!~ヽ(^o^)丿 

2、つながりの杜En 8月活動報告
 8月9日(日)草刈りを行いました。
今回は、私が欠席のため、佐野さん、山口さんにリーダーをお願いいたしました。 
山口洸輝さんによる、草刈りした草を染料に使用した染物ワークショップを開催しました。ステキな作品ができたようです。
https://www.facebook.com/events/420509471470930/
みなさま、暑い中ご参加いただきありがとうございました。
 <今後の予定>
9月13日(日)田んぼ周辺の草刈り
それ以降は、稲、大豆の生育により日程を決めていこうと思います。
よろしくお願いします。てる


3、NPO法人こがねい市民発電(こがでん)報告
NPO法人こがねい市民発電(こがでん)8/4理事会にて、佐藤和雄さんに代わり、佐野哲也さんが新理事長に、梶間陽一が副理事長になりました。
先日は、トランジション仲間の藤野電力・小田嶋さんが、また明日発電所の蓄電設備設計の下見に来て森田さんとお話され、ご協力いただく事になりました。
これからも、はらっぱ祭り出展での共同や市民寄付を募る広報などで、トランジションタウン小金井の皆さんの一層のご協力をお願いします。(佐野)
こがでんFBページ
https://m.facebook.com/kogaden

4、ハケのぼちぼちハウス-September
2ヶ月間の夏休みを経て、久しぶりのハケぼちです。そろそろ薪ストーブも使えるかも。
今月のハケぼちは、大スクリーンを活かして映画の上映会を試みます。
上映作品は、あのフランスの話題・問題作「美しき緑の星」=衝撃作です。(笑劇作)
●美しき緑の星(90分)
これかなり前にフランスで制作され、公開されましたが、その後、実質的な上映禁止状態で、DVD発売もされていません。つまり発売・上映禁止・状態です。
○荒筋:地球より数千年進化した惑星の草原の頂で集会が行われている。
みんな他の星へは行きたがるが、地球へは誰も行きたがらない。そんな中、地球に縁のある
母親が地球行きの決心をしてみんなに別れを告げる。
それからが面白いのなんの、20回は笑えます!
これは未来のエコビレッジを彷彿とさせる映画です。超お薦め!

●ハケのぼちぼちハウス準備会Vol,19 at 学芸大・若草研究室
9月25日(金)19:00〜22:00 
参加費:軽食・お酒付き 500円(お酒・おつまみ持ち込み歓迎)
上映カンパ歓迎!(カンパは映像アーカイブに使います)
学芸大・若草研究室(facebookにMapあります)
https://www.facebook.com/hakebochi?ref=ts&fref=ts


5、よく生きる・イギリスツアー報告会(小山宮佳江さん:TT藤野/TJ、主催)

7月に藤野のヒデさん主宰のよく生きる研究所のイギリスツアーが行われました。
ヒデさんと参加者18名が、一秒一秒が大切な、出逢いと体験の場と時間を過ごしました。
その体験をシェアするための報告会が行われます。

レポートとしてはみかえさん個人のFacebookページとブログにアップしています。
膨大なレポートになりましたので、お時間あるときに少しずつみていただければありがたいです。
TTフォレス(スコットランド)、TTトットネス、TTクリスタルパレス、TTブリンクストンのトランジションタウン。エコビレッジでは、フィンドホーン、ランドマターズ。シューマッハカレッジなどを訪れました。
TTトットネスのリエコノミーをはじめ、いろいろなプロジェクトのお話しも聞いてきました。

facebook
https://www.facebook.com/mikmikae
どこでもGAIA~地球に暮らす よく生きるツアー@イギリス のカテゴリー
docodemogaia.blog.fc2.com/

いっしょに行ったメンバーとイギリス体験ツアーのシェア会を開きます。
もしも、お時間があいましたらぜひいらしてください!

★前編フィンドホーン 9月10日 18:30
東京都/大崎(大崎駅から徒歩3分)
「ウェイクアップ セミナールーム」
https://www.facebook.com/events/1646180498999335/

エコビレッジとして54年の月日が流れ、持続可能への発展途中とお話しされていましたが、想い描くトランジションした町の可能性への確信が深まった体験でした。ソフトテクノロジーとハードテクノロジーの融合。そして、自分に、他者に深くつながることを体験しました。
報告だけではなく、理解を深め、体験をみなさんとシェアしたい考えています。

★後編トットネス 9月16日 18:30
東京都/大崎(大崎駅から徒歩3分)
「ウェイクアップ セミナールーム」
https://www.facebook.com/events/1455247334803823/

トランジションタウンの発祥の地、トットネス。2005年にその活動がはじまりました。ひとつひとつのプロジェクトを丁寧に、たくさんの人が関わる事に尽 力して、地域の力を高めていく、そしてみんなで幸せな未来を描ける暮らしをしていきたいという想いが伝わってきました。ひとつひとつのストーリーがすばらしく、腑に落ちるシーンがたくさんありました。そんなプロジェクトやストーリーを共有したいと思っています。(みかえ/TT藤野)


6、TT Bar 8月
9月のTT Barは、9月3日、19:00から新小金井WESTで行います。
内容は、つながりの杜En、ハケのぼちぼちハウス、こがでん、他、各ワーキング・グループ
からの報告と提案、今年の活動案、の予定です。見学、初参加も大歓迎です。
喫茶WEST
http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm


7、動画プロファイル「Now is the Time」
約10年程前、アースデー東京の報道関係者向け発表会に行き、自分のサイト用に
撮影した素材の中から、加藤登紀子さんの歌に映像を付けてみた。
今この時がその時=変化の時である。私たちがその変化を起こす当事者なのだ。
誰かがやってくれるのではなく、自分が、あなたが自分のため、自分の子供や孫のために行動を起こすときなのだ。私たちがそれに気づき、私たちが協力すれば必ず出来るのだ。
NOW IS THE TIME
https://www.youtube.com/watch?v=HrWlot2pvAw


8、日本の伝統文化=「俳句」シリーズ
俳句は世界一短い「詩」として、庶民の芸術として、古来から親しまれてきました。
私は、2年間程、句会の幹事をしたことがあります。そして、俳句を通して、日本語の多様さ、多彩さ、奥深さを実感しました。こうした日本の伝統的な文化や智慧に触れるのも、トランンジション活動に彩りを加えるでしょう。

毎月、季語のある俳句を一句ご紹介します。みなさんからの投句も大歓迎します。

9月(長月:ながつき)は「秋の蝉」(あきのせみ)です。

◯「秋の蝉 頑張らなくて いいのです」 小林(けやき句会出典)

意訳:9月に入り秋だというのに、まだ蝉が鳴いている。どうかあまりがんばらずに(笑
楽しく、平和に、争わずに、生きてほしい。

○「戦争の 晩夏見聞きし 国会前」 か〜ま(2015/8/30投句)

意訳:国会議事堂前に、約12万人が集い、戦争法案絶対廃案を怒濤のように訴えた。
この国の政治も晩夏を迎え、いずれ現代政治の禍根として、悪しき過去の歴史となるだろう。
http://mainichi.jp/select/news/20150831k0000e040168000c.html


9、シリーズ『言霊の巣』

以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。今回はダライ・ラマの言霊です。


コトダマノス

ココハ愚者ノアソブトコロ

賢者モキタリテ アソブベシ



大和の国は 言霊の助くる国ぞ

磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ 

= わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。

万葉集(巻十三)  柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ)


『言霊の巣』テキスト−29「戦争を歴史のごみ箱へ」

現在、世界は非常な危機的状況におかれています。戦争、つまり、組織的な種類の戦いは、人類の文明の発展に伴ってきました。今や、人類の歴史、または人類の性質の本質的な部分になってしまった感さえあります。
同時に、世界は劇的な変化の真っ只中にあります。我々は、人類の問題が戦いによって解決されないことを目の当たりにしてきました。意見の相違から生じた問題は、時間をかけた対話によって解決されなければなりません。戦争によって勝者と敗者が生まれるのは間違いありませんが、それは、一時的なものに過ぎません。戦争の勝利も敗北も、長く続くことはないのです。
また、私たちは、互いに大きく依存し合う世界に暮らしているので、ある国の敗北は、その他の国々に影響を与えることは間違いありません。また、すべての国々は、直接的、または間接的に損失を被ることになるでしょう。
今日、世界は非常に狭く、お互いを助け合うことで成り立っているので、戦争という概念は、過去の遺物であり時代遅れの手段となっています。大きな流れとして、人類は常に変革と変化について議論します。旧式の因習の中では、私たちの現実にはふさわしくない多くの局面、または、偏狭さゆえに逆効果を招くような多くの局面が存在します。このような局面は、歴史のごみ箱へと追いやられてきました。そして、戦争もこのごみ箱へと追いやらねばならないのです。
不幸なことなのですが、21世紀を迎えた現在でさえも、昔の人間たちの習慣をなくすことができないでいます。この習慣とは、武力によって問題を解決することができるという信念、または確信のことです。
世界が、あらゆる種類の問題に悩まされ続けているのは、この信念が原因となっているからです。
では、私たちにできることは何なのでしょうか。 強大な権力が既に態度を固めてしまった場合、何ができるでしょうか。私たちができるのは、戦争という因習が少しずつでも終わりに近づくことを祈ることだけです。もちろん、軍事的な因習というものは、簡単に終結を迎えることはありません。しかし、このように考えていただきたいのです。流血の惨事があったとき、安全な場所を見つけ、結果として起こる過酷な運命から逃れるのは、責任ある立場におかれている権力者たちです。このような人間は、何とかして自分たちの安全を確保するでしょう。
しかし、貧しい人々、防御するすべを持たない人々、子供たち、老人、病人はどうなるでしょうか。攻撃の矢面に立たされるのは、このような人たちなのです。
武器が攻撃に使用されたとき、その結果は死と破壊です。武器は、罪人も罪無き人も区別はしません。ミサイルが一度発射されてしまえば、無実の人、貧しい人、武器を持たない人、または慈悲を必要としている人も無差別に攻撃されます。そのため、本当の敗者とは、貧しい人や防衛の手段を持たない人であり、無実の人であり、その日暮らしをする人たちなのです。

ダライ・ラマ14世

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10、編集後記
夏になって、体調をくずし、医者に診てもらったら、十二指腸潰瘍が発覚した。それからしばらく、薬漬けの日々が続いた。時を同じくして、日常的に使っていた愛用のMacの調子が悪くなり、修理に出して、ハードディスクを変えたが、完治せずに、フリーズが多発し、やがて起動もしなくなった。打つ手がないので、まあこれは休息をとれ、というサインと考えて、少し立ち止まって、いろいろ考える時間を持つことにした。人間とパソコンもシンクロニシティするのかと考えて、少し可笑しくなった。


以上、長文お読みいただきありがとうございます。

映像&編集責任者 梶間 陽一

映像作家
未来TV
ResisTV

トランジションタウン小金井 代表
http://ttkoganei.exblog.jp/
http://www.tt-koganei.com

NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事
http://www.transition-japan.net/
http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html

NPO法人こがねい市民発電(こがでん)副代表理事
https://www.facebook.com/kogaden/info?tab=page_info

トランジションタウン小金井(TTK)
~みんなで 地域力の発展へ~
~地域自給率100%の社会へ~
~石油・原発依存から自然エネルギーへ~
# by ttkoganei | 2015-09-03 09:34 | TTNews

TTK News 8月号

TTKつながりのみなさま

暑中お見舞い申し上げます。

8月といえば、花火でしょうか。真夏の花火は美しいですね。

一瞬で消えて行くのでなお美しいと感じますね。


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TransitionTown・Koganei・News 8月号

トランジションタウン小金井・ニュース(2015.8.1)

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TTKニュース

1、トランジション合宿 in 八王子報告

2、つながりの杜Enからのお知らせ

3、こがねい市民発電(こがでん)報告

4、TT Bar 8月

5、動画プロファイル「Fire Healing」「蓮のえにし」

6、何気に「俳句」登場

7、シリーズ『言霊の巣』

8、編集後記

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1、トランジション合宿 in 八王子報告

関東圏で久しぶりに行われたトランジション合宿。実は私のファシリテーター・デヴューでもありました。場所は禅東院という禅宗のお寺の普門殿という総檜造りの素晴らしい空間で、照明も凝っていて、音響的にもよく響く、マイクいらずのスペースでした。普門殿の背後には、木彫りの美しい大日如来が安置されていました。

TTたまの活動のサポートをしていただいたご縁で使わせていただくことが出来ました。参加者も直前までぎりぎりの人数でしたが、直前に駆け込みで増えて、最終的に17名の方が参加しました。今回は多彩で、年齢層も幅広く、なんと高校生、大学生から60代の方まで参加して、アットホームで楽しい雰囲気の中で予定通り、全てのプログラムを提供することができました。新しいTT仲間の誕生を心から祝福したいと思います。

TTたまのみなさんのサポートと禅東院のご協力に感謝します。


2、つながりの杜En 7月活動報告

711日(土)田んぼの草刈りを行いました。

みなさま、暑い中ご参加いただきありがとうございました。

7月、8月は、草刈り、水入れが中心になります。

お時間がある方、草刈り、水入れ、ご協力よろしくお願いします。

<今後の予定>

89日(日)930分~

89日(日)は、草刈りした草を染料に使用した染物ワークショップを開催します。

913日(日)大豆の生育状況により別途決定

<Facebook イベントページより抜粋>

https://www.facebook.com/events/420509471470930/

89日(日曜日)930分~

今回は、田んぼの草刈り&染物づくりをします

草刈りをした草を染料として使用し、手ぬぐいを作ります

草もしっかりと再利用します

世界にたった一つだけの手ぬぐいを作ってみませんか?

【開催日時】:89(日)930分~(受付915分~)

*終了時刻は、1430分を予定しておりますが、前後する場合がございますので

ご了承ください

*雨天中止です

【集合場所】:小金井市 東京学芸大学内 若草研究室前

【開催内容】:草刈り&染物づくり

【参加費】:無料(染物を作られる方は、手ぬぐい1枚につき材料費500円が別途かかります)

*昼食をご持参ください。(近くにコンビニも有り)

【準備するもの】:軍手

田んぼの中に入れる方は、長靴をご用意ください(裸足も可)

お箸(継続して使用できるマイ箸をご持参いただければと思います)

トンカチをお持ちの方はご持参ください(染物に使用します)

【当日の緊急連絡先】

清水(てる)の携帯電話:090-5559-5398

<今後の予定>

913日(日):もしかしたら、枝豆の収穫ができるかも?

生育状況により変更される場合があります

よろしくお願いします。てる


3、NPO法人こがねい市民発電(こがでん)報告

来年3・11の「また明日発電所」づくりに向けて、7月13日夜、

NPO法人「地域の寄り合い所 また明日」で作戦会議を開催しました。

これから寄付集めにまい進いたします。


7月29日には、東京学芸大の環境プロダクト系研究室(鉄矢悦朗先生)で、プレゼンを行いました。こがねい市民発電のロゴやリーフレットづくりに学生2人が協力してくれることになりました。うれしい限りです。


8月は4日(火)に定例の理事・コアメンバーミーティングを開催します

ここで事業スキームや税務負担の問題について確認する予定です。



4、TT Bar 8月

8月のTT Barは、8月6日、19:00から新小金井WESTで行います。

内容は、つながりの杜En、ハケのぼちぼちハウス、こがでん、他、各ワーキング・グループからの報告と提案、今年の活動案、の予定です。見学、初参加も大歓迎です。

喫茶WEST

http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm



5、動画プロファイル「Fire Healing」

ヒーリング&メディテーション・シリーズの花火篇です。


夏の風物詩、私たちがこよなく愛す「花火」は火の芸術である。

人の手でかくも美しいものが作れるのかとわれを忘れる。

激しく燃え散る“火”なのに、清涼であって、聖なるものを感じる。

太古の宇宙生成の記憶を甦らせるのかもしれない。

Music by PLAMATO /Camera & Directed by Karma


ロケーション・データ:東京湾大花火/埼玉県花火大会の

花火を撮影して、70%、80%、90%、100%のスロー再生で

ハイライトを編集して、音楽とリンクしたもの。


Fire Healing(ダイジェスト:3’00”)

http://youtu.be/YI1e74HdCOU


夏休みのおまけ!

蓮のえにし(ダイジェスト:3’00”)

http://youtu.be/WJbNjUD421E


蓮は浄化の象徴、ナノレベルで汚れをはじく。

また、どろの中に美しく咲き、根は蓮根でつながっている。

まるでトランジション・タウンのように。私たちは“蓮のえにしだ。


ロケーション・データ:行田市:古代はすの里。40種類以上の蓮が咲く。

蓮の花はわずか4日の命。初日はさっと開いてつぼむ。2日目も開いてまたつぼむ。3日目には優雅に咲ききる、開ききる。そして4日目には大輪の花びらをすべて散らす。蓮の花が咲く時、かすかな音がするらしい。(私はまだ聞いたことがないが)



6、日本の伝統文化=「俳句」シリーズ


俳句は世界一短い「詩」として、庶民の芸術として、古来から親しまれてきました。私は、2年間程、句会の幹事をしたことがあります。そして、俳句を通して、日本語の多様さ、多彩さ、奥深さを実感しました。こうした日本の伝統的な文化や智慧に触れるのも、トランンジション活動に彩りを加えるでしょう。


毎月、季語のある俳句を一句ご紹介します。みなさんからの投句も大歓迎します。


8月(葉月:はづき)は「夏燕」(なつつばめ)です。


◯「夏燕 二十二の兄 征きしまま」 江本(けやき句会出典)


意訳:夏の燕を見るたびに思い出すのは、22歳で出征して、そのまま帰らぬ身となった兄のことであった。太平洋戦争の惨禍は見つめれば身近にあるものである。



7、シリーズ『言霊の巣』


以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。今回はイルカの言霊です。



コトダマノス


ココハ愚者ノアソブトコロ


賢者モキタリテ アソブベシ




大和の国は 言霊の助くる国ぞ


磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ 


= わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。


万葉集(巻十三)  柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ)



『言霊の巣』テキスト−28 「すべてのことには意味がある


「すべてのことには意味がある。意味のないことなど一つもない。」このイルカからのメッセージは、考えれば考えるほど奥深さを感じさせられる。ユングも共時性の話の中で、偶然なんていうのはないと言っている。共時性というのは、簡単に言うと、たとえば酒場でしばらく会っていない友人の噂話をしていると、何の前触れもなくその噂の当人が現れたり、知り合いのことをふと思ったときに、その当人から電話がかかってきたりするような現象をいう。遠く離れたところで、同時に同じことが進行している現象のことである。これをユングは集合的無意識で説明している。人間は魂のレベルではつながっているので、ある場所である人が意識したことが、同じ時間に遠く離れた場所でまったく違う人が意識したとしても不思議でも何でもないのである。

そして、そういった共時性が働くということは、何か意味があってのことなのだ。人と人との出会いなど、まさに共時性の凝縮されたものだろう。

人生を変えるような出会いは、まずすべてが偶然から生まれてきているはずである。その偶然は、集合的無意識のレベルで何か力が働いたからこそ、現象として現れてきているのである。


イルカが人を癒す  小原田泰久(KKベストセラーズ)


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8、編集後記

トランジション合宿で一番印象的だったのが、やはり若い人たちの参加だった。

大学生のカップルは、就活前に自分の進むべき道を探すために参加したと言った。今のメインストリームに疑問を持ち、オルタナティブな道を探している頼もしい若者たちだった。そしてTTたまの中心メンバーのBさんの高校生の娘さんも、また実にしっかりとした若者で、初の親子参加で、みんなにほのかな刺激と微笑みを与えていた。彼女の終了時の感想は、私たち若者が当事者だと思う、トランジション活動は大人が考えたものなので、これから自分達に合った方法を模索していきたい、と語って、私たち大人をびっくりさせた。本当にそうなのだ。彼らこそが未来の当事者で、この社会から、もっとも長く、もっとも深く、人生に重大な影響を受けるのだから。トランジション・ユースとでもいうべき新しい世代の台頭に、私もうれしい驚きと喜びを味わった。




以上、長文お読みいただきありがとうございます。


映像&編集責任者 梶間 陽一


映像作家

未来TV

ResisTV


トランジションタウン小金井 代表

http://ttkoganei.exblog.jp/

http://www.tt-koganei.com


NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事

http://www.transition-japan.net/

http://transitionjapan.cocolog-nifty.com/blog/thetransitiontv.html


# by ttkoganei | 2015-08-09 15:57 | TTNews

TTK News 7月号

楽しくつながるみなさん


気がついたら7月、もう夏ですね。夏バテに負けずに夏を楽しみましょう!


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TransitionTown・Koganei・News 7月号

トランジションタウン小金井・ニュース(2015.7.1)

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TTKニュース

1、ラジオ寺子屋プロジェクト

2、つながりの杜Enからのお知らせ

3、こがねい市民発電(こがでん)報告

4、TT Bar 7月(※変更有り)

5、映画「日本と原発」上映会

6、ハケのぼちぼちハウス準備会Vol.18、吉田俊郎さん(TT南阿蘇)交流会報告

7、動画プロファイル「TT鎌倉デジタル・デトックス・ツアー」

8、何気に「俳句」登場

9、シリーズ『言霊の巣』

10、編集後記

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1、LiLiさんが企画運営している伝説のインターネット・ラジオ講座

『ラジオ寺子屋』がトランジションタウン小金井を取材しました。


TT鎌倉の宇治さんも一緒に楽しいTTトークを交わしました。ぜひお聞き下さい。

◯トランジションタウンというつながり方 Vol,2 トランジションタウン小金井

https://www.facebook.com/terakoya2015/photos/a.1613756032181209.1073741828.1600804780143001/1679908452232633/?type=1&theater


2、つながりの杜En 6月活動報告

月14日(日)田植えを行いました。子ども連れ家族を含め、20名を超える方にご参加いただき、楽しく無事に終了しました。

6月28日(日)田んぼの畔に大豆の種を蒔きました。

12名の方にご参加いただきました。暑い中、ありがとうございました。

<今後の予定>

711日(土)930分~

89日(日)930分~

913日(日)大豆の生育状況により別途決定

89日(日)は、草刈りした草を染料に使用した染物ワークショップを開催します。てぬぐいが綺麗に染物になります。

山口さんに講師をお願いしております。詳細は別途告知します。

7月、8月は、草刈り、水入れが中心になります。

お時間がある方、個々の作業もよろしくお願いします。てる

https://www.facebook.com/tsunagarinomorien?ref=ts&fref=ts



3、NPO法人こがねい市民発電(こがでん)報告

6月13日に総会を開催。ひとつの屋根の下で「地域の寄り合い所・保育所・認知症のお年寄り向けデイサービス」を運営するNPO法人「地域寄り合い所 また明日」(貫井南町4丁目)の、その屋根に太陽光発電システムを設置する「また明日発電所プロジェクト」が承認されました。


自然エネルギーを地域で広げつつ、災害時でのエネルギー確保を実現するものです。来年3月11日の点灯式を目指して、プロジェクトが本格化します。多くの市民から資金を募り、「みんなの発電所」にしたいと考えています。ご理解・ご協力をお願いします。

https://www.facebook.com/kogaden?ref=ts&fref=ts



4、TT Bar 7月(※TT合宿準備のため変更有り)

7月のTT Barは、第二週7月10日(金)、19:00から新小金井WESTで行います。

内容は、つながりの杜En、ハケのぼちぼちハウス、こがでん、他、各ワーキング・グループからの報告と提案、今年の活動案、の予定です。見学、初参加も大歓迎です。

喫茶WEST

http://www.koganei-s.or.jp/tenpo/0037/index.htm



5、映画「日本と原発」上映会


この映画、ぜひお薦めです。かなりのインパクトあります。3.11の後、実際になにが起きていたのか? リアルに正確に伝えています。

そしてその後の原発を廻る社会の動きを司法の現場に身を置く弁護士としての視点から、鋭く、時に優しく、描ききった力作だと思います。

ラストの日本の原発プレビューは、これを見納めにしたいです。


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映画 「日本と原発」

http://www.nihontogenpatsu.com/

2015年7月18日(土)小金井 宮地楽器ホール(市民交流センター) 小ホールにて

午前の部 午前9時25分より

夜の部 午後7時00分より 夜の部の上映終了後、河合弘之監督のお話(15分間)があります。


前売り 800円、当日券 1000 宮地楽器ホール 2階事務室ほかで発売中

ペアチケット1200 取り扱いは実行委員会への直接予約のみ

※午前の部のみ保育あり(要予約、無料)


後援/小金井市教育委員会、子どもと未来を守る小金井会議、脱原発をめざす首長会議


この上映会の実施にあたっては、こがねいピースファンドからの助成を受けています


ご予約・お問い合せ ℡042-387-1662 「日本と原発」小金井上映会実行委員会 (受付は毎日午前10時から午後5時まで)



6、ハケのぼちぼちハウス準備会Vol.18、吉田俊郎さん(TT南阿蘇)交流会報告


6月23日(火)19:00から、TT南阿蘇から吉田俊郎さんをお迎えして、交流会を行いました。TT活動にいたる道筋や南阿蘇に移住するまでのストーリーなどをお聞きして興味深い交流会となりました。TT活動のひとつの目標として、地元の若者がUターンで戻ってくるような魅力的な地域にしたい、という言葉が心に深く響きました。



7、動画プロファイル「TT鎌倉デジタル・デトックス・ツアー」


TT鎌倉のプロデュースするデジタル・デトックス・ツアー! 中毒になったスマホを一旦捨てて、五感を研ぎ澄まして出かける、超アナログで自然大満喫のツアーのドキュメンタリーです。


デジタル・デトックス・ツアー(12分38秒)

http://youtu.be/hXm5agqcqPQ


そして電磁波といえば史上最大の電磁波の影響があるJRリニア中央新幹線の問題映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=u-cLZ2m6324



8、日本の伝統文化=「俳句」シリーズ


俳句は世界一短い「詩」として、庶民の芸術として、古来から親しまれてきました。

私は、2年間程、句会の幹事をしたことがあります。そして、俳句を通して、日本語の多様さ、多彩さ、奥深さを実感しました。こうした日本の伝統的な文化や智慧に触れるのも、トランンジション活動に彩りを加えるでしょう。


毎月、季語のある俳句を一句ご紹介します。みなさんからの投句も大歓迎します。


7月(文月:ふみづき)は「夕焼け」(ゆうやけ)です。


◯「夕焼けの まだ力あり 能登の海」 江本(けやき句会出典)


意訳:能登の海に日が沈みかけて、美しい夕焼けになっているが、その日差しはなお力強く輝きを放っている。(=老いてますます盛んの身の暗喩か)



9、シリーズ『言霊の巣』


以前からTTK MLには流していたテキスト名文集、『言霊の巣』ですが、これは実は私が約30年以上かけて集めた言霊テキスト全集です。友人が集めたものも含めて100点以上の選りすぐりのコトダマが登場します。みなさんの感想もぜひお聞かせ下さい。今回はダライ・ラマ14世の言霊です。



コトダマノス


ココハ愚者ノアソブトコロ


賢者モキタリテ アソブベシ




大和の国は 言霊の助くる国ぞ


磯城島(しきしま)の大和の国は 言霊の助くる国ぞ 真幸(まさき)くありこそ 


= わが日本の国はコトダマが人を助ける国です。どうかみなさんお幸せに。


万葉集(巻十三)  柿本 人麻呂(カキノモトノ ヒトマロ)



『言霊の巣』テキスト−27 「人類の普遍的責任


新しい千年紀の夜明けは、人類に普遍的責任(Universal Responsibility)という新しい意識の必要性をもたらすでしょう。私達は私達の幸福にだけ責任があるのではないのです。

この地球のあらゆる生きとし生けるものと、私達は密接に関係しあい、影響しあっているのです。相互依存の摂理です。

私達は今、国家・民族・イデオロギー・宗教間の壁を打ち破る機会を与えられています。これらの狭いとらわれが、どれだけ破壊しあい傷つけあってきたことか、

そして世界はひとつの家族という精神を押しつぶしてきたことでしょうか。

私達は今こそ、平和と調和、希望と勇気、再生と責任という力を呼び起こしてゆかねばならないのです。 ダライ・ラマ 14世


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10、編集後記

6月最後の日曜日、品川に半農半Xの塩見氏、パーマカルチャー・センター・ジャパンの設楽氏、トランジション・ジャパンの吉田俊郎氏が顔を揃えた。初の顔合わせは、約90名の参加者とともに熱い語らいの場を育んだ。その中からいくつか印象的な言葉を抜粋してみる。

◯交響体=新しい公共の概念 ◯地元の若い人が戻ってくる魅力的な地域 ◯コミュニティーをいかに一人一人の中に内在化してゆくか ◯絶対的な安心感。困った時に誰かが助けてくれる安心感。 ◯都会でも田舎でも、静けさと賑わいが必要。◯全ての人を受け入れること。

◯これからの理想の生き方=百姓+天職=百一姓

◯今やっていることをやり続ける。社会が変わるかは分らないが社会はそれを見ている。


3つの潮流が重ね合わさって、大きなウェーブ=次代の本流となることを願いたい。


https://www.facebook.com/events/1571549339785270/



以上、長文お読みいただきありがとうございます。


映像&編集責任者 梶間 陽一


映像作家

未来TV

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トランジションタウン小金井 代表

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NPO法人トランジション・ジャパン副代表理事

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# by ttkoganei | 2015-07-03 07:14 | TTNews